2014年08月24日

台北101・35階のスタバに行く方法

【2015年1月21日追記】
その後、2015年1月時点の情報によると、以下で説明しているものから方法が大きく変わったようです。詳しくは、「台北101・35階のスタバに行く方法(2014年9月版)」のコメント欄をご参照ください。


【2014年9月21日追記】
このエントリを書いた後の2014年9月に、予約方法が「前日に電話して予約」に変更になりました。それをふまえて、新しいエントリ「台北101・35階のスタバに行く方法(2014年9月版)」を書いたので、詳しくはそちらをご参照ください。ただし、予約以外の基本的な部分は、以下の内容から変わっていないようです。


8月の台湾「出張」後、なかなかブログを更新できずにいますが、少しでも書こう!というわけで、滞在中にツイートしたら非常に大きな反響があったネタをまとめます。ツイートした以上の新しい内容はあまりないけど、ご参考まで。

ネタは、台北101。台北101の展望台は、その高さもあり観光スポットとしてとってもメジャーな存在です。しかし、実は当研究所一同は、さんざん台湾に行っておきながら、まだ一度も101の展望台に行ったことがありません! なぜって? それはやはり、お値段です。

台北101の公式サイトによると、現在の展望台へのチケットは、大人500元、12歳以下の子どもでも450元。もし所長(7歳)以下、当研究所一同が全員展望台に行くのなら、総額1450元かかることになります。せ、せんよんひゃくごじゅう元…それだけあれば、台湾でいったい何ができるでしょう? もっと楽しいこと、おいしいことはたくさんある!と思ってしまう研究員AとBの判断で、見送り続けてきたのです。

しかし、ここに来て「展望台に行ってみたい」という声が所内で聞こえてくるようになりました。それは所長。保育園時代に、保育士の人が台湾に遊びに行って101の展望台に行ったという話を聞いて以来、少しずつ関心をふくらませていった所長が、ついに「台湾に行ったら、101の展望台にのぼってみたい」と言うようになりました。

子連れの旅、子どものご機嫌を(あまり)損ねないことは、親のやりたいことを通すためにも必要なことです。旅行中は、大なり小なり懐柔策として所長の要望を尊重しつつ、それを理由にして親の希望もある程度通していくわけですが、そうした事情から、「出張」に行く前の時点では、まあ展望台に行くくらいは妥協の範囲と思っていました。

しかししかし、いざ台湾に行ってみると、やはり1450元というのがいかに巨額かと思わずにはいられなくなります。だって1450元ですよ!(笑) そう思っていた台北の夜、持ってきた『歩く台北』を見ていると、なんとこんなことが紹介されていました。いわく、台北101には35階に無料で行けるスターバックスがあり、そこには展望席があると。無料!この言葉に反応したAとB、しっかり頭のメモリーに入れておきました。展望台よりは低いけど、35階という十分高いところから、特別な料金不要で台北の景色が楽しめるのは、かなり貴重なので。

そして翌日、実際に台北101に行き、食事をしたりした後で、所長に提案。35階のスタバからも外が見えるみたいだよ。そこでもいい? 展望台はお茶できないよ(できるかもしれないけど、方便方便)。もともと展望台への関心も漠然としたものにすぎず、お店でお茶するのは日本でも好きな(!)所長は、さっくり承諾。かくして、「101の35階のスタバに行く」ことになりました。

しかし……『歩く台北』の記述を読んだ時点では、まあなんとかなるだろうと思っていたのですが、実は台北101の35階に行くのは結構大変でした。このスターバックスがあるのは、オフィスタワー(辦公大樓)の35階。ショッピングモールのビルではないので、誰でも気軽に入れるわけではありません。そもそも101内のオフィスで働く人向けのスタバなので、観光客として入るためには、ひと手間ふた手間が必要です。以下、そのステップを書いておきます。

(1)オフィスタワー(辦公大樓)1階にある「訪客發卡機」から、画面を操作して、35階のスタバを呼び出す。
taipei101-1.JPG

(2)つながったら、中国語か英語で行きたい旨を伝える(ちなみに通話の音質は悪いです)。

(3)(今回の場合)混雑しているので予約が必要と言われる。ちなみに今回の場合、予約すると2時間弱後(!)に入れるとのことでした。

(4)それでもいいと答え、名前と人数を伝える。

(5)予約時間近くになったら、再び1階の「訪客發卡機」に行き、また35階のスタバを呼び出し予約している旨を伝える。

(6)先方が人数を確認してくるので、答えると「カードを発行します」と言われる。

(7)画面に入場カード発行のボタンが表示される。

(8)表示されたボタンを押すと、カードが出てくる。一枚出てきたらもう一度ボタンを押し、繰り返して人数分のカードを入手する。

(9)それをもってゲートに行き、スタッフに渡してゲートを通してもらう。これでようやくエレベーター乗り場に来て、35階へ。フロアでスタバを探して、店に入って普通に注文。


以上!

いかがでしょう? いやあ、面倒でした(笑)。まあオフィスゾーンに入るわけだし、セキュリティの問題もあるので必要性はわかるのですが、『歩く台北』のさらっとした記述からは、ここまで手間がかかるとは思いませんでした。

しかし、実際に35階のスタバに行くと、やはり眺望はなかなかよかったです。スタバの店舗自体は小さめで、窓際の席もたくさんあるわけではないけど、それでも特別なお金を払わなくても眺望を楽しめるのはいいですね。覚えておいていいスポットだと思います。

窓際の席はこんな感じ:
taipei101-2.JPG

窓から外を撮ってみた:
taipei101-3.JPG

ただし注意。このスタバ、営業終了は午後6時。実際には6時半くらいまでやっていますが、そのくらいの時間にスタッフの人から「終わりですよ〜」と声をかけられる、という感じです。そのため、夜景を楽しむことは残念ながら無理かも。それ以降も35階に残りたい場合は、スタバ以外のレストラン日本料理の「35階」「Elly's Flower Cafe」)へどうぞ。

P.S. 上記の日本料理の「35階」のサイトにも、大雑把ですが35階までの行き方が説明してあります。言葉は少なく、画像は多めです。→ こちら
posted by 研究員B at 23:07 | Comment(4) | TrackBack(0) | 旅行・観 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月30日

台湾でお参り3 龍山寺の巻

2014年2月、台湾で研究員Aの妹・energyちゃんのために安産祈願をした話の最終回。台北・大龍峒保安宮台南・臨水夫人媽廟と回ってきて、今回は言わずと知れた龍山寺(オフィシャルHP台北ナビ紹介記事)。台湾初心者がまず行くべき観光スポットとして筆頭にあがるこちら。ちゃんと安産の神様・註生娘娘がいる。しかも、すっごく可愛いお守りも売ってるとの噂。それ、お土産に最高! ってことで、参拝よりもお守り目当てで行ってきた。

当日は、小雨が降ったり止んだりの肌寒い日。しかし、行ってみると龍山寺はなんだかすごいことになっていた。

longshan1.jpg

も、門から馬が生えてる…。

そもそも、我々が行ったのは元宵節の時期。この時期は町中にランタンが飾られ賑やか、とは聞いていたが寺の敷地内まで、こんなにランタンってどうなんだよ。

longshan2.jpg

廟の中までランタンってどうなんだよ。しかも出来が微妙だし…。

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しかし気を取り直して、参拝開始。まず、右側に行って線香をもらう。無料。有料の物もあるらしいが、その辺はこちらの意気ごみによる。あと他の廟にあった参拝セットは見当たらず、本当にシンプルに線香のみ。おかげで余計な手間をかけずに、すぐ参拝にとりかかれる。

「外→中央→右から左という順でお参りする」「神様ごとに自分の個人情報とお願い事を言う」「香炉があったら線香を供える」という基本システムはここでも同じ。だけど、龍山寺は動線がすっきりしていて、ものすごく参拝しやすい! 後殿がないから、ともかく建物にそってぐるっと参拝すれば良いし、香炉の数と線香の数がきっちりあってるから迷うことないし、お供えとか金紙とかがないから参拝だけに集中すれば良いし。保安宮や臨水夫人媽廟では「ここではどうするの?」と迷うことがしょっちゅうあったけど、龍山寺ではそれがゼロ。すっきりした気持ちで参拝が終えられる。さすが観光地。これは参拝初心者向き。

更に参拝が終了して、外に出ようとすると、出口前にいい感じで売店。お守りだけでも100種類近く売ってる! これが色んな願いに対応している上に、なかなか可愛くて目移りする。

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安産祈願はいくつかあったが、事前調査で目をつけていた小さな靴の形のお守りがやっぱり可愛い。でも一覧表には特に「安産」とも「子育て」とも書いていないので、「このお守りの意味は何ですか?」と売店の人に聞いてみる。一応、中国語で聞いたのだけど、それまでの我々の会話を聞いていたおばさん、一言「Japanese?」と質問。「Yes」と答えると日本語で説明を書いた紙が手渡された。曰く「子供の健やかな成長を願うお守り。子供が16歳になったら感謝の印に、靴を片方返しにくる」とのこと。小さな靴で子供の健やかな成長を願うというコンセプトと、「16歳になったら靴を片方返しに来る」というロマンティックな感じが気に入り、これを買うことに決定。赤、ピンク、黄、緑、水色と5色ある中から、所長(6歳)が悩みに悩んで黄色を選んだ。

longshan5.jpg

小さいけれどとってもよくできているこちらのお守り、なんと55元なり。素敵じゃないですか? 帰国後、energyちゃんもとっても喜んでくれて、今は赤ん坊のベビーベッドにかけられている。

ま、こんな感じで徹頭徹尾「観光地」な龍山寺だったけど、廟として俗っぽい感じがするかというとそうではない。場の空気感に敏感な研究員Aの体感では、ここは「火」。大龍峒保安宮が「水」、台南・臨水夫人媽廟が「土」だったのとはとても対照的。なんかマグマがぐつぐつ沸き立つような熱い、地の底から湧き出すような熱を感じた。

個人的にとても不思議だったのは、ある神様にお参りしていた時、左肩後方にけっこうな熱さを感じたこと。小雨が降る肌寒い日だったから「あー、後ろに香炉があるんだな。しかし、熱すぎるなー。危ないなー」と思っていた。しかし参拝が終わって振り返ると、香炉ははるか後方。とても熱を感じるような距離にはない。

後で調べると、その時お参りしていた神様は、ばっちり研究員Aの仕事関係を司る神様。なおかつ、運命を動かしたりする神様も近くにいたので、「なんか仕事に関してパワーをもらったのかなー。すごいねー」と、ホテルでのほほんと話していた。

だけど別にその後、何か大きな変化があったわけでもないし…と書きかけ、ふと研究員Aは気づいた。そう言えば、先週、超ビッグな仕事のオファーが研究員Aに飛び込んできたじゃないか。あれはもしや、龍山寺のご利益??

なんかこう書くとこじつけみたいだけど、今回の仕事のオファーは本当にミラクルとしか思えない経緯で、研究員Aの元にころがりこんできたのだ。しかも分不相応にビッグなオファーで、これをやったら確実に自分のキャリアは一段階(どころが数段階)高いステージに上がる、というもの。あまりのビッグさに「この話、私ごときが引き受けても良いものか…」と引け腰になるほど。

でも、このエントリを書きながら、あれは龍山寺の神様からの贈り物だったのかも、と思いついた。それなら、このミラクルな経緯も、僥倖のようなオファーの内容も納得がいく。うん、きっとそうだ。龍山寺の神様のおかげに違いない。だったら、やっぱり頑張ってやらないきゃいけないな。ブログを書きながら、腹をくくる研究員A。

妹の安産祈願に行ったはずなのに、自分の仕事運が強力にアップするとか龍山寺すごすぎる。あれだけ観光地化されてるのに、パワースポットとしての威力は衰えず。台湾の廟に行ってみたいけど参拝の仕方はよく分からない、でもご利益のある所が良い、というワガママな人にはぴったりかも。ただ、龍山寺のパワーはクセがある感じなので、あう人とあわない人がいるかもしれない。その辺は、実際に行ってみて自分で体感してみてくださいな。

以上で、「台湾で安産祈願」シリーズ終了。全然「安産」にフォーカスしない内容だったけど、廟めぐり自体が面白かったので仕方ない。ちなみに、本題のenergyちゃんの出産。事前に医者に言われてたことをミラクルのように次々と裏切り、無事に出産を終え、赤ん坊もすくすく成長中。「そりゃ、台湾の神様がいっぱいついてるからね」とおきらく研の人間は誰も驚かない。信じる者は救われる。次に台湾に行ったら、またお礼参りに行くんだー。

posted by 研究員A at 22:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行・観 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月28日

台湾でお参り2 台南・臨水夫人媽廟の巻

前回に続き、台湾で研究員Aの妹・energyちゃんのために安産祈願をした話。台北・大龍峒保安宮に続き、今回は台南の臨水夫人媽廟(台南市中西區建業街16號)。

今回行った三つの廟の中で、おそらく最も知名度の低いこちらの廟。だけど「安産祈願」という主旨には最も近く、安産・子育て・子宝等々、女性関係の悩み全般を叶えてくれる神様が勢ぞろい。行ってみたら、確かに廟にいる神様の8割くらいが女性。こんなに女性の多い廟は初めてで、なんだかびっくり。

rinshui.jpg

しかもそんな廟だからか、女性の参拝者が異様に多く、更にはまた子供も多い。お父さんに臨水夫人がいかに偉いかを説明されている男の子とか、神様に供えられているお菓子をくすねて食べてる女の子とか、どこで線香に火をつけるべきかで口論してる兄弟とか。他の廟にはないにぎやかさと活気で、なんだかそれ自体が安産とか子育てに効きそうな感じがした。

さて、こちらの参拝方法。まず参拝セットを買う。我々は廟の隣の店で買ったが、中でも売っていてそっちの方が少し安い。ただ外の店は参拝セット一つ買ったら、無料で線香を追加してくれた。おかげで、お供えは一つ、でも線香は3人分という経済的なことができた。ありがたい。

中に入ったら、まずお供え台にお供え(ちょっとしたおやつ)と金紙(紙でできたお札)をセット。保安宮では他の人のお供えと紛れてしまって困った教訓を踏まえ、今回は分かりやすい場所をしっかりキープする。

保安宮と違ってお供えセットの中に蝋燭はなし。よって蝋燭を供える行程をカット。向かって右手の指定された場所で線香に火をつけ、いざお参りに出発。「神様ごとに自分の個人情報とお願い事を言う」「外→中央→右から左という順でお参りする」「香炉があったら線香を供える」が基本ルールはこちらも同じ。ただ、保安宮と同じく後殿があるので見落とさないように注意が必要。あと事前にこちらの廟について調べていた研究員Bによると、一つの香炉に線香3本を供える、という独自ルールがあるとの噂。でも他の人を見てもこのルールが貫徹されてる感じはなく、でも確かに3本供えてある場所もあり。結局、なんとなくその場その場で1本にしたり、3本にしたりしてお参りを続けた。はて、どっちが正解かしら。

お参りが終わったら、自分のお供えを取りにいく。今回は分かりやすい場所に置いてあったため、無事、置いた時と同じ形で残っていた。そのまま金紙を燃やしに行くが、こちらの廟は炉が廟の中にある。だから、参拝中の人々に紛れてまた右手奥へと進むことに。動線が悪いぞ〜。

金紙を燃やしたら任務終了。そのまま外に出て、台南小吃巡りへと繰り出した。すぐに小吃巡りに繰り出せるロケーションも○。

でこの後は信じるも八卦…という話だが、場の空気感に敏感な研究員Aがこちらの廟で感じたこと。保安宮が「水」な感じだとしたら、臨水夫人媽廟は「土」。すごーく地に足がついた感じの、良い意味で泥臭い、そしてあったかくて賑やかな場所だった。

こちらの廟、メインの神様の女性比率が高いだけでなく、それ以外の小さな神様もほとんどが女性。廟をぐるりと取り囲むようにこの小さな神様が一つずつ飾られていて、それぞれが赤ん坊を抱いていたり、子供を連れていたり、双子や三つ子がいたり、兄弟がいたり、ありとあらゆるパターンの「母と子」の像がある。それを一つ一つ見ながらお参りしていくと、何だか「あちら」の世界で子供が騒いだり、笑ったり、泣いたりしていて、それを神様が怒ったり、あやしたり、一緒に笑ったりしている声を感じられるような気がした。「こちら側」の廟の中でも、子供とその親が賑やかに過ごしていたから、その相乗効果でなんだかすごくあったかい気持ちになったのだ。

ここでちょっとだけ告白すると、研究員Aの妹・energyちゃんの出産は、普通の人よりほんの少しややこしい状況にあった。それについて研究員Aは思った以上に心配していたし、不安だったらしい(←保安宮でお参りしながら気づいた)。でも、ここ臨水夫人媽廟でたくさんの、たくさんの小さな母と子の形をした神様にお参りをしていたら、ある瞬間にふと「あ、energyちゃんもその赤ちゃんも大丈夫だ。ちゃんと護られてる」と確信を持てた。何かの啓示みたいに。その後、energyちゃんは無事出産し、赤ん坊もちゃんと大きくなっている。だからあの時の啓示は本物だったと研究員Aは思っている。

あ、そう言えば、ここの廟、女性全般に効くというだけあり、ちゃーんと月下老人(縁結びの神様)もいる。でもここの「恋愛」はロマンティックに燃え上がる、というより、手をとりあって一歩一歩堅実に進む、みたいな恋愛の方に効く気がするな。龍山寺の月下老人が燃え上がる系な恋愛に強そうなのとは対照的。もし結婚して家庭を作る、みたいなことにつながる手堅い恋愛をしたい方がいたら、臨水夫人媽廟の月下老人は良いかもしれませぬ。効果の程はまったく保証できませんが(笑)。
posted by 研究員A at 21:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行・観 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

台湾でお参り1 台北・大龍峒保安宮の巻

2014年2月の台湾「出張」の時の話。

出発前にこちらで書いた通り、この時、研究員Aの妹・energyちゃんは出産を控えていた。「台湾行くならお寺にお参りでもしておいて」と頼まれた研究員A、張り切って事前調査をして渡台。3つの廟を回ったので、その時の話をシリーズで書こうと思う。今回は最初に行った大龍峒保安宮の話。

さて、こちらの大龍峒保安宮。圓山駅近くにある有名な廟で、ガイドブックにも載っている(オフィシャルHP台北ナビ紹介記事)。メインの神様である保生大帝は医療の神様なので病気系の悩みを持つ人に人気があるようだが、ちゃんと安産の神様・註生娘娘もスタンバイ。おきらく研の定宿・圓山商旅会館から歩いていける距離なので、大好きな芝山豆漿で朝ごはんを食べた後、ぷらっと行ってみた。ただし、この日は研究員BがデジカメのSDカードをホテルに忘れるという大失態。写真なしのレポになるけど、ご容赦を。

保安宮に行ったこの日は、小雨が降ったりやんだりする肌寒い日。それでも、旧正月明けなせいか、廟の中は人でいっぱい。あまり観光地化されていない感じで、現地の人達がわさわさ動いている。ちょっと気圧されたけど、しばらく入口のところで人の動きを観察。どうやら廟に入って右側にある売店で参拝セットを買うのが出発点らしかったので、そこでセットを3人分買う。(←研究員Bによると、参拝セットは「買う」のではなく物と引き換えに寄付金箱に自分で決めた額を投入するシステムらしい)。

紙袋の中には、金紙(紙で作ったお金)たくさん・蝋燭2本・お供え一つ(海苔とかお菓子とかちょっとしたもの)・線香いっぱい。金紙とお供えはお供えテーブルに置いておくのだけど、この日は雨のためか、屋内のお供えテーブルがいっぱい。「空かないねえ」と立ち往生していると、そばにいた女性が「あの人たち帰るところだから、あそこに置きなさい」とそっと教えてくれる。いつもながら、台湾の人たちってほんとに親切。ありがとう。

狭いスペースにぎゅうぎゅうに金紙とお供えを置いたら、本殿向かって右側の巨大燭台に行って蝋燭を二本お供え。これも蝋燭を立てる場所がすべて埋まっていて大苦戦。結局、蝋燭のお尻を火であぶり、燭台にぎゅーっと押し付けてくっつけるという現地の人達の技を真似てミッション成功。このあたりで既に一仕事終えた気分。

でも、本番の参拝はここから。蝋燭で線香に火をつけて、参拝にいざ出発! 参拝の基本ルールは、「神様ごとに自分の個人情報とお願い事を言う」「外→中央→右から左という順でお参りする」「香炉があったら線香を供える」が基本ルール。多少間違っても誰も気にしないし、台湾の神様は大らかだから大丈夫(たぶん)。ただ保安宮は本殿の後ろに後殿があり、そこの3階と4階にも神様がいるのを見落としがちなので注意。

なぜか終盤に線香が足りなくなって研究員Bにもらうアクシデントがあったりしたものの、参拝はつつがなく終了。満足してお供え台に戻ると、…あれ? おきらく研のお供えがない! 似たようなお供えセットをぎゅうぎゅうに置いておくから、誰かが取り違えて持っていってしまったらしい。色々吟味した結果、多分これはおきらく研のもの、という1セットを見つけてそれだけ持ち帰ることにする。

しかし、帰る前に最後のお仕事。本殿出て左側、道路の対岸に金紙を燃やす炉がある。そこに行って、金紙をぼんぼん放り込んで燃やしたら本日のタスク完全終了。全部で1時間くらいかかったかな。大仕事をした気分。

で、参拝の感想。実は研究員A、台湾の廟にお参りするのが好き。別に信仰心が厚いとか、宗教信じているとかそういうのはないんだけど、(むしろ否定的な方だと思うんだけど)。でも、台湾の廟に行くと、神様に向かい合って自己紹介して、お願い事を言って、というのを10回近く繰り返すはめになる。それだけの回数、悩み事について他人に伝えようとしていると、嫌でも自分の中で問題が整理されてくる。整理されてくれば、気持ちはすっきりするし、元気もわく。だから台湾の廟に行くと、結果的にすっきり元気になる。この辺、お手軽カウンセリングというか、ヒーリングというか。自分の気持ちを整理するツールがこんな身近にあるなんて、台湾の人は羨ましい。

あと研究員A、スピリチュアルとかそういうのではないんだけど、場の空気感にちょっと敏感なところがある。保安宮で感じたのは「水」の空気。すごく清涼感があって、さらさらときれいな水が流れてるような空気感なのだ。実際、廟を後にしてしばらくしたら、体の中の詰まというか滞りみたいなものが「すとん」と流れるような感覚があった。同じような感覚はその後一日くらい断続的に何回かあって、保安宮が医療の神様だからかな、と思ったりもした。

まあ、だからと言って体調が劇的に良くなったとか、すごく良いことが起こったとかそういうのはないんだけれども。それに研究員Bや所長は変化を感じなかったので、研究員Aの思い込みかもしれないんだけど。だけど今回行った三つの廟はそれぞれすごく対照的な空気感だったので、ちょこっとメモとして付け加えておく。

台湾でお参り2 台南・臨水夫人媽廟の巻」に続く。
posted by 研究員A at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行・観 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月31日

台北で安産祈願

今日のブログタイトルを見て、「もしや、おきらく研に新スタッフ着任?」と期待された方。すみません。研究員Aは現状、妊婦ではございません。妊婦なのは研究員Aの妹、energyちゃんです。しかも、energyちゃんたら、おきらく研が来月台湾「出張」を予定している期間内にばっちり予定日。「台湾で寺にでも行ってお参りしといて」との依頼なので、効きそうなとこを調べてみました。備忘録として書いときます。

龍山寺
台湾+安産祈願で検索すると一番に出てくるのは、かの有名な龍山寺。龍山寺の中は前殿、本殿、後殿と分かれている。その中の後殿にいる「註生娘娘」が、子宝・安産・子育てと子供関係全般に強い神様らしい。画像を見ると分かるが、「註生娘娘」は3人。雲霄、碧霄、瓊霄の3人の仙女をあわせて「註生娘娘」と言うらしい。本殿から順番に神様をまわっていくと6番目にいる神様。

ちなみに、その近くにいるらしい「池頭夫人」も安産の神様だし、「十二婆者」も「註生娘娘」のサポート役らしいから、全部あわせてお祈りしとくと良いのかも。

龍山寺の紹介+お参りの仕方については以下を参照のこと。

「旅旅台北 龍山寺徹底ガイド 参拝手順・おみくじの引き方」

あと、龍山寺はプチプライスでかわゆいお守りを多種多様に売っているのもポイント。安産祈願は靴の形のお守りみたいなので、これを買うのも良いかも。日本みたいに後で神社に返さなくても良いみたいだから、お土産にもいいね。

保安宮
龍山寺ほどメジャーではないけど、ガイドブックに必ず載っている保安宮。こちらの東西護堂にも「註生娘娘」と「池頭夫人」がいる。画像を見ると、龍山寺のとはまた雰囲気が違う面持ち。龍山寺とどっちの方が効くかは分からん。でも、保安宮のメインの神様が「保生大帝」という医療の神様らしいので、近親者に病人もいる研究員Aとしては、病気回復と安産祈願を兼ねられる保安宮はポイント高し。定宿の圓山商旅會館から歩いていけるしね。

他に台北の有名な寺としては行天宮が思い浮かぶけど、なんだか威勢の良い神様ばっかりで安産祈願とかできそうな感じじゃないなあ。まあ、台湾はいっぱいお寺があるから、安産祈願ができるところもこれだけじゃないと思うけど、とりあえず日本人観光客が行きやすそうなとこをあげてみました。他の場所でも、妊婦は(もしくはその知り合いは)「註生娘娘」と「池頭夫人」を見つけたら祈っとけ!ってとこでしょうか。ものすごーく大雑把ですが、台北・安産祈願ガイドでした。他にも効くところがあったら、ぜひ情報お寄せくださ〜い。

posted by 研究員A at 23:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行・観 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする