2016年08月23日

台湾親子留学 文化大の子ども向けサマースクールについて2

台湾親子留学実践編。前回は、なぜ数ある子ども向け中国語サマースクールの中から台湾・中国文化大学の「兒童和青少年華語夏令營」(児童&青少年中国語サマーキャンプ)を選んだかを書いた。今日は、実際行ってみて分かったことを書いてみる。

〔参加者の顔ぶれ〕
一番、多いのはやはり非中華圏在住の中華系の子ども。両親が中華系の場合も、どちらか片方の親が中華系の場合もあった。ただ、親も「中華系」とひとくくりにはできないくらい多様。香港出身・イギリス在住で家では広東語を話してるけど北京語を習わせたくて来たというママとか、台湾出身だけどシンガポール・アメリカ育ちで中国語は話せても全く読めないというママとか。中華系だから中国語を話せるというわけでもないのが興味深かった。

あと、中華系の血は入っていないけど、学校で中国語を勉強していて面白いから、という理由だけで参加している子もそれなりにいた。この場合、当然のことながら親はまったく中国語が話せない。でも、子どもはやたら中国語がうまかったりする。これも、興味深いなあと。

出身国はアメリカ・イギリスが圧倒的に多く、他にタイ、韓国、香港など、他の国(地域)が少し混じる感じ。しかし、非英語圏から来た子でも、なぜかみんなネイティブ並みに英語が話せる。結局、休み時間の教室の共通語は英語だったみたい。

〔授業で使われるのは英語と中国語〕
英語を話す生徒が圧倒的多数なので、授業の時にサブとして使われるのも英語。と言っても、あくまで「サブ」という位置づけで、基本的には中国語で授業をしているようだった。たまに、ヒントとしてちょっと英単語を使ったりしたみたいだけど。教室で生徒が英語で話しかけても、先生は中国語で返す。で、そのまま英語と中国語で会話が続いていったりするので、見ていると面白かった。

〔事務連絡で使われるのも英語と中国語〕
上にも書いたように、保護者には中国語よりも英語ができる人が多い印象。ただ、台湾在住の祖父母や親戚と学校に来る子もいるので、中国語も必要。そのため、初日に渡されたハンドブックや、その後配布された各種連絡事項はすべて英語・中国語併記で書かれていた。

ただし、初日に行われた保護者向けガイダンスは英語が主。でも、中国語で質問があれば中国語で答えるという臨機応変な感じで進行した。クラス担任の先生やアシスタントの学生も、最低限の英語が話せる。実際、中国語がまったく話せない英語圏出身のママさんも、何とかなっていた。

中国語が使えたほうが何かと便利ではあったけど、英語だけでも事務的には何とかなりそうだな、という感じ。

〔日本語を話す参加者もいないわけではない〕
事前に問い合わせた時は、「低学年クラスは多分、日本人一人だと思う。高学年クラスだったら毎年いるけど」と言われていた。でも、所長(9歳)は初日に、日本在住の日台ハーフのお友達ができた。更に所長によると、4つあった低学年クラスにはすべて一人ずつ日本人がいたらしい。だから、思ったよりも日本人参加者はいるのだな、と。

高学年クラスも同様で、所長は遠足の時に高学年クラスの日本人女子二人と友達になったそうな。他に男の子も二人くらいいたと、所長は言っている。たくさんいすぎると勉強にならないけど、このくらいだと心細くない、ぐらいのちょうど良い塩梅だったと思う。

〔クラスのレベルと規模〕
クラスのレベルは、初日の午前中にやる簡単なテストで決まる。低学年クラスの場合は以下のようなもの。

1. 口頭で五つ質問をされ、それに答える。
2. 中国語の文を五つ見せられ、読めるものを読む。

この結果で、入門・初級・中級・上級の4つのクラスに振り分けられ、翌日から授業。

ちなみに、所長はテストに玉砕して入門クラスへ。外からのぞいた感じだと、入門と初級の間にそんなにレベルの差は感じず。でも、中級になるといきなり高度になる気がした。

あと、所長のクラスは13人。たぶん、一番人数の多いクラスで、他は10人くらいだった気がする。これに先生一人と大学生のアシスタント一人がつくわけだから、なかなか贅沢な学習環境。


こんな感じの文化大サマースクール。来てる親も子も、それはもう多様なバックグラウンドを持っている。自分たちのように、両親も祖父母も全部日本生まれの日本育ちです、とかいうのが逆に奇異に思えてくるほど。

そんな多様な人たちをつなぐのはやっぱり英語だったり、中国語だったり。とりあえず言葉を話せるのは大事だ!とか保護者の方がしみじみと思ってしまう。面白い空間だった。

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2016年08月20日

台湾親子留学 文化大学の子供向けサマースクールについて

長らく続いた台湾親子留学シリーズ。今日は本丸。所長(9歳)の通っていたサマースクールってどんなとこ?という謎に迫る!の巻。

実は、母語が中国語ではない子どもを対象にした中国語サマースクールは色々と開催されている。例えば、師範大学とか(こちら)、台北教育大とか(こちら)、清華大学とか(こちら)。台北以外の都市でも開催されているので、興味のある方は「兒童 華語 夏令營」あたりのキーワードで検索するといろいろ出てくる。

その中で、所長が通っていたのは台湾・中国文化大学の「兒童和青少年華語夏令營」(児童&青少年中国語サマーキャンプ)。ちょっと分かりにくいけど、ページ左上の「コースの概要」「受講対象者」「授業内容」「FAQ」をクリックすると各ページにとべるので、興味のある方はご覧あれ。

で、数あるサマースクールの中からなぜ文化大を選んだのか。

1.実績があるので安心
文化大は、台北で子供向け中国語サマースクールを開催した先駆け。実は、台湾親子留学というのは所長が2〜3歳の頃からの研究員Aの夢。その頃からコツコツ情報集めをしていたのだが、最初はあまり情報が見つからなかった。台湾で子供向け中国語サマースクールが増えたのは、ここ5年くらいのことのように思う。

それに比べると、文化大は私が調査を始めたころから既にこの分野では実績ある学校とされていた。人づてに聞いた評判も悪くなかった。ということで、そもそも印象が良かった。

2.開催日程が自分のスケジュールにあう
海外在住児童向け、と言った時に一番に目が向くのは欧米。そして、欧米の夏休みは長い。とても長い。ので、サマースクールも6月とか7月上旬に開催されているものもある。所長の夏休み+私が何とか休みをひねり出せる期間、というのをかけあわせると、選択肢はけっこう狭まる。文化大も、第一期の方は参加不可能。第二期も私としてはちょっときつい。が、無理すればなんとかなる?な範囲だったので何とかした。

3.いろいろ楽しそう
実は「1」と「2」をクリアした学校は二つあった。文化大ともう一つ、國語日報社(サマースクールの情報はここ)。検索してみたら國語日報社に行った人の口コミなんかも見つかり、良さそうだったのだが、HPを見る限り、まじめに勉強しますよ〜感がいっぱい。中国語を集中的に学ぶのならこちらの方がいいだろうけど、遠足やお遊びをやりますよ!と最初から明言している文化大の方が、所長は楽しめそう。あくまでHPを見ただけの感触だったけど。

4.スクール以外のサービスも充実している
文化大はサマースクールそのもの以外にも、色々とサービスが充実していた。HPを見ると分かるけど、まず親向けのコースが充実している(中国語以外にもヨガとか、文化講座とか)。あと、宿舎手配のサービスもある。宿舎は自分で探してね、というサマースクールも多い中、手助けしてもらえるというのはちょっと安心だった。

5.学費が良心的
もちろん、文化大の学費だってすっごく安いわけではない。でも、他のサマースクールと比べると、というところがあり…。この辺は学校間でけっこうな差があるので、興味のある方は一度ご確認をば。もちろん、より高額な方がより恵まれた環境でより良い教育を受けられるという可能性もあるけど。でもまあ、文化大が「安かろう…」だとは聞かないし。いやむしろ評判良いし。というわけで、「良心的」な学費はとっても魅力。

まあ、こんな感じだったので、ある時期からは文化大にターゲットを定めて、どうやったらこれに行けるか?を模索したのだった。その辺の経緯については、また後日。


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2016年08月17日

台湾親子留学 終わってみての感想編

日本に戻ってきて二日。まだまだ心も身体も台北に置いてきたような感覚があるものの、少しずつ日常生活に復帰しつつある研究員Aと所長(9歳)。記憶が薄れてしまわないうちに、台湾親子留学を終えて、の感想を書いてしまおうかと思う。

【学校は楽しい!】
いやもう、これは何度言っても言い尽くせない。出会った人すべてが素敵だったし、勉強もものすごくためになった。宿題は大変だし、所長の相手や日常の何やかやとの両立は大変だったけど、それを超えて余りある素晴らしい体験だった。

当たり前だけど、学生に戻るのは久しぶり。学生でいることの贅沢さ、悦楽に心から感謝できるのも、年をとったからこそ。中国語学習という点ではもちろん、それを超えていろんな点で、これからの私を支えてくれる、後押ししてくれる体験になったと思う。

学校の窓からいつも見ていた風景。

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【子どもはすごい!】
行くまでは、いや行ってからも、「大丈夫なのかしら?」とずっとドキドキだった所長のサマースクール参加。結果から言うと、何の問題もなかった。余裕すぎて「授業が簡単すぎてつまんなかった〜」と文句を言うくらい。

何度も書いたが、クラスの中で日本語を話すのは所長一人。他は全員、英語を話す子供たち。学校のスタッフは中国語がメイン。完全にアウェイだったはずだが、ちゃんと自分の居場所を見つけ、できることをやり、みんなに認められ、お友達を作って、楽しい時間を過ごしていた。

いつもとは違う仲間と、いつもと同じ楽しい時間を過ごした経験は、所長にとって自信になったように思う。積極的に中国語を口に出すようになったし、英語や中国語をもっと勉強したいと言うようになった。なんだか見えてる世界がぐんと広がったみたい。

9歳の力ってすごいなあ。見てる私が感心してばかりの毎日だった。そんな所長の底力に気づけたのは、今回の収穫の一つ。

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【日常は大事】
今まで何度も旅行で行ったことはあるものの、初めて長期にわたって「住んで」みた台北。いつもと違う風景を見れたこと、感じられたことがすごく面白かった。

特に今回は、毎日、二人とも学校があったから、特別な場所には行かず、特別なこともせず。二人で毎日同じようなところをウロウロしていた。でも、毎日ウロウロしているうちに、おいしいお店が見つかったり、店主さんと言葉を交わすようになったり。発音が悪くてむっとされたりもしたけど、オロオロしていると通りがかりの人に親切にしてもらったり。

学校でも最初はよそよそしかったクラスメートとだんだん打ち解けていって、彼氏の写真を見せてもらったり、中国語学習の苦労話をしたり、将来の悩みを聞いたり、仕事の苦労話を聞いてもらったり。

そんな風に、いつもとは違う場所で、いつもと同じ日常を送ろうとしていると、毎日を大切に生きるって大事だなあ、とか思ったりした。だって、きちんと人に接していれば、きちんと答えは返ってくる。返ってきたものに、きちんと応えれば明日につながる。その繰り返し。毎日の当たり前を大事に、感謝して、きちんと生きる。それはどこであっても大事なんだなあと。

普通のことなんだけど、日本の慌ただしい毎日ではなかなか目が向かないこと。でも、場所を変えてみたらこそ、そんな「当たり前」が今回は見えた気がする。

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いつも旅で行く台湾は「ハレ」の場。日常から離れて、日常を忘れて、ぱーっと華やぐ毎日。だから日本に帰ってくると落ち込んで、台湾が恋しくなったりしていた。

でも、今回の台湾滞在は、いつもよりずっと「日常」と地続きな日々。だから、今回台湾で感じたことを、日本の日常につなげるのが今の私の課題。台湾で毎日感じていたわくわくや感謝は、たぶん私の日本の日常にもつながっている。あそこでもらったものを糧に、もっと日本でわくわく、感謝して生きたい! そう思えるようになったのが、今回の留学の最大の収穫。

こんな感じで台湾親子留学。本当にすばらしい体験だった。少なくとも私にとっては。所長にとっても楽しい経験だったように見えるけど、本当のところは分からない。だから、それは所長がもうちょっと大きくなってから総括してくれるのを気長に待ちたいと思う。

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2016年08月16日

台湾親子留学24日目 さよなら、台北

台北にて親子留学24日目。とうとう最終日。まるで実感が湧かぬままに起床。昼にはこの宿舎を出て、夜には日本にいるんだって。この「日常」が終わるんだって。ちっとも実感がない。

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【今日の所長】
最終日ということが、やっぱりぴんと来てない所長。「台湾の生活に慣れすぎちゃった〜」とか余裕な発言。確かに街を歩いていても、変な緊張感がない。ごく普通に、家の近所を歩いている時と同じリラックスした顔、言葉、行動。周りから見たら台湾の子に見えるかな?

宿舎から空港まではタクシー。偶然なのだけれど、タクシーはいつも学校に行く時に乗ったバスと同じルートを通った。「ああ、あの建物だ!」「次の停留所はあそこ!」所長はずっと嬉しそうに声を上げていたのだけれど、あの角を曲がればすぐに学校という交差点をタクシーは直進。ちらっと見えた建物に向かって「所長の学校〜! 所長の学校〜!」とちょっと嬉しそうに、ちょっと切なそうに声をあげていた。

所長にとっても、この3週間は特別なものだったらしい。新しい仲間と新しい体験、新しい知識。いろいろあったと思うのだけど、所長はいつでも全力でその時々を楽しもうとしていた。いつも前向きな所長が、サマースクールが終わってしまったことに触れる時だけは、ちょっと寂しそう。きっと所長にとっても掛け替えのない時間だったんだろう。

その時間がもう戻らないのは切ないね。でもそれだけ素敵な時間が過ごせたことはきっと所長の宝物になるよ。宝物を大事にしていたら、いつかきっと素敵な大人になれると思うよ。だから大事にしようね。ずっとずっと。

【今日の研究員A】
宿舎を昼前にチェックアウトして、昨日は休みだった本屋さん、南天書局(台北市大安區羅斯福路三段283巷14弄14號1樓、公式サイトFacebook)へ。

こちらの書店、昨日行った台湾e店と同じく台湾関係に特化している。でも、台湾e店は幅広いジャンルに対応しているのに対し、南天書局は学術書が中心。狭い店舗が台湾研究の見取り図みたいになってて、とても面白かった。

台湾研究もこうして並べてみるると、厚みがある領域とそうでないところがはっきり分かるなとか、自分の興味のある領域はニッチなのかな、とかいろいろ考える。書棚と対話しながら思索を巡らせるのは本当に楽しい。

今回は中国語の勉強が大変すぎて、図書館や本屋に行く余裕がまったくなかった。もし「次」があるのならば、学校には通わず、かわりに図書館や本屋にこもりきりっていうのもいいかな、と思う。もう少し台湾の深いところ、掘ってみたいな。

今回、台湾で「日常」を送ってみたからこそ思うこと。所長ほどではないけれど、私の中にも確実に変化は起きている。ありがとう台北。ありがとう私と出会ってくれたみんな。そして、ブログやSNSを見てくれるみなさん。夢のような三週間でした。所長と同じく、私にとっても一生忘れられない宝物になりそうです。

【今日の研究員B】
今日は前日買えなかった「台大鮮奶(台大牛乳)」を求めて、苦手な朝に頑張って起きて、所長と一緒に台湾大学の「農產品展示中心(舟山店)」に朝7時半に向かう。行列ができていたけど、めでたく買えた! 大瓶と小瓶(瓶といってもプラスチック容器ですが)があったけど、帰国日ということもあって小瓶(250cc・23元)を2本購入。その場で飲みたくなったのを我慢して、急いで宿舎に帰って飲むことに。

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濃い! うまい! もうシンプルに、ただただ濃くておいしい牛乳。滞在初日ぐらいから、朝に大瓶を買いに行って毎日飲めばよかったと大反省。前日食べたアイスも含め、今度機会があったらもっと満喫しようと決意。

【おまけ】
今日の朝食は「hi, 日楞 Ryou Caf'e」(台北市大安區浦城街24-1號、Facebook)にて。今回の滞在、初めての朝食を食べに所長と二人で行ったカフェ。前に来た時もおいしいな、と思ったけど、3週間台北のご飯を食べ続けた後だと、ここがいかにハイグレードだったかを思い知らされる。

素材そのもののおいしさと、丁寧に愛情を持って作られた料理。上辺のオシャレさを追求するのではなく、きちんと地に足をつけて、食材を作った人と食べる人のことを思いながら作った食事。

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台湾の基準からすると決して安くはない価格。でも、それだけの中身のある素敵なカフェ。食べ終わって、ごちそうさまでした、といろんなものに感謝する気持ちになる。

昼食は、ここも3人一緒では初訪問の「鳳城燒臘百合店」(台北市大安區羅斯福路三段283巷6號)。

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朝ごはんが遅かったし、外は暑かったしで、全然食欲がなく、少な目に注文。しかし、一口食べた瞬間に、「食べられるかも?」「お腹空いていたかも!」と言い出す研究員Aと所長。恐るべし、鳳城燒臘の魔力。結局、追加注文してきっちり3人前食べた。ごちそうさま。

posted by 研究員A at 00:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 台北親子留学2016 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月14日

台湾親子留学23日目 とうとう帰国前日

台北にて親子留学23日目。とうとう明日は帰国日。

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毎晩ブログを書く時、一番最初に滞在日数を書く。でもある時から、書いてる数字に実感が持てなくなった。こんな日数経ったの? そんなにいたっけ? 一昨日ぐらいに来た感じなんだけど? 毎日毎日そう思いながら、日数だけが積み重なっていく。ほんとにあっという間だった。明日帰国なんて信じられない。

こちらでの生活が日常になってしまったのは所長(9歳)も同じ。「日本でどうしてたか忘れちゃったー」とか言っている。お家に帰れるのはもちろん嬉しい。でもこちらでの「特別」な生活がなくなってしまうのはちょっと残念。そんな感じ。日本に帰ったら、果物ジュースも、夜市も、プールも、なくなっちゃうもんね。

【今日の所長】
暑い日だったので、外に出ると3分で不機嫌に。「今日は部屋でテレビを見たい」とか腑抜けたことを言う。荷造りもあったので、宿舎で過ごす時間が多かったのは、むしろ好都合だったみたい。

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やっぱり3週間もこちらにいると、荷造りもいつもより面倒。書類関係を仕分けたり、滞在中に増えた細々した雑貨を整理したり。特に所長の雑物は増加っぷりが半端でなく、はっぱをかけながら荷造り。

そんな中でも、格段に中国語を口に出すことが多くなった所長。遠足で手作りしてきた靴下をしまいなさいーと怒ったら、「我不喜歡我的襪子(自分の靴下、嫌い〜)」と言ったり。「これカバンに入れて」と言ったら「放在我的包包裡〜(カバンの中に入れる〜)」と言い返したり。

学校にいる時は特段、進歩なしと思っていた所長の中国語。街に出てみると、けっこう使えるのでびっくり。昨日、誠品書店に行った時は、隣の子が言ってることを研究員Bに訳してやっていたらしいし。私と一緒の時は、書棚にある本のタイトルをがんがん読み上げていたし。一人でトイレに行った時に「親子トイレを使ってもいいよ」と清掃員のおばさんに言われたのを、理解できたらしいし。

やっぱり3週間ってすごいかも! 子どもってすごいかも! 帰国前日にしてやや感動の研究員A。3週間後にはすべて忘れている…とかじゃないといいなあ。

【今日の研究員A】
午前中、所長と研究員Bが夏休みの自由研究用に写真撮影に行った隙に、研究員Bに勧められた本屋をのぞきに。行ったのは台灣e店(台北市大安區新生南路三段76巷6號1樓、公式サイトFacebook台北ナビ)と唐山書店(台北市大安區羅斯福路三段333巷9號、公式ブログFacebook)。特に、台湾関係の本を幅広く揃えている台灣e店は面白くて、隈なく歩き回って気になる本をじっくり読んだり。無限に時間を過ごしてしまう。

悩みに悩んで一冊選び、精算の時に「クレジットカード使えますか?」と聞いたら「大丈夫ですよ」というので、「それならもう一冊」と台東の本を足す。そしたら、店主のおじいさんに「台東好きなの?」と聞かれる。「まだ行ったことがないんです。でも次に台湾に行った時には行きたくて。どうですか?」と聞くと「おもしろいよ。海辺をサイクリングしたりね。きれいなところがいっぱいある」と色々教えてくれる。

こちらの書店、入店した時は入口にしか電気がついておらず、扇風機だけ。私が見ていたらあ、明かりとクーラーをつけてくれた。しばらく店にいたけど客はずっと私だけ。でもずーっと放っておいてくれて、最後だけそっと一言かけてくれる優しさに、なんだかほっこり。幸せな気持ちで店を出た。

所長と一緒だと、なかなかじっくり本を見られない。本屋で本気で本と向かい合えたのは、久しぶり。すごく贅沢な時間だった。帰国前日のご褒美。嬉しいな。

【今日の研究員B】
本屋から戻ってきたAと入れ替わりに出て、到着翌日にも訪れた台湾大学の図書館に再度訪問。事前にあたりをつけていた資料をばばばっとコピーし、続いてバスに乗って移動した先は、「小白兔唱片」(台北市大安區浦城街21巷1-1號、公式サイトFacebook)。台湾インディーズシーンの重要拠点でもありCDショップでもあるこの場所、ここも実は、今回の滞在での「長年行けずにいたスポットをついに訪問」の一つ。そう、恥ずかしながらここに来たのは初めて。なぜかこれまでタイミングが合わず、ついに来ることができて本当に本当に本当に感慨深い。

日曜の昼過ぎ、開店して間もない時間には他の客もなく、一人でじろじろCDを見ていると、店のスタッフの方が話しかけてきてくれる。よれよれながら中国語よりはまだましな英語でお話ししたが、大変親切に多々試聴させてくれて本当にありがたい。しかしこういうときに、「自分がどういう音楽が好きか・探しているか」を説明するのは難しい。特に自分はわりとジャンルにこだわりなく聴くので、ピンと来るかどうかとしか言いようがないので。まあ、これに限らず言語化するのは全般に苦手なのですが…。
ずっとずっと店にいたかったけど、後述の「おまけ」の予定が迫っていたので、3枚ほどCDを購入して退出。ぜひまた来よう! 後に予定がないときに!

【おまけ】
暑かったけど、午後3時から「台大鮮奶(台大牛乳)」が売り出しとの噂を牛乳好きの研究員Bが聞きつけ、台湾大学の「農產品展示中心(舟山店)」へ。ところが、日曜午後はまさかの販売なし。かわりに、前回、研究員Bが来た時は売り切れだったという台大アイス(冰淇淋、花生冰棒、紅豆冰棒。冰淇淋三明治はなかった)を。

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私はピーナツアイスを食べたけど、素朴で濃厚なピーナツミルク味、でも後味さっぱり、なバランスがとても良かった。逆に、研究員Bのアイスは濃厚過ぎて今一つ。「これは牛乳愛が試される味だな」と研究員Bは満面の笑顔で言ってたけど。牛乳好きな方、ぜひどうぞ。(B追記:Aはこんなことを言っていますが、冰淇淋、激ウマです。牛乳好きならぜひ!)

ちなみに、こちらの農產品展示中心。けっこう面白い品物が置いてあるので、お土産探しにもお勧め。台大ブランドの各種ティーバック(1箱25個入り)150元とか、ちょっとした話の種にいいんでない?と思ったり。

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他にも、調味料とかお菓子とか、冷凍食品まで各地から取り寄せられたちょっと面白い、おいしそうな物、いろいろ。近くに行った方はのぞいてみると面白いかも。

posted by 研究員A at 23:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | 台北親子留学2016 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする