2016年08月17日

台湾親子留学 終わってみての感想編

日本に戻ってきて二日。まだまだ心も身体も台北に置いてきたような感覚があるものの、少しずつ日常生活に復帰しつつある研究員Aと所長(9歳)。記憶が薄れてしまわないうちに、台湾親子留学を終えて、の感想を書いてしまおうかと思う。

【学校は楽しい!】
いやもう、これは何度言っても言い尽くせない。出会った人すべてが素敵だったし、勉強もものすごくためになった。宿題は大変だし、所長の相手や日常の何やかやとの両立は大変だったけど、それを超えて余りある素晴らしい体験だった。

当たり前だけど、学生に戻るのは久しぶり。学生でいることの贅沢さ、悦楽に心から感謝できるのも、年をとったからこそ。中国語学習という点ではもちろん、それを超えていろんな点で、これからの私を支えてくれる、後押ししてくれる体験になったと思う。

学校の窓からいつも見ていた風景。

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【子どもはすごい!】
行くまでは、いや行ってからも、「大丈夫なのかしら?」とずっとドキドキだった所長のサマースクール参加。結果から言うと、何の問題もなかった。余裕すぎて「授業が簡単すぎてつまんなかった〜」と文句を言うくらい。

何度も書いたが、クラスの中で日本語を話すのは所長一人。他は全員、英語を話す子供たち。学校のスタッフは中国語がメイン。完全にアウェイだったはずだが、ちゃんと自分の居場所を見つけ、できることをやり、みんなに認められ、お友達を作って、楽しい時間を過ごしていた。

いつもとは違う仲間と、いつもと同じ楽しい時間を過ごした経験は、所長にとって自信になったように思う。積極的に中国語を口に出すようになったし、英語や中国語をもっと勉強したいと言うようになった。なんだか見えてる世界がぐんと広がったみたい。

9歳の力ってすごいなあ。見てる私が感心してばかりの毎日だった。そんな所長の底力に気づけたのは、今回の収穫の一つ。

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【日常は大事】
今まで何度も旅行で行ったことはあるものの、初めて長期にわたって「住んで」みた台北。いつもと違う風景を見れたこと、感じられたことがすごく面白かった。

特に今回は、毎日、二人とも学校があったから、特別な場所には行かず、特別なこともせず。二人で毎日同じようなところをウロウロしていた。でも、毎日ウロウロしているうちに、おいしいお店が見つかったり、店主さんと言葉を交わすようになったり。発音が悪くてむっとされたりもしたけど、オロオロしていると通りがかりの人に親切にしてもらったり。

学校でも最初はよそよそしかったクラスメートとだんだん打ち解けていって、彼氏の写真を見せてもらったり、中国語学習の苦労話をしたり、将来の悩みを聞いたり、仕事の苦労話を聞いてもらったり。

そんな風に、いつもとは違う場所で、いつもと同じ日常を送ろうとしていると、毎日を大切に生きるって大事だなあ、とか思ったりした。だって、きちんと人に接していれば、きちんと答えは返ってくる。返ってきたものに、きちんと応えれば明日につながる。その繰り返し。毎日の当たり前を大事に、感謝して、きちんと生きる。それはどこであっても大事なんだなあと。

普通のことなんだけど、日本の慌ただしい毎日ではなかなか目が向かないこと。でも、場所を変えてみたらこそ、そんな「当たり前」が今回は見えた気がする。

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いつも旅で行く台湾は「ハレ」の場。日常から離れて、日常を忘れて、ぱーっと華やぐ毎日。だから日本に帰ってくると落ち込んで、台湾が恋しくなったりしていた。

でも、今回の台湾滞在は、いつもよりずっと「日常」と地続きな日々。だから、今回台湾で感じたことを、日本の日常につなげるのが今の私の課題。台湾で毎日感じていたわくわくや感謝は、たぶん私の日本の日常にもつながっている。あそこでもらったものを糧に、もっと日本でわくわく、感謝して生きたい! そう思えるようになったのが、今回の留学の最大の収穫。

こんな感じで台湾親子留学。本当にすばらしい体験だった。少なくとも私にとっては。所長にとっても楽しい経験だったように見えるけど、本当のところは分からない。だから、それは所長がもうちょっと大きくなってから総括してくれるのを気長に待ちたいと思う。

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2016年08月16日

台湾親子留学24日目 さよなら、台北

台北にて親子留学24日目。とうとう最終日。まるで実感が湧かぬままに起床。昼にはこの宿舎を出て、夜には日本にいるんだって。この「日常」が終わるんだって。ちっとも実感がない。

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【今日の所長】
最終日ということが、やっぱりぴんと来てない所長。「台湾の生活に慣れすぎちゃった〜」とか余裕な発言。確かに街を歩いていても、変な緊張感がない。ごく普通に、家の近所を歩いている時と同じリラックスした顔、言葉、行動。周りから見たら台湾の子に見えるかな?

宿舎から空港まではタクシー。偶然なのだけれど、タクシーはいつも学校に行く時に乗ったバスと同じルートを通った。「ああ、あの建物だ!」「次の停留所はあそこ!」所長はずっと嬉しそうに声を上げていたのだけれど、あの角を曲がればすぐに学校という交差点をタクシーは直進。ちらっと見えた建物に向かって「所長の学校〜! 所長の学校〜!」とちょっと嬉しそうに、ちょっと切なそうに声をあげていた。

所長にとっても、この3週間は特別なものだったらしい。新しい仲間と新しい体験、新しい知識。いろいろあったと思うのだけど、所長はいつでも全力でその時々を楽しもうとしていた。いつも前向きな所長が、サマースクールが終わってしまったことに触れる時だけは、ちょっと寂しそう。きっと所長にとっても掛け替えのない時間だったんだろう。

その時間がもう戻らないのは切ないね。でもそれだけ素敵な時間が過ごせたことはきっと所長の宝物になるよ。宝物を大事にしていたら、いつかきっと素敵な大人になれると思うよ。だから大事にしようね。ずっとずっと。

【今日の研究員A】
宿舎を昼前にチェックアウトして、昨日は休みだった本屋さん、南天書局(台北市大安區羅斯福路三段283巷14弄14號1樓、公式サイトFacebook)へ。

こちらの書店、昨日行った台湾e店と同じく台湾関係に特化している。でも、台湾e店は幅広いジャンルに対応しているのに対し、南天書局は学術書が中心。狭い店舗が台湾研究の見取り図みたいになってて、とても面白かった。

台湾研究もこうして並べてみるると、厚みがある領域とそうでないところがはっきり分かるなとか、自分の興味のある領域はニッチなのかな、とかいろいろ考える。書棚と対話しながら思索を巡らせるのは本当に楽しい。

今回は中国語の勉強が大変すぎて、図書館や本屋に行く余裕がまったくなかった。もし「次」があるのならば、学校には通わず、かわりに図書館や本屋にこもりきりっていうのもいいかな、と思う。もう少し台湾の深いところ、掘ってみたいな。

今回、台湾で「日常」を送ってみたからこそ思うこと。所長ほどではないけれど、私の中にも確実に変化は起きている。ありがとう台北。ありがとう私と出会ってくれたみんな。そして、ブログやSNSを見てくれるみなさん。夢のような三週間でした。所長と同じく、私にとっても一生忘れられない宝物になりそうです。

【今日の研究員B】
今日は前日買えなかった「台大鮮奶(台大牛乳)」を求めて、苦手な朝に頑張って起きて、所長と一緒に台湾大学の「農產品展示中心(舟山店)」に朝7時半に向かう。行列ができていたけど、めでたく買えた! 大瓶と小瓶(瓶といってもプラスチック容器ですが)があったけど、帰国日ということもあって小瓶(250cc・23元)を2本購入。その場で飲みたくなったのを我慢して、急いで宿舎に帰って飲むことに。

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濃い! うまい! もうシンプルに、ただただ濃くておいしい牛乳。滞在初日ぐらいから、朝に大瓶を買いに行って毎日飲めばよかったと大反省。前日食べたアイスも含め、今度機会があったらもっと満喫しようと決意。

【おまけ】
今日の朝食は「hi, 日楞 Ryou Caf'e」(台北市大安區浦城街24-1號、Facebook)にて。今回の滞在、初めての朝食を食べに所長と二人で行ったカフェ。前に来た時もおいしいな、と思ったけど、3週間台北のご飯を食べ続けた後だと、ここがいかにハイグレードだったかを思い知らされる。

素材そのもののおいしさと、丁寧に愛情を持って作られた料理。上辺のオシャレさを追求するのではなく、きちんと地に足をつけて、食材を作った人と食べる人のことを思いながら作った食事。

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台湾の基準からすると決して安くはない価格。でも、それだけの中身のある素敵なカフェ。食べ終わって、ごちそうさまでした、といろんなものに感謝する気持ちになる。

昼食は、ここも3人一緒では初訪問の「鳳城燒臘百合店」(台北市大安區羅斯福路三段283巷6號)。

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朝ごはんが遅かったし、外は暑かったしで、全然食欲がなく、少な目に注文。しかし、一口食べた瞬間に、「食べられるかも?」「お腹空いていたかも!」と言い出す研究員Aと所長。恐るべし、鳳城燒臘の魔力。結局、追加注文してきっちり3人前食べた。ごちそうさま。

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2016年08月14日

台湾親子留学23日目 とうとう帰国前日

台北にて親子留学23日目。とうとう明日は帰国日。

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毎晩ブログを書く時、一番最初に滞在日数を書く。でもある時から、書いてる数字に実感が持てなくなった。こんな日数経ったの? そんなにいたっけ? 一昨日ぐらいに来た感じなんだけど? 毎日毎日そう思いながら、日数だけが積み重なっていく。ほんとにあっという間だった。明日帰国なんて信じられない。

こちらでの生活が日常になってしまったのは所長(9歳)も同じ。「日本でどうしてたか忘れちゃったー」とか言っている。お家に帰れるのはもちろん嬉しい。でもこちらでの「特別」な生活がなくなってしまうのはちょっと残念。そんな感じ。日本に帰ったら、果物ジュースも、夜市も、プールも、なくなっちゃうもんね。

【今日の所長】
暑い日だったので、外に出ると3分で不機嫌に。「今日は部屋でテレビを見たい」とか腑抜けたことを言う。荷造りもあったので、宿舎で過ごす時間が多かったのは、むしろ好都合だったみたい。

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やっぱり3週間もこちらにいると、荷造りもいつもより面倒。書類関係を仕分けたり、滞在中に増えた細々した雑貨を整理したり。特に所長の雑物は増加っぷりが半端でなく、はっぱをかけながら荷造り。

そんな中でも、格段に中国語を口に出すことが多くなった所長。遠足で手作りしてきた靴下をしまいなさいーと怒ったら、「我不喜歡我的襪子(自分の靴下、嫌い〜)」と言ったり。「これカバンに入れて」と言ったら「放在我的包包裡〜(カバンの中に入れる〜)」と言い返したり。

学校にいる時は特段、進歩なしと思っていた所長の中国語。街に出てみると、けっこう使えるのでびっくり。昨日、誠品書店に行った時は、隣の子が言ってることを研究員Bに訳してやっていたらしいし。私と一緒の時は、書棚にある本のタイトルをがんがん読み上げていたし。一人でトイレに行った時に「親子トイレを使ってもいいよ」と清掃員のおばさんに言われたのを、理解できたらしいし。

やっぱり3週間ってすごいかも! 子どもってすごいかも! 帰国前日にしてやや感動の研究員A。3週間後にはすべて忘れている…とかじゃないといいなあ。

【今日の研究員A】
午前中、所長と研究員Bが夏休みの自由研究用に写真撮影に行った隙に、研究員Bに勧められた本屋をのぞきに。行ったのは台灣e店(台北市大安區新生南路三段76巷6號1樓、公式サイトFacebook台北ナビ)と唐山書店(台北市大安區羅斯福路三段333巷9號、公式ブログFacebook)。特に、台湾関係の本を幅広く揃えている台灣e店は面白くて、隈なく歩き回って気になる本をじっくり読んだり。無限に時間を過ごしてしまう。

悩みに悩んで一冊選び、精算の時に「クレジットカード使えますか?」と聞いたら「大丈夫ですよ」というので、「それならもう一冊」と台東の本を足す。そしたら、店主のおじいさんに「台東好きなの?」と聞かれる。「まだ行ったことがないんです。でも次に台湾に行った時には行きたくて。どうですか?」と聞くと「おもしろいよ。海辺をサイクリングしたりね。きれいなところがいっぱいある」と色々教えてくれる。

こちらの書店、入店した時は入口にしか電気がついておらず、扇風機だけ。私が見ていたらあ、明かりとクーラーをつけてくれた。しばらく店にいたけど客はずっと私だけ。でもずーっと放っておいてくれて、最後だけそっと一言かけてくれる優しさに、なんだかほっこり。幸せな気持ちで店を出た。

所長と一緒だと、なかなかじっくり本を見られない。本屋で本気で本と向かい合えたのは、久しぶり。すごく贅沢な時間だった。帰国前日のご褒美。嬉しいな。

【今日の研究員B】
本屋から戻ってきたAと入れ替わりに出て、到着翌日にも訪れた台湾大学の図書館に再度訪問。事前にあたりをつけていた資料をばばばっとコピーし、続いてバスに乗って移動した先は、「小白兔唱片」(台北市大安區浦城街21巷1-1號、公式サイトFacebook)。台湾インディーズシーンの重要拠点でもありCDショップでもあるこの場所、ここも実は、今回の滞在での「長年行けずにいたスポットをついに訪問」の一つ。そう、恥ずかしながらここに来たのは初めて。なぜかこれまでタイミングが合わず、ついに来ることができて本当に本当に本当に感慨深い。

日曜の昼過ぎ、開店して間もない時間には他の客もなく、一人でじろじろCDを見ていると、店のスタッフの方が話しかけてきてくれる。よれよれながら中国語よりはまだましな英語でお話ししたが、大変親切に多々試聴させてくれて本当にありがたい。しかしこういうときに、「自分がどういう音楽が好きか・探しているか」を説明するのは難しい。特に自分はわりとジャンルにこだわりなく聴くので、ピンと来るかどうかとしか言いようがないので。まあ、これに限らず言語化するのは全般に苦手なのですが…。
ずっとずっと店にいたかったけど、後述の「おまけ」の予定が迫っていたので、3枚ほどCDを購入して退出。ぜひまた来よう! 後に予定がないときに!

【おまけ】
暑かったけど、午後3時から「台大鮮奶(台大牛乳)」が売り出しとの噂を牛乳好きの研究員Bが聞きつけ、台湾大学の「農產品展示中心(舟山店)」へ。ところが、日曜午後はまさかの販売なし。かわりに、前回、研究員Bが来た時は売り切れだったという台大アイス(冰淇淋、花生冰棒、紅豆冰棒。冰淇淋三明治はなかった)を。

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私はピーナツアイスを食べたけど、素朴で濃厚なピーナツミルク味、でも後味さっぱり、なバランスがとても良かった。逆に、研究員Bのアイスは濃厚過ぎて今一つ。「これは牛乳愛が試される味だな」と研究員Bは満面の笑顔で言ってたけど。牛乳好きな方、ぜひどうぞ。(B追記:Aはこんなことを言っていますが、冰淇淋、激ウマです。牛乳好きならぜひ!)

ちなみに、こちらの農產品展示中心。けっこう面白い品物が置いてあるので、お土産探しにもお勧め。台大ブランドの各種ティーバック(1箱25個入り)150元とか、ちょっとした話の種にいいんでない?と思ったり。

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他にも、調味料とかお菓子とか、冷凍食品まで各地から取り寄せられたちょっと面白い、おいしそうな物、いろいろ。近くに行った方はのぞいてみると面白いかも。

posted by 研究員A at 23:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | 台北親子留学2016 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

台湾親子留学22日目 お休みの一日

台北にて親子留学22日目……といっても、昨日ですべて所長(9歳)とAの受講していた授業は終わったので、留学自体は終了、今日からは完全にオフ。

だからというわけではないのですが、21日間ブログを更新してきたAに代わり、今日はBが担当します。読みにくくなりますがご容赦を。

ようやく完全にお休みになり、みんなゆっくり寝坊……と思ったら、どうも寝坊したのは自分だけだったようで(!)、自分のせいで一日のスタートが大幅に遅い時間に。すみませんすみません。

しかし出遅れたことで、運良く「水花園有機農夫市集」(毎週土曜に自來水園區水霧花園(台北市中正區思源街1號)で開催:公式サイトFacebook)がちょうど始まったところに通りかかることに。8日目のエントリで紹介されている「火龍果ジュース」を、Aと所長がぜひ飲めというので飲んでみる。これが!!ほんとに!!うまい!!! まさしく目の覚めるおいしさ、今回の滞在での果物関係で間違いなくトップの衝撃。いやほんと、機会があればぜひ飲んでいただきたい、強力推薦の味でした。

その後はるばるブランチのために訪れたのは、「世界豆漿大王 永和原創店」(新北市永和區永和路二段284號、Facebook台北ナビ)。「永和豆漿」という名前の店は台湾のあちこちで見かけますが、その由来(ネタ元?)はこの店。台湾の豆漿のパイオニアであると言われています。MRT頂溪駅の徒歩圏内という、なかなか来る機会がないエリアでしたが、思い切って訪れてみました。

ここの一番の特徴は、豆漿にちょっとだけ焦げたフレーバーが感じられる点。飲んでいるうちに慣れる程度ではあるのですが、所長はちょっと戸惑っていました。全体として、シンプルにおいしいものも多々あるのですが、「世界」という名前のイメージほど「普遍的」で「洗練された」ものではなく、焦げたフレーバーのように、むしろ独特の個性がある店だと感じました。英語や日本語の表記もある店内ながら、いろんな意味で「ローカル」な味わいがあることこそが印象に残りました。画像は、冰豆漿・冰豆米漿(豆漿と米漿のブレンド)・鹹豆漿(いずれも25元)。

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その後はさらに移動して、なぜかカルフールに行ったり、台湾博物館に行ったり(以前Aが紹介した、この博物館のピンバッジを求めて行ったのだけど、お目当ての虎のピンバッジは残念ながら売り切れ)。台湾博物館のまわりには、いいスポットなのか、ポケモンGOをやっている人がいっぱいでした。

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次はMRTで市政府駅まで移動し、誠品信義で一服後、書店各フロアをうろうろ。おみやげやら雑誌やらを買い込む。買い物終了後、Aと所長は宿舎に戻り、Bは隣の統一時代百貨店に移動。2階の広場で行われている、『Dear鄰客夏日野餐趣』というイベントの一環のライブを観に行く。この日は、吳汶芳・謝震廷・Flux・旺福の4組が出演予定だったけど、後に約束があったので、最初に登場した吳汶芳のステージの一部のみを観る。

4年前にDouble 2 樂團をブログで紹介した時以来、そのメンバーだった吳汶芳と謝震廷には注目していたけど、その二人がどちらも立派なソロのシンガーとなり、続けてステージに登場するというのは、個人的に大変感慨深い。できれば二人とも生の声を聴きたかったけど、残念ながら吳汶芳の途中で離脱。でも、吳汶芳の気持ちの良い爽やかな歌声を聴けたのでよしとしましょう。

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その後は移動してAや所長と合流し、ちょうど台湾に旅行でやってきていた所長の仲良しの友達一家と一緒に夕食。会場は、16日目のエントリで紹介した、「維綸麵食館」(台北市中正區汀州路三段279號)。いろいろ頼むが、やはりここはおいしく、みな満足。所長は食事以上に、久々に友達に会えたことに大喜び。夕食の後は、前日に続き景美夜市へ。お友達一家は既に台北市内の夜市は経験済みだったけど、景美夜市のローカル感の強さはやはり印象に残ったみたいで、子どもたちも席数いっぱいの夜市ゲームに喜んでいました。

というわけで、ようやく完全に観光客っぽい一日でした。所長とAは長い滞在だったので、早々に帰国する案もあったのだけど、いろいろ経緯があり、もう少しだけ台湾に滞在することにしたのですが、結果的によかった気が。もう一日だけ、リラックスした時間を台北で過ごそうと思います。
タグ:吳汶芳
posted by 研究員B at 01:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 台北親子留学2016 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月13日

台湾親子留学21日目 涙の学校終了日

台北にて親子留学21日目。今日は学校最終日。「嬉しくもなければ、悲しくもない」とクールなことを言っていた所長(9歳)。昨日の夜はなかなか寝付かず、寝ても眠りが浅く、ちゃんと寝入ったのが11時くらい。いつもは9時に寝ているから、ずいぶんと遅い。

昨日は昼寝をしたからかもしれない。でも「明日でおしまい」ということで、微妙に神経が高ぶっていたみたい。所長は所長なりに、「最終日」に向けて緊張しているのかも。しかし、こんなに睡眠不足で大丈夫か。不安を覚えながら今日を迎える。

【今日の所長(9歳)】
今日は学校最終日。午前中は、高学年クラスと低学年クラスに分かれて修了式。修了式と言ってもセレモニーではなく、各クラスが成果発表をかねて出し物をやる。先にやってた高学年クラスをのぞいたら、周杰倫(ジェイ・チョウ)の「聽媽媽的話」を女の子3人で歌ったりしていた。

「聽媽媽的話」ってこんな曲です。



ラップ部分はグタグタだったが、メロディー部分で「我愛媽媽因爲她保護我(ママが大好き。だって私を守ってくれるから)」「我愛媽媽因爲她愛我(ママが大好き。だって私を愛してくれるから)」と子供たちが言い始めると、目頭をぬぐうママさん続出。無関係な私も泣きそうになる。

低学年クラスの修了式は、私自身の授業と丸かぶり。先生に許可をもらって、途中退出して会場に駆けつける。

所長は初歩クラスなので、一番最初の発表。ちょうど12人いるクラスメートが一人ずつ十二支を担当。それぞれ、学校が準備してくれた十二支の帽子をかぶって登場。「大家好,我們是十二生肖(みなさん、こんにちは。私たちは十二支です)」と声をそろえて挨拶。そして、ネズミ担当の子から順に一人ひとり自己紹介。所長は「牛」だったので、二番目に出てきて「我是老實的牛!(私はおとなしい牛です)」と言っていた(笑)。

自己紹介が終わったら、みんなで歌にあわせてダンス。この十二支の歌がかわいくてポップなので、子供たちもノリノリ。



踊り終わったら修了。ほとんど中国語話さなかったけど、初歩クラスだからこんなものか。

次の初級クラスは「我覺得臺灣的●●有意思(私は台湾の●●が面白いと思います)」ということを、一人一人が発表。タピオカミルクティー、101、バイクなどが出るたびに、会場から笑いが起こっていた。

中級は見事な踊り、歌。上級になると、寸劇に早口言葉。レベルが段々と上がっていくのが分かって、とても面白い。上級クラスなんて本当に見事だった。でも、上級クラスの中で一番上手で、寸劇でも中心的役割を果たしていた男の子のお父さんはまったく中国語が分からず。隣に座っていたので「うちの子、何言ってるの?」と呆然としながら聞かれた。お母さんも中華系には見えないし、現在日本在住でインターナショナルスクールに行ってるって言うし。どうしてあんなに中国語がうまくなれるんだろう? 不思議。

最後にはみんな修了証書をもらって記念撮影。更に、各担任の先生や運営スタッフからの言葉。先生もスタッフもスピーチの最中に感極まって泣いちゃうのを見てほろり。みんなに大切にしてもらった三週間だったねえ。幸せな三週間だったねえ。

修了式の後はそのまま帰っちゃう子もいて、なし崩しの解散。所長はいつも通り3時まで残ったけど、「ドラえもん」を見たりして、ちょっとネジが緩んだ感じで過ごしたらしい。すぐに自分の授業に戻った私は、他のママ達にほとんど挨拶できぬまま終了。ちょっと残念。

学校帰りに「楽しかった!来年も来たい!」と言い出した所長。昨日までは「どっちでもいい」と言ってたのに。「勉強が楽しかった。学校もすごく楽しかった」と、しみじみ言っていた。

所長がそう言っても、来年また来れるかは分からない。でも、所長が「来年のサマースクール」という目標を持つのはいいのかも、と思わなくもない。もっと英語が上手になりたい、中国語も話せるようになりたい、とも言い出した所長。この気持ち、日本に帰った後にどう育つのか。とても楽しみ。

【今日の研究員A】
所長の修了式があったので授業を出たり入ったり。落ち着かないけど、授業は面白い。ただ欠席者が日に日に増えていっていて、今日会えなかった人がたくさんいたのが残念。授業開始から4週間目の8月中旬。ちょうど身体も気持ちも弱ってくる頃なのかも。みんな早く元気になるといいな。

最後だと思うと悲しくなるから、敢えて誰にも言わず、何も言わず、普通に過ごす。でも最後に先生が、「今日で研究員Aが最後だから、元気でね。こういう時は、こう言うの」と皆を笑わせながら、お別れの時に使える成語をたくさん教えてくれる。どこまでもチャーミングで素敵な先生。

この三週間、先生には中国語をたくさん教わった。とても勉強になった。でも、毎日毎日朗らかに、楽しそうに、先生が授業をする様子が、私には一番印象に残っている。毎日仕事をしていると、疲れてくることもある。不機嫌になることもある。それで、人に優しくできなくなることがある。そして、そんな自分に自己嫌悪になる。日本での私はいつもそうだった。

でも、この三週間、先生は毎日、元気で明るく、生徒に対して誠実だった。自分の持つ知識のありったけを生徒に与えようと、毎日毎日たくさんの努力をしてくれた。これってなかなかできることじゃない。自分もこんな風に仕事ができたらなあ、と思わせられる毎日だった。

そんな思いをカードに書いて、授業の後に先生に渡す。中国語は滅茶苦茶だと思うのだけど、意図は伝わったようでとても感動してくれた。「あなた、授業でもそれ以外でもすばらしかったわよ。日本人は真面目なんだけど、あまり授業に参加したり、他の人と話したりしないからね。あなたは本当に授業の雰囲気を良くしてくれた。ありがとう。これからも中国語を勉強してね」。

台湾の人ってなんでこんなに褒め上手なんだろう。実体以上の褒め言葉だとしても、宝物だと思って大事にしよう。

【今日の研究員B】
午前中は修了式を保護者席から観る。観ていて素朴にいろいろ面白く、子どもらしいよれよれなお芝居も、あっと驚く芸当を披露する子も、とにかく興味深い。
クラスごとの出し物の最後には、歌を披露することが多い(所長がいた初級クラス以外はどのクラスもそうだったかも)のだけど、Aが書いたジェイ・チョウの「聽媽媽的話」の他にも、朱主愛(Joyce Chu 四葉草)の「好想你」や、なんと安溥(張懸)の「寶貝」を子どもたちが歌っていてびっくり。先生の趣味が反映されているのもあるかもしれないけど(笑)、難度の高い歌をみんながんばって歌っていました。
その後は本屋めぐり。水牛書店、南天書局、唐山書店、台灣e店、女書店、古書店の永樂座や雅博客。それぞれ個性があってどこも興味深く、自分の中国語力は気にせず(!)何冊か購入してみたり。

【おまけ】
最終日なので、ちょっと余裕ができたので色々と。

昼ごはんに食べた「噹食麵Dang Shi Noodle House」(台北市大安區和平東路二段96巷8-3號、Facebook)の炸醬麵。ニンニク抜きで食べたら、後味さっぱりでおいしい! 冷麺が目の前で売り切れて食べられなかったけど、激うまそうだった! 悔しい〜。

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昼食後に飲んだ、「Juice Lounge 纖果棧」(台北市大安區瑞安街262-2號、Facebook)のスイカ+グアバジュース。ともかくたっぷりなんでお腹も心も大満足!しかも、店内おしゃれ!

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夜は景美夜市の「高記雙管四神湯」(台北市文山區景美街139號、Facebook、1年前に現在の場所に移転)にて雙管四神湯、油飯(大)、蚵仔麵線(大)(いずれも55元)。油飯とか大盛りで大丈夫?と思ったけれど、大丈夫! うまいからペロッと食べられる! しかも、甘ダレとか、ニンニクは卓上でお好みでかける形式。あまりソースをかけたくない日本人には好都合。

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posted by 研究員A at 09:51 | Comment(2) | TrackBack(0) | 台北親子留学2016 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする