2011年05月02日

「PARCO TOURIST: 台湾 一青窈が台湾のものづくりと出会う3泊4日の旅」に行ってきました3 落ち穂拾い編

「PARCO TOURIST: 台湾 一青窈が台湾のものづくりと出会う3泊4日の旅」に行ってきた話の、その3です。研究員Aによる、「その1 シブ屋台編」はこちらl、「その2 PARCO Factory編」はこちら

研究員Aが詳しく書いているので、ことさらに加えることもないのですが、断片的に気付いたことなどを、落ち穂拾いとして書いておきます。

研究員Aが言うように、このイベント、「万人向けの台湾」を見せる企画ではありません。最初から完全に対象者限定の企画です。だから、「この台湾は偏っている」とか「本当の台湾ではない」とかいったコメントは、正しい面もあるけど、そう言ってもあまり意味がないというのも確か。でも、実に絶妙に、これもまた台湾!というあたりを切り取ってきているという印象も。

まず「シブ屋台」。台湾で屋台と言いつつ、ベジタリアン料理(素食)2つで押すというのは、さすがに予想していませんでした。典型的な台湾の屋台のイメージから遠くなることを覚悟の上での企画だったとは思うけど、一方であの狭いスペースでやろうとした場合、このぐらい絞り込んだ内容にしたのはユニークでよかったと思います。山手線の内側で、台湾素食といえばここ!という二店があいまみえる様子は、なかなか見られない風景でした。どうも連日屋台が出ているわけではないようなのだけど、機会があればぜひお試しを。ただし、ここで満腹になろう!という意気込みでいくと、ちょっと空振りになるかも。それにしても、Loving Hutの豆乳粥を所長(4歳)にほとんど食べられてしまったのは、本当に痛恨です。

「PARCO Factory」の展示も、かなり麗しく仕上がっていたけど、当研究所としてはどうしても細部に目が行く。アートやらデザインやら写真やら、クリエイティブ(ってまとめていいのか)全般の雑誌『PPAPER』のサンプルが、ずらりと並んでいたのは圧巻。台北でもあんなの見たことがないぞ。蘑磨iBooday)の雑誌も4〜5冊ぐらい展示されていて、日本で何冊もあの雑誌が置いてある風景なんて当研究所以外に見たことない(笑)。情報コーナーは、台湾観光協会でもらえそうなパンフもいろいろあったけど、ときどき日本に置いてあるはずのないものがころんとあってびっくりする。いやほんとに、「妙 家庭廚房」のパンフなんて燃やすのかというぐらいありました。

「一青 窈が台湾の旅先で見つけたお勧めのお土産」として、いろいろ展示+販売されていたものも、台湾でなら珍しくないけど、日本で見ると不思議な感じ、というものがあれこれ。鶏が餌をついばむ木のおもちゃ(とてもよくできている)といったおもしろいものもあったけど、包子や胡椒餅を入れる紙の小さい袋とか、台湾の小学生の漢字練習ノートとかが個人的には気になった(いやまあ、どうということのないものなんですが)。おしゃれなものから本当に生活雑貨そのものまで、かなり幅広いチョイスで、これを全部買い集めてくるのはさぞかし大変だったろうと思いつつ、「いや、全部は無理でも、勝立生活百貨とかに行けば8割は買えるかもしれない」とも思ったり。ちなみに、会場で販売されていた公式パンフに、一部のお土産についてはどこで買ったのか書いてあります。

最後に、スタンプラリー。悪くない企画だけど、台湾との関わりが薄いチェックポイントも多く、やや空回りか。賞品も、上位の賞のものはともかく、参加賞レベルであっても、少しでも台湾と関係あるものだったらよかったのに。

しかしほんとに、なんというか特殊な企画で、そこがいいところでもあるのですが、一般の(?)人達には、どう映るのかが心配でならない。お勧めなのは確かですが、くれぐれも万人向けでない企画ということを頭に入れておいていただければ幸いです。もしかして、PARCO側のスタッフに、マニアがいたりするのかな?
posted by 研究員B at 02:20 | Comment(4) | TrackBack(0) | 国内:観 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月01日

「PARCO TOURIST: 台湾 一青窈が台湾のものづくりと出会う3泊4日の旅」に行ってきました2 PARCO Factory編

昨日に続いて、「PARCO TOURIST: 台湾 一青窈が台湾のものづくりと出会う3泊4日の旅」に行ってきた話。公園通り側エントランス付近でやっていたシブ屋台の話で昨日は終わってしまったので、本日はPARCO FACTORYでやっていた展示についてご紹介。

現場に到着するまでまったく知らなかったのだけど、PARCO FACTORYって2007年にできた展示? イベント? スペース。普通にショップが入っている6階の片隅というひじょーにさり気ない場所にあるので、今まで存在にすら気付かず。どこ、どこ? ときょろきょろしながらフロアを探していると、突然、壁一面にこんなディスプレし出現。

うわ。いいじゃん。この隅っこの薄暗いところにふいっと出現する感じがまた、異世界に誘う感じで。

PF展示.jpg

盛りあがりながら中に足を踏み入れると、そこはショップ。入口にいきなりコレ(笑)。

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商品数はそれほど多くないけど、パルコの素敵な売り子さんの横に紙銭がどーんと積まれて販売されている。かなりシュールな光景。研究員Bが絶句していた。

そして、肝心の展示会場。

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こちらが「一青窈が台湾のものづくりと出会う3泊4日」の展示スペース。写真には映っていないが、この左側に「台湾の今を知る情報満載のスペース」ということでパンフ、フリーペーパーが置いてあるゾーンががある。会場はそれほど大きくないけど、置いてある物が一々ちょっとヘン。

例えば、展示スペース。一青窈が旅する3泊4日の行程表に従って展示されているのだけれど、台湾に着いて初めにすることが「妙 家庭廚房(MIAO MARMALADE)」の妙さんに会ってジャム作りだよ!? 「妙 家庭廚房」については、以前ちょっと当ブログでもネタにしたけど(こちら)、知る人ぞ知る、といった感じのおしゃれジャム屋さん。その妙ジャムさんお手製のジャム作りの道具とか展示して、盛りあがれる人間がこの日本にどれだけいるのか?

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その後も次々と「知る人ぞ知る」的スポットを回りながら、2日目には「日星鑄字行」で名刺作り。この辺であれ、と気付く研究員A。どうも取り上げられる場所が、青木由香さんの『好好台湾』にかぶっとるぞ。

近くにあった展示会パンフを手に取ると、しっかりスタッフ表に「台湾コーディネーター 青木由香」の文字。なるほどー。さては青木さんが、おしゃれで素敵な台湾をみちみちに詰めこんだ台湾ツアーをプレゼンしたな。だからこんなに「知る人ぞ知る」な台湾が全面展開なんだな。

展示がそんなノリだから、情報コーナーもかなりヘン。もちろん台湾観光協会のパンフなんかもあるけど、「妙 家庭廚房」のパンフがどっさり積んであったり、美麗永安生活館のパンフがあったり、台湾で公開されたばかりの映画「消失打看」のチラシがあったり。それぞれを説明するだけで、1エントリや2エントリ、ほいほい書けてしまいそうなものばかり。私は嬉しいが、渋谷パルコにぶらっと来る人や普通の一青窈ファンに、これはどう見えるのだろう? マニアとしては段々心配になってくる。

しかし、写真撮影はアイビー・チェンだし、青木さんは全力投球してるっぽいし、かなり力が入っているこの企画。展示スペースはそんなに広くないけれど、「台湾オタク」な人間にとっては、特に青木由香的センスがどうにも大好き! な人間にとっては、いつまででもくるくると見て回っていられる空間。でも、こういった展示に極度に付き合いの悪い所長(4歳)は、「これ、おもちゃ?」と展示に手を出し、貴重なパンフ・チラシ類を折り紙にしようとし、挙句は「もうおしまい!お外行く!」と宣言。全然ゆっくり見られず退散。超痛恨。腹いせに、展示会パンフ(300円)をお土産にする。豪華キャストが総力結集で作り上げたこちらのパンフ、「三泊四日」の情報がきちんと網羅されているので、大変満足度が高い。パルコさん、これ通販で買えるようにしたら、全国の台湾好きが喜ぶと思うんですが。

夜市も、屋台も、占いも、マッサージも出てこないお洒落で素敵で真摯な台湾。台湾の猥雑さが好きな人には、ちょっと物足りない企画かも。でも、これはこれで確かに台湾にある「現在」。これまであまり紹介されてこなかったそんな台湾を、全面展開というのはすごく画期的。この企画が「一青窈」というメジャーな冠をつけて、連休中の渋谷パルコで開催されているってことも。

ただ、残念なことに、下の屋台にも上の展示会場にもそんなに人はおらず。こんな豪華企画なのに! 素敵企画なのに! と台湾好きとしては歯痒い気もするけど、その豪華さ自体が既にマニアックだからなあ。研究員Aと素敵ツボを共有する同志たちよ、ぜひぜひ行ってみてください。これが日本で、渋谷で、パルコで開催されているのは奇跡みたいな気がします。残念ながら、素敵ツボを共有できない皆さま、これはこれでマニア企画として大変貴重だと思います。どうぞ、ご自身の目で、その偏りぶりをご検証ください。

ちなみに、我々が最初に入った所は「出口」であったことに最後の最後で気付く。本当の入口はこちら。

PF入口.jpg

エレベーターから一番遠い「奥」の方。皆さまは間違えずに入ってください。売店は一番最後です。お気をつけください。
posted by 研究員A at 10:33 | Comment(2) | TrackBack(0) | 国内:観 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月30日

「PARCO TOURIST: 台湾 一青窈が台湾のものづくりと出会う3泊4日の旅」に行ってきました1 シブ屋台編

本日、所長(3歳)がめでたく所長(4歳)になりました。わーい、めでたい!!

と、本来ならば所内で盛大にお祝いすべきところを、渋谷PARCOで開催されている「PARCO TOURIST: 台湾 一青窈が台湾のものづくりと出会う3泊4日の旅」に朝から行ってきた。所長は「公園に自転車乗りに行く」と言ってたのだけど、「台湾のお祭りに行くよ〜」と言ったら「お祭り行く」とあっさりOK。さすが、研究所の活動に寛容な所長。今年もそのままのスタンスでお願いします。

さて、本題に戻って。今回の企画は、Parco Factoryの展示+販売、公園通りの「シブ屋台」、そして渋谷のスタンプラリーの三つが主な企画。到着がお昼近くだったので、とりあえず公園通りに回ってみる。ぼんやり歩いていると、いきなり目にとびこむ見慣れた看板。

シブ屋台loving_hut看板.jpg

うおおぉ。Loving Hutが来てる!

Loving Hutは台湾式ベジタリアン料理(素食)のお店。詳しくは上記のオフィシャルサイトをご覧いただきたいが、当研究所(というか研究員A)は前回、台湾出張の際にこの店を訪れ、ものすごく!気に入った(その時のレポはこちら→レポその1その2)。日本では、イベント時に出ている屋台でしか食べたことがないのだけど、まさか今回のイベントで会えるなんて!渋谷Parcoだし、もうちょっとチャラチャラっと「ウソ台湾」屋台を出してくると思ったよ。『東京リトル・ラブ セカンドシーズン』に出てくるものみたいな(笑)。

とりあえずぐるっと回ってみると、Loving Hutの横には錦糸町「苓々菜館」の出店! こちらもおきらく研が大好きな台湾式素食のお店。わあお、こんなところに出店しているなんて! でも、ママさん、あなたがここにいるってことは、店の調理は誰が担当しているの?

シブ屋台It's_vegetable.jpg

苓々菜館が売っていたのは、鳳梨酥などの酥系お菓子と大豆ハム。そして、台湾野菜。

シブ屋台A菜.jpg

おぉっ。A菜売ってるよ! 渋谷の公園通りで!

他にもお茶や調味料を売っているお店、Loving Hutの食材とか関連商品を売っているお店など。4軒くらいしかないのに、変な方向にいよーに濃度の高い空間。やっぱ食べるならここだよね、ってことでLoving Hutの屋台で出していた三種類のメニューを全種買い。

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焼そば ……ふつー。薬膳スープ あっさりしていて美味し〜い! 豆乳粥 濃厚でうまいっ! という評価だったのに、家に帰って見てみたら焼そば以外は写真がぼけぼけ。ブロガーらしからぬ失態。すみません…。

シブ屋台焼そば.jpg

所長が豆乳粥と薬膳スープを気に入ってかなり食べてしまったこともあり、完食してもまだ満腹にはならず。Loving Hutの物販ブースで売っていたもどき肉の串焼きと餅(カレーと小豆)を買う。

串焼き。茶色の方は大豆ミートで辛めの味付け。白の方はこんにゃくベース。どっちも歯ごたえがあって、しっかりした味付け。決して肉ではないけど、「野菜」でもなく。いつもながら、不思議。でもおいしい。所長は二本分の「白」をほぼ一人で食べ尽くす。

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餅。白い方がカレーで、緑の方があんこ。手作りで優しい味。所長はあんこが気に入り、これもほとんど一人で食べ尽くす。研究員が懇願しても一口しかくれない。本当にツボなものを食べてる時の所長は、実に狭量。

シブ屋台餅.jpg

でもまあ、さすがにこれだけ食べたらそれなりに落ち着いたのでParco Factoryの方に移動。展示を見て帰ってきたら、商品が増えていた。それが、この本の山。

シブ屋台本1.jpg

「あ、『Taipei Walker』がある〜」と近づいてみたら、書籍の方のラインナップがものすごい。 いや、あの渋谷Parcoに来る人の誰がこの本を手に取るんですか? という感じの研究書がずらり。歴史、原住民関係の本なんかで、「うぉお、何故ここにこんな本が?」みたいなものがぽろぽろっと並んでいてクラクラする。しかも安い(1000円とか2000円とか)。

本を眺めてたら話しかけてきたおじさんによると、こちらのお店は台湾・中国書籍専門のネットショップ「海風書店」の出店だとのこと。関連する分野が専門の研究者の方は、覗きに行ったら拾いものがあるかも。早い者勝ちなんで、急げ!

ちなみに一般の方々がより興味を持つと思われる『Taipei Walker』等の軟派雑誌は、「本買ったらおまけね!」だそうで。渋谷にやってくる層をまったく意識していないこの戦略。どこか間違っているように思えてならないのは私だけ?

「シブ屋台」なんてちゃらい名前だから、なんちゃって屋台になるんだろうなー、と思ってた私。Parcoをなめてましたわ。こりゃすごい。でも、このマニアックな空間。明らかに大衆向けではなく、お客さんの入りはぼちぼち。というか、どっちかというと「閑散」。悲しい。けど、このラインナップでは仕方ないかなあ、という気もしたり。おきらく研にとっては激しくツボですが。

ちなみにこの「マニアック」な感じ、Parco Factoryの展示・販売にも共通するノリ。そっちもとっても興味深かったのだけど、長くなったので明日に回します。とりあえず、以上を読んでピンと来た方は絶対!お勧め。即行くべし。こなかった方は…、まあ物見遊山で。いわゆる「台湾イベント」とは一味違うので、そこがツボかどうかで評価が分かれる。という、大変不思議な企画でした。でも、これが全部、渋谷公園通りで起こってるってのは、激しく画期的かも。

以下、明日に続く…と。


posted by 研究員A at 00:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | 国内:観 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月07日

「台湾のたびしおり展」に行ってきました

表参道ヒルズで「台湾版 ROOTOTEチャリティーイベント2011」を見た後に、高円寺に移動して「台湾のたびしおり展」を見る。研究員Bは都合がつかず、こちらは研究員Aひとり。イベントは二人で盛り上がりたい方なので、大変残念。

ちなみに「台湾のたびしおり」とは、素敵カワイイ台湾をめいっぱい紹介してくれるブログ。今回、こちらのブログが書籍化されたのを記念して、「台湾のたびしおり展」が開かれたというわけ。ちなみにサブタイトルは「ちいさな物産展」。ayacoさんセレクトの可愛い台湾グッズが並ぶとあっては、行かずにはいられない。

高円寺をぷらぷら歩いていくと、会場発見。わー、良い雰囲気。

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場所はここで良いのかな?…うん、確かにここだ。

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さて、中は…と。まずは、ayacoさんの作品コーナー。オリジナル手ぬぐいとか、本とか、絵葉書とか。ayacoさん手作りの「たびしおり」もあって(!)かなり心動かされる。

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こちらが「台湾物産展(買えます)」コーナー。現地で見たことがある品が多いけれど、ここにこうやって並んでいると、何だか不思議な感じ。

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そして、こちらが「台湾物産展(見るだけ)」コーナー。やっぱりそれぞれ見たことがある品なのに、この場所で、こういう風に陳列されると、何だかすごく印象が違う。不思議、不思議。

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他にも細部にこだわりのディスプレイ。大同の電鍋に入った電鍋手ぬぐいとか!

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ayacoさん手作りの台湾マップとか!

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窓辺にはショッピングバッグ。おきらく研にも同じものがいくつかあるような。

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しかし、今回、研究員Aが一番すごいと思ったのがこちら。

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ayacoさんの旅のアルバム。生!ものすごい量あるが、すごく面白いので全部丁寧に見たくなる。来た人は当然、皆同じことを考えるわけで、アルバムの周りに人がたまる。しかし会場が狭いから、段々とその一角が大変なことに。もっとゆっくり見たかったが超ざっくりとしか目を通せなかった。いやでも、本気出して見たら1時間では終わらない。研究員Bと話しながら見てたら何時間かかることだろう。なんと危険な展示品だ…。

会場には台湾でのライブ音源などが静かに流れ、気分は(mogu)。表参道ヒルズで「台湾版 ROOTOTEチャリティーイベント」を見ていた時と同じように、「ちょっと待て。私は今どこにいるのだ?」という気持ちになる。

狭い狭い会場だったのに、結局1時間ちょっと滞在して、いくつかお買い物もして退散。ちゃんと本も買ってサインしてもらった。ハンコも押してもらった。

狭さのわりにずいぶんと充実した企画だったなあ、面白かったなあ、と満足して帰路につく。でも一方で、最後まで「不思議」な感じも残った。何でだろう。あそこにあったのは確かに台湾なのに、でも台湾とは全然違うような気もしたんだよな。それは多分、あの台湾があくまでも「ayacoさんの脳内台湾」だからなんだろうな。

他人の脳内で自分にとって親しいものを見る、というのは微妙にシュールな体験でもある。面白いものを見た〜という充実感がある一方で、研究員Aはそのシュールさに完全に酔ってしまい、帰り道ぐったりだった。この辺は見た人間の「感じ方」の問題なので、私個人の特殊な体験かもしれない。

まあ、こういう特殊な体験をできるのも、自分の世界を恐ろしく完成度の高い形で作り上げた展示があってこそ。逆に、人の脳内に入ることで「あ、私はこんな風に台湾を見てたんだな」「私が語りたい台湾はこういうものだったんだな」ということを、自覚できた。研究員Aにとっては、貴重な経験であった。

首都圏在住の台湾好きの方、今週は表参道で「台湾版 ROOTOTEチャリティーイベント2011」、高円寺で「台湾のたびしおり展」と二つも台湾をディープに楽しめる企画をやっています。こんな機会、滅多にありませんぞ。ぜひハシゴして、ご堪能くださいませ!

posted by 研究員A at 00:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国内:観 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月06日

「台湾版 ROOTOTEチャリティーイベント2011」を見てきました。

3月にツイートした新刊情報 書籍編1」の続きをやる予定だったのだけど、「台湾版 ROOTOTEチャリティーイベント2011」を見に行ったので、そちらの話を先に。期待していた方、すみません。

さて、今回のイベント。「第5回 ROOTOTEチャリティーイベント」の展覧会が表参道ヒルズで行われるにあたって、「台湾版 ROOTOTEチャリティーイベント2011」の作品も一緒に展示されるとのこと。ROOTOTEって何かというと、トートバッグ屋さん。数年前からかなり人気で、コラボやらなんやらで無限拡大している、という印象がある。そこが、真っ白なトートバッグを「好きにして〜」と各界著名人に渡し、できあがった作品を展示。それをチャリティーオークションにかけて集まったお金を寄付する、というのが「ROOTOTEチャリティーイベント」。イベント自体は5回目だけど、台湾版は2回目。

去年はイベントの存在に気づいておらず、ノーマーク。だから見に行くのは今年が初めて。研究員Bと時間をあわせて、お昼休みに行ってみる。

これが会場の「表参道ヒルズ本館 吹抜け大階段」。

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おお確かに「吹き抜け大階段」。しかし表参道ヒルズ、行きたい所にまっすぐ行けないあの迷路のような構造。なんとかならんのか…。

ここに飾られているもののメインは、非台湾もの。台湾ものは、階段上部にちょこっと。

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右から飛輪海・ジロー、五月天・阿信、黃子佼、ヴァネス・ウー、ビビアン・スー、女性スター寄せ書き。裏に書いてる人もいるけど、この位置に飾られると見にくい。特に「寄せ書き」ものは、どれが誰〜?と裏や表を見たいのに、展示状況からは裏を覗き込みにくくストレスがたまる。しかし、ふと我に帰ると自分がいるのは表参道ヒルズ。この場所で、この面子の名前が並ぶのを見てるって…、何かすごくないか、私?

台湾オフィシャルサイトで見たのより、ずっと作品が少ないな。おかしいな、と思ってうろうろしていると、階段下のちょっと離れた場所に展示スペースを発見!

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ここは「台湾版」の特設会場。ちゃんと企画の説明もあり。

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我らが盧廣仲!とか。

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アホ男子ユニット・自由發揮とか。(お笑いタレントではなくミュージシャンです。一応…)。

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ドラマや映画でおなじみの張鈞ィとか。

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あの人も、この人も…。わあきゃあ盛り上がる研究員二人。

この展示スペースの良い所は、裏のデザインがよく見えるとこ。例えば盧廣仲の「裏」はこんな感じ。うーん、これ欲しい。持って帰りたい。

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こちらは、張鈞ィの「裏」。張鈞ィの絵、頑張りすぎず可愛くていいなあ。

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一方で、こちらの展示スペースは説明文が上方にありすぎて、とてもとても読みにくい。描き手のプロフィールと彼らがトートに込めたメッセージが書かれているから、ちゃんと読みたいのに!何とかして〜!!

昼休みの時間制限さえなかったら片っぱしから説明文を読んだり、作品を裏から表から眺めたり、いつまででも滞在できた気がする。正直、作品の出来は相当にばらつきはあるけど、「わあ、あの人はこんなデザインするんだ」「んー、この人のセンスはどうよ」みたいに名前と作品つきあわせているだけでも、相当に楽しい。だって、あれだけの数の台湾有名人の名前(と作品)を日本国内で見るって、それだけでもレアなわけだし。

首都圏にお住まいで、それなりに台湾芸能界に詳しい方にはなかなかお勧めな企画です。今週日曜日までやっているので、お時間ある方はどうぞ。

ちなみに現状の表参道、通常に比べると驚くほどに人がいない。何でだろう、と思ったら外国人観光客がまったくいなかった。人が少なくてじっくり展示が楽しめるのは良いけど、これはこれであんまり嬉しくない事態な気がするなあ。と、ちょっと微妙な気持ちになって帰ってきた。でも、表参道に出かけるには、ある意味、ベストなタイミングかも。皆さん、ぜひ今こそお出かけしてみてください〜。


【追記 2011年4月6日12時】
おきらく研のブログをご覧になったROOTOTEさんからtwitterを通してリプライ頂きました。その結果、

 1.階段下の展示紹介POPは見やすいように展示方法を見直す。
 2. 階段上の展示場所に「下にも展示会場あり」の掲示を追加する。
 3. 階段上のバックの裏面を見たい場合は、係員に声をかければ見せてもらえる。

ことになりました!すばやく反応くださったROOTOTEさんに心から感謝です! 皆様もご意見・ご要望があれば、ぜひ @rootote 宛てにツイートしてみてくださいね。

posted by 研究員A at 00:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国内:観 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする