2011年01月29日

渋谷「七宝麻辣湯」でランチ

今回、紹介する店は「上海で人気の店」の日本支店。台湾ブログで紹介するにはちょっと苦しいんだけど、まあ同じ中華圏ということで台湾ぽいメニューもあるし、台湾テイストを感じられなくもないし。

さて、この「七宝麻辣湯」。トッピングと辛さを選べるスープ春雨の店。できた時からすっごく気になっていたのだけど、場所が微妙に行動範囲からずれているので今まで行けず。きっとすぐになくなっちゃうんだろうなー、という予想に反して、開店から数年たった現在でも立派に営業中。平日の昼に研究員Bと都合があったので、連れだって行ってみた。

店に入ると左手に具材コーナー。野菜、肉、魚介、きのこ、卵などなど、などなど。かなりの数の具材がずらりと並んでいる。それをプラスチックのザルに3種類選んで放り込み、店員さんにスープの辛さを指定して渡すとスープ春雨が出てくるという仕組み。この「プラスチックざるに具材を選んで放り込む」というプロセス自体が、既に滷味ぽくってテンションが上がる。

カウンターに座って、待つこと数分。注文した品がやってくる。

まず、研究員Aが頼んだスープ春雨。トッピングは白菜、ホタテ、シメジ。スープは2辛。2辛って中辛って書いてあったけど、十分辛い。研究員Aに3辛は無理かも。

七宝湯2.jpg

次に研究員Bが頼んだスープ春雨。トッピングは鶏団子、水餃子、青梗菜。スープは1辛。鶏団子は今一つだったらしい。

七宝湯1.jpg

最後に、研究員Bが頼んだ魯肉飯。普通のお椀サイズ。

七宝湯3.jpg

春雨のスープは、がつんとスパイスの味! 多分すごく色々、いろいろと入れてある。しかも春雨とあわせているので、それほどしつこくない。いわゆる「ラーメン」では味が重く、スープを飲み干すなんてこと絶対にできない研究員Aが、ここでは喜んでスープを飲みほした。それでも足りなくて、研究員Bのスープも横取りして飲んだ。卓上にニンニク、酢とあわせて山椒が置いてあるのもポイントが高い。このスパイスがいっぱい入ってる薬膳ぽい感じ。日本ではなかなか巡り合えないので、とっても幸せな気持ちになる。

実際、店内で食べている人、テイクアウトを注文しに来る人に、中国語を話す人がそれなりにいた。現地出身の方にも支持されているのかしら。確かに、あんまり日本化されてない味な気が。

ただスープ春雨とは対照的に、魯肉飯の方はいたって日本風。スパイスの味も香りもほとんどしない、ただの「角煮」。スープ春雨の方が本場っぽいのに、これは残念。

それから、いくら美味しくても所詮は春雨。あまり腹もちは良くない。実際、研究員Aは12時にスープ春雨を食べたのに、14時には既にお腹が空いてきた。魯肉飯を食べた研究員Bは、そっちのボリュームでなんとか引っ張れたらしいので、ご飯か何かを追加で注文するべきだったかも。でも、スープ春雨だけで680円するんだよね。これに更に追加すると…、と考えるとちょっと高い。さすがに現地みたいには無理だけど、もうちょっと気軽に食べられる値段になって欲しいなあ。

でも、このスープ春雨を食べた日、けっこう寒かったにも関わらず、研究員Aの胃腸のあたりは午後中ずーっとぽかぽかだった。唐辛子効果? スパイス効果? どっちにしても、冷え性の研究員Aには嬉しい効果。ちょっと高いなーとは思うけど、きっとまた食べに行っちゃうことでしょう。

火鍋とか、滷味とか、その辺が好きなアナタ。日本で「近い」ものが、気軽に食べられるのがこちらのお店。寒さが続く今日この頃、あのあったかさが恋しくなったら渋谷に行ってみてください〜。席数少ないから、昼時は外してね。


七宝 麻辣湯
総合:4.0

料理・味:5.0 サービス:4.0 雰囲気:4.0 CP:2.0




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2011年01月24日

横浜中華街「萬和楼」で昼ごはん

大変珍しいことに、平日昼間に研究員二人が横浜周辺で昼食を食べられることになる。そんなら中華街に行っちゃう? というわけで、地下鉄でぴゅんと移動。ところが、行こうと思った店が改修中→定休日→場所がうろ覚えで見当たらない…、と悲劇が続く。この時、主導権を握っていたのは研究員B。何故か、研究員Bが主導権が握ると、こういう間の悪いことがミラクルのように続々と起こる。最後の最後に見かねた研究員Aが「じゃあ、あそこに行こう」と提案したのが、今回訪れた「萬和楼」。

萬和楼_外観.jpg

横浜中華街で台湾料理と言えば、有名なのが「青葉」、ちょっと通だと「秀味園」て感じだと思うのだけど、おきらく研的に真打ちはここ。うわー、台湾の味を食べたあ、という満足感が一番高い。

しかし、上の写真からも分かる通り、入店するには相当に勇気がいる。そんなにきれいじゃないし。店頭に出ているランチメニューもこんな感じ。

萬和楼_メニュー外.jpg

小さい上に、写真が色あせていて、お世辞にも美味しそうに見えない。客引きに熱心な中華街の店としては、画期的なくらいやる気が感じられない。でも前に行って良かったので、臆せず入店。ランチメニューは限られているので、即注文。

研究員A 「私は麻醤麺とワンタンのセット」
研究員B 「どうしようかな。魯肉飯のセットかな。でも牛肉麺にしちゃおうかな」
店主 「牛肉麺にしよう。寒いから(きっぱり)」

研究員B、ここでも主導権を奪われ、勝手にメニューを決められる。この辺からすごく台湾的。

店主のおっちゃんは注文を厨房に伝えに行った後、ぶらりと戻ってきて「はい、台湾の新聞」と『台湾新聞』を渡してくれる。ありがたく頂戴すると、「お客さん達、初めてじゃないね?」と質問。前に一度か二度来ました、と答えると「いきなり麻醤麺(マージャン麺)、牛肉麺(ニューロー麺)て、初めてのお客さんじゃないよ」と軽く首を振りながら去って行った。そう、ここのおっちゃんは激しくおしゃべり。放っておくと、店にいる間、ずーっと話し続ける。大変面白いので楽しみにしてるのだが、今回はこの程度で会話終了。ちょっと残念。

そして、待つことしばし。出てきた牛肉麺。

萬和楼_牛肉麺.jpg

わーい。中華麺じゃないよ。あの台湾の麺だよ。そして、ちゃんと高菜が入っていて、スパイスが効いているよ。辛さはほどほどだけど、正統派台湾牛肉麺だよ。台湾行ったらもっと美味しいのが食べられるのは分かってるけど、でも日本で「もどき」じゃない牛肉麺を食べられるのは貴重だよ。嬉しいよ。

次に麻醤麺とワンタンのセット。使用前。

萬和楼_麻醤麺1.jpg

「しっかり混ぜてねー」のおっちゃんの勧めに従って、混ぜるとこうなる。

萬和楼_麻醤麺2.jpg

うーん。しっかりと甘く、濃厚な味。台湾で麻醤麺を食べたことがないから比較はできないのだけど、日本だと好き嫌いが分かれそうだな。あまりに甘味が強いので、ちょっと辛味を足そうかなと研究員Aがラー油の蓋を開けると…、

萬和楼_ラー油.jpg

わあ、これって自家製? 八角と…何かが入ってる! スパイス好きにはたまらん。でも、残りが少なかったため、あまり堪能できず。残念。

ワンタンスープも野菜とワンタンがしっかり入っていて満足度が高かった。ごちそうさま。

麻醤麺もワンタンスープもちょっと味が濃い目なので、午後中、喉が渇いた。でも、なかなか日本で食べられないものを食べた、という充実感はある。台湾好きな方、台湾が懐かしくなったらちょっとだけ現地気分を味わうのには良い店だと思います。

ちなみにこの店、実はちゃんとした素食を食べれる店としても有名。素食メニューは普通のメニューには載っていないのに、店内中に写真が貼ってある。おきらく研は未挑戦。

萬和楼_素食.jpg

あと、お持ち帰りの品も充実。こっちも、まだ未挑戦なので評価できず。でも気になるものが色々とあり。

萬和楼_持ち帰り.jpg

店はお世辞にもきれいとは言えないけれど、色々と面白い使い方ができそうな店。台湾好きな方、話のタネに、一度行かれてみてはいかが?


萬和樓
総合:4.0

料理・味:4.0 サービス:3.0 雰囲気:4.0 CP:3.0




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2010年11月30日

巣鴨の台湾料理「台湾」

諸事情あって朝から巣鴨に行くことになり、用件が終わった時点で11時20分。職場に戻る前に昼食をとろうと思ったのだけど、巣鴨なんて滅多に来ることがないし、ここはせっかくなのでブログのネタに……というわけで訪れたのがこの店。その名も「台湾料理 台湾」。

地蔵通商店街をどんどん進んで、とげぬき地蔵(高岩寺)を過ぎてすぐ、コンビニのところで右に曲がり細い路地を行くとあります。何もないとわかりにくいけど、コンビニの前の右折ポイントに、ちゃんと看板が。

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お店の外観はこんな感じ。ちっちゃいお店です。

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わかりにくいかもしれないけど、自家製の香腸が干してあります。

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まだお昼にはちょっと早いこともあって、店内にお客さんの姿はなし。といってもテーブル3つで、全部で10数人ぐらいしか入らないのですが。

テーブルに置かれたメニューや壁の掲示を見ながら、注文を考える。壁に貼られた黒い紙や赤い紙には、台湾度の高いメニューが多々あるけど、「酒菜」という扱いだったり持ち帰り用だったりで、ランチ向けという感じではない。

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牛肉麺も考えたのだけど、テーブルのメニューと一緒にあった写真をみると、台湾にあるような牛肉麺は想像しない方がよさそう。一緒にあった雑誌のコピー記事に、道場六三郎が「台湾に行かないと食べられない味」と評した、と書かれているのが目に入り、少々心配に思いつつも結局そう評されていた「角煮麺」1000円を注文。店のおばちゃんがちまきなども勧めてくるが、とりあえずパス。

というわけで出てきた「角煮麺」がこれ。

sugamo6.jpg

この写真だとわかりにくいけど、巨大な角煮が中央に軍艦のように鎮座。大変な迫力です。刻みネギやかいわれ大根もあるけど、とにかく角煮です。明らかに量のバランスを欠いている気が…。麺はかなり柔らかめで、それもまた角煮の印象を強めるばかり。角煮自体はよく煮込まれていて柔らかく、おいしいけど、八角の風味とかがあるわけでもなく、残念ながら台湾らしさは皆無。うーん、当ブログ的にはもっと台湾ぽいものを選ぶべきだったか、と思いがよぎるものの、実はこの日、(また)諸事情あって朝食抜きで空腹だったこともあり、黙々と食べる。

巣鴨の街の客層に対応するには、あまり「台湾度」の高い仕上がりでない方がよかったりするのだろうか、などと思いつつも、店内をきょろきょろすると、この店、ちまきにとどまらず、鹽水雞や鐵蛋が食べたり持ち帰りができたりする様子。訪問時も、鹽水雞は既に用意されていました。書いて貼ってあるのは本当のようです。おそらく台湾ネイティブ(ちまきの勧めっぷりからおばちゃんがそうなのかと予想)の「実力」を味わえるメニューもあるのでしょうが、財布も時間も余裕がなく、今回は撤収。夜に数人で来てあれこれ注文とかしてみたい感じ。





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2010年07月11日

中国茶のお店「Lasah」(二子玉川)でランチ

前から気になっていた中国茶のお店「Lasah」にランチを食べに行ってきました。場所は、田園都市線二子玉川駅から歩いて10分ほど。繁華街を過ぎて、あれ?と思うような住宅街の中に突然出現。台湾在住経験もあるお茶のプロが開いたというお店だけあって、場所もマニアック。初めての方は、決して地図をお忘れなく。

二子玉川小学校を通り過ぎた路地にこじんまりとたたずむLasah。

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1階はお茶、野菜、雑貨などのショップ。2階がカフェ。1フロアはすっごく狭い。狭小住宅ってこんなのかしら?という感じ。でも、白壁に木をいかしたインテリアとか、天窓とか、狭さをおしゃれに見せる工夫がうまくきいているので、圧迫感はなし。ただ、仕方ないけど階段はせまく険しい。そんなことする人いないと思うけど、子供連れて、ベビーカー持って上がるのは無理です。絶対に。

2階のカフェは、4人掛けテーブル×3。定員少なし。我々が行った時は、端のテーブルで常連さん達がお茶会中。席がうまっていたのを、オーナーさんの指示で先客の皆さまの大移動が行われ、なんとか席につけた。ありがとうございます。

そして、いざランチを頼もうとすると「今日はもうないんですよ…」と申し訳なさそうな顔。ランチのお客さんが多かったため、1時過ぎに我々が行った時点でもう売り切れになっていたとのこと。「緊急でうどんのセットを作ってもらってるんですが、それでどうでしょう?」ううむ、おいしそうだが、うちの所長(3歳)は小麦アレルギー。大分、解除に近づいているが、うどんで一食はまだちょっと恐い。事情を話すと厨房と相談して、急遽、丼ものの定食を作ってもらえることになった。本当にありがとうございます。

厨房は突然の事態にたてこんでいるらしく、なかなかご飯は出てこない。同じようにぼんやりとランチセットを待つ客が他にも1組。反対側では盛り上がりまくる常連さん達の会。中国茶に関するオタクな情報が嫌でも耳に入ってくるので、静かに興味深く耳を傾けつつ食事を待つ。

すると、オーナーさんが気をきかせて、そちらの会で振舞われている貴重なお茶を、時々こちらにも回してくれる。わあい、なんてお得なんだ。中でも「とんでもなく高い東方美人」はすごかった。純粋にお茶だけなはずなのに、ものすごく豊かな花の香り、果物の味わいがする!うわ、お茶ってこんなに深いんだ…、と無料で試飲させてもらったものに、心からノックアウトされる研究員A。

更に、場の空気を読まない所長が「なんでご飯こないのー?」と話しているのを耳にして、お茶菓子セットを出してくれる優しいオーナー。写真を撮り忘れたのだけれど。茶梅、ドライマンゴー、おせんべい、等々、すべてが大変!上品でおいしい!中国茶をポットでとって飲もうか、と思わず検討を始める研究員二人(結局とらなかったけど)。

そんなこんなで待つこと一時間。出てきた食事はこちら。

うどんのセット。

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丼のセット。

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どちらも心の底からおいしい。「中国茶の店で申し訳程度に出してます」というレベルをはるかに超えて、「きちっとご飯を食べに行きたい」という需要に応えるもの。一つ一つ、人の手で丁寧に作られた味がする。お腹にも心にも、そして目にも満足するすてきなランチだった。ごちそうさま。

オーナーさんは自分でお茶を焙煎したり、茶葉を県内の契約農家で買い付けたり、とにかく色々こだわっている方。ただ、こだわり方が偏狭ではなくて、純粋に面白がってこだわっているんだろうな、というのがお店の雰囲気ですごくよく分かった。台湾の話、お茶の話、色々聞いてみたかったけど、この日は常連さんも多かったので断念。週末はやっぱり混むみたいなので、平日に仕事を持ってお茶しに行こうかしら。

しかし、「実」を味わわせてくれる中国茶の店って日本ではあまりないので貴重。なんか、「空気」を味わわせる店が多いじゃないですか、中国茶の店って。静かでゆったり中国茶を飲む、みたいな「イメージ」を味わわせる店。それはそれで落ち着くし、楽しいんだけど、こういう風にがつんと食べさせてくれて、飲ませてくれて、話して聞かせてくれて、という中国茶の楽しみ方があっても良いはず。がしゃがしゃしたのが苦手な人には不向きだけど、我々は気に入りました。また行くと思うので、そのうち再度レポートします。お楽しみに。

お茶と食料雑貨 ラサ(中国茶専門店/二子玉川)
総合:4.0

料理・味:5.0 サービス:4.0 雰囲気:3.0 酒・ドリンク:5.0



posted by 研究員A at 23:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国内:食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月07日

「パオ」の台湾担仔麺・水餃子セット

前のエントリで紹介した「台湾観光協会 東京事務所」でパンフレットをいろいろもらった後、せっかくなので昼食もこのあたりで済ませようと思い、(研究員A提供の情報を参考にしつつ)やってきたのがこの「台湾家庭料理 パオ」

パオ1.jpg

頼んでみたのは、「台湾担仔麺・水餃子セット(大)」で900円。ちまきのセットと迷ったけど、これにしてみました。

パオ2.jpg

こんな感じです!

パオ3.jpg

ラーメンの大鉢に担仔麺がどーん。写真には写っていないけど、小さな冷奴がつき出しみたいに最初に出てきました。

担仔麺のスープはとても淡白な味わい。肉燥(ひき肉味噌)は押し付けがましくなく、刻んだセロリがいい香り。
水餃子は、最初の一口は「悪くないけど、特にすごくもない」という印象だったけど、食べ進むうちにじわじわっとおいしさに気づかされるようになる。もちもちの皮もいいけど、餡がいいですね。

全体として、とてもgentleというか、淡白で優しい味わいでした。台湾で食べるような強い存在感があるわけじゃないけど、これはこれで満足。

この西新橋から虎ノ門にかけては、結構いろんな店があるので、台湾観光協会に行った後はあちこち寄りたくなってしまう。でも早く職場に戻らないと…。


パオ 愛宕店(餃子/溜池山王)
総合:4.0

料理・味:4.0 サービス:3.0 雰囲気:3.0


posted by 研究員B at 23:59 | Comment(4) | TrackBack(0) | 国内:食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする