2016年11月27日

2016金馬獎・結果

本日(昨日)、第53屆金馬獎の授賞式が行われ、各賞が発表されました。以下、受賞者・受賞作品をご紹介。詳しいノミネートリストは昨日のエントリをご参照ください。


●最佳劇情片(最優秀作品賞)
八月(『八月』:2016TIFF)

●最佳紀錄片(最優秀ドキュメンタリー賞)
日曜日式散步者

●最佳劇情短片(最優秀短編映画)
九月二十八日.晴(『ある晴れた日』2016アテネ・フランセ文化センター)(應亮)

●最佳動畫短片(最優秀短編アニメーション映画)
缺乏名字的場所(徐國峰)

●最佳導演(最優秀監督賞)
馮小剛(我不是潘金蓮)

●最佳男主角(最優秀主演男優賞)
范偉(不成問題的問題 『ミスター・ノー・プロブレム』:2016TIFF)

●最佳女主角(最優秀主演女優賞)
周冬雨(七月與安生)
馬思純(七月與安生)

●最佳男配角(最優秀助演男優賞)
林柏宏(六弄咖啡館)

●最佳女配角(最優秀助演女優賞)
金燕玲(一念無明)

●最佳新導演(最優秀新人監督賞)
黃進(一念無明)

●最佳新演員(最優秀新人賞)
孔維一(八月 『八月』)

●最佳原著劇本(最優秀オリジナル脚本賞)
龍文康, 伍奇偉, 麥天樞(樹大招風 『大樹は風を招く』)

●最佳改編劇本(最優秀脚色賞)
梅峰, 黃石(不成問題的問題 『ミスター・ノー・プロブレム』)

●最佳攝影(最優秀撮影賞)
李屏賓(長江圖 『長江図』2016SKIPシティ国際Dシネマ映画祭)

●最佳視覺效果(最優秀視覚効果賞)
Douglas Hans Smith, 王磊, Sam Khorshid, 劉松(尋龍訣)

●最佳美術設計(最優秀美術賞)
趙思豪(一路順風 『ゴッドスピード』)

●最佳造型設計(最優秀衣装デザイン賞)
張世傑(唐人街探案 『僕はチャイナタウンの名探偵』)

●最佳動作設計(最優秀アクション監督賞)
伍剛(唐人街探案 『僕はチャイナタウンの名探偵』)

●最佳原創電影音樂(最優秀オリジナル映画音楽賞)
林強(翡翠之城)

●最佳原創電影歌曲(最優秀映画主題歌賞)
Arena Cahaya(詞:季小薇, Rendra Zawawi 曲:季小薇, Rendra Zawawi 唱:季小薇 OlaBola)

●最佳剪輯(最優秀編集賞)
梁展綸, David Richardson(樹大招風 『大樹は風を招く』)

●最佳音效(最優秀音響効果賞)
房濤, 郝智禹(長江圖 『長江図』)

●觀眾票選最佳影片
我不是潘金蓮

●國際影評人費比西獎
八月

●年度台灣傑出電影工作者(最優秀台湾映画人賞)
趙コ胤

●終身成就獎(生涯活躍賞)
張永祥


台湾作品に注目すると、多数ノミネートされていた『ゴッドスピード』と『マンダレーへの道』でしたが、結局受賞に至ったのは『ゴッドスピード』で1部門のみで、『マンダレーへの道』は無冠に終わりました。昨日のエントリで紹介した、ドキュメンタリーの《日曜日式散步者》やアニメーションの《缺乏名字的場所》など、台湾作品の受賞もあるのですが、受賞リストだけをみるなら、今年は全体として台湾作品の存在感が薄くなってしまった感があります。まあ、金馬獎ではそういう年があるのは避けられないのですが。

で、受賞作品の中で、台湾作品かつ昨日のエントリで紹介していなかった2作について、動画を紹介しておきます。

一つは、最佳原創電影音樂(最優秀オリジナル映画音楽賞)に林強の音楽が選ばれた、《翡翠之城》の予告編です。《翡翠之城》は、『マンダレーへの道』と同じく趙コ胤監督による作品で、こちらはドキュメンタリーとのこと。『マンダレーへの道』は無冠だったとはいえ、自身は年度台灣傑出電影工作者に選ばれ、また《翡翠之城》でも複数部門でノミネートされていますので、趙コ胤監督は間違いなく活躍した一年だったといえそうです。ちなみに『マンダレーへの道』の音楽を担当したのも林強でした。



もう一つは、林柏宏が最佳男配角(最優秀助演男優賞)に選ばれた《六弄咖啡館》の予告編です。台湾の作家・藤井樹の小説の映画化作品で、中国の董子健、香港の顏卓靈とともにキャスティングされたのが、台湾の林柏宏。《帶我去遠方》、大阪アジアン映画祭で上映された『甘い殺意(甜蜜殺機)』や『欠けてる一族(缺角一族)』などにも出演しています。
物語は、「男女4人を中心に、高校から大学までにおける初恋と遠距離恋愛を描いた作品」とのこと(フォーカス台湾「遠距離恋愛描いた青春映画公開 台湾・中国大陸・香港の若手俳優が集結」)。これまでの台湾の学生青春もののイメージが見え隠れする予告編を:



以上、ひとまず速報まで。

タグ:金馬獎
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2016年11月26日

2016金馬獎・ノミネートリストの再チェック

SNSでの発信ばかりで、ブログに書きたいことがたまったまま時間ばかりが過ぎていますが、そんなことを言っているうちに、今年の金馬獎の発表が目前に迫ってきました。というわけで、恒例の、発表直前のノミネートリストを再チェックするエントリを。

明日(もう今日ですが)11/26(土)に発表されるのは、第53屆金馬獎。頒獎典禮(授賞式)の会場は、今年もまた台北・國父紀念館です。今年の主持人は陶晶瑩、星光大道(レッドカーペット)の主持人は楊千霈と辰亦儒(飛輪海ケルビン)の二人です。陶子や楊千霈はお馴染みですが、ケルビンは今回抜擢されましたね! 注目です。

今回も例年同様、ほぼリストのみの長〜いエントリですが、ご容赦を! 台湾作品中心にみていきます。


●最佳劇情片(最優秀作品賞)
一路順風(『ゴッドスピード』:2016TIFF)
樹大招風(『大樹は風を招く』:2016東京フィルメックス)
我不是潘金蓮
再見瓦城(『マンダレーへの道』:2016東京フィルメックス)
八月(『八月』:2016TIFF)

『ゴッドスピード』と『マンダレーへの道』は今回多数の部門でノミネートされていて(前者は8部門、後者は6部門)、やはり注目です。それぞれ今年の金馬影展のオープニング作品とクロージング作品ですし、存在感が大きいのは間違いなし。

●最佳紀錄片(最優秀ドキュメンタリー賞)
亂世備忘
日常對話
大路朝天
日曜日式散步者
翡翠之城

《亂世備忘》は香港の雨傘運動をめぐるドキュメンタリー。《日曜日式散步者》は、日本統治期の台湾で、台湾の詩人が主導となって発足させた文学団体「風車詩社」を描いたものとのこと(フォーカス台湾「日本統治時代の文学団体を題材にした映画「日曜日式散歩者」」)。《翡翠之城》は『マンダレーへの道』のミディ・ジー(趙コ胤)監督によるドキュメンタリー。

いろいろ気になりますが、ここでは《日曜日式散步者》の予告編を貼り付けておきます。日本で上映される機会があるといいのですが。



●最佳動畫長片(最優秀長編アニメーション映画)
ノミネートなし

●最佳劇情短片(最優秀短編映画)
福與李(林哲樂)
九月二十八日.晴(『ある晴れた日』2016アテネ・フランセ文化センター)(應亮)
撞牆(孔慶輝)
阿尼(鄒隆娜)
海島(王赫澤)

《阿尼》(Facebook)の監督・鄒隆娜はまだ20代、母がフィリピン人の「新住民二代」。高雄を舞台にした作品で、今年4月にはカンヌ映画祭「国際批評家週間」短編部門にノミネートされています(TAIWAN TODAY「台湾の短編映画、11年ぶりにカンヌ国際映画祭ノミネート」)。というわけでこの《阿尼》の予告編を:



●最佳動畫短片(最優秀短編アニメーション映画)
缺乏名字的場所(徐國峰)
褓母(鍾劭君)(「保母」:2016台湾未来映画週間)
白色隧道(簡嵐淇, 張晉維)
八里溝(趙易)
巴特(黃勻弦)

《八里溝》以外はすべて台湾作品(《白色隧道》は日本・台湾)のよう。《褓母》は、10月の台湾文化センターでの「2016台湾未来映画週間」で上映されています。個人的に気になったのはこの《缺乏名字的場所》。



●最佳導演(最優秀監督賞)
鍾孟宏(一路順風 『ゴッドスピード』)
杜h峯(三人行)
馮小剛(我不是潘金蓮)
曾國祥(七月與安生)
趙コ胤(再見瓦城 『マンダレーへの道』)

んー、どの監督も強力かも。

●最佳男主角(最優秀主演男優賞)
梁家輝(寒戰2)
許冠文(一路順風 『ゴッドスピード』)
張學友(暗色天堂)
范偉(不成問題的問題 『ミスター・ノー・プロブレム』:2016TIFF)
柯震東(再見瓦城 『マンダレーへの道』)

ここも強力なラインナップ。柯震東、どうでしょう…。

●最佳女主角(最優秀主演女優賞)
許瑋ィ(紅衣小女孩)
范冰冰(我不是潘金蓮)
周冬雨(七月與安生)
馬思純(七月與安生)
吳可熙(再見瓦城 『マンダレーへの道』)

台湾からは許瑋ィと吳可熙。《紅衣小女孩》、こわそうなんだよな…。

●最佳男配角(最優秀助演男優賞)
秦沛(北京遇上西雅圖之不二情書)
納豆(一路順風 『ゴッドスピード』)
林柏宏(六弄咖啡館)
曾志偉(一念無明)
林雪(老笠)

台湾の作家・藤井樹の小説の映画化作品(藤井樹が自ら監督に)・《六弄咖啡館》から、林柏宏がノミネート。幅広い作品に出演している彼、金馬獎でのノミネートはこれが初めて。『ゴッドスピード』の納豆も。

●最佳女配角(最優秀助演女優賞)
吳彥姝(北京遇上西雅圖之不二情書)
劉蓓(一句頂一萬句)
李杏(樓下的房客)
金燕玲(一念無明)
陸弈靜(コ布西森林)

九把刀の小説を映画化した《樓下的房客》から李杏(ドラマ「結婚なんてお断り!?(必娶女人)」に出演していたみたい)、《コ布西森林》から陸弈靜。《コ布西森林》って、桂綸鎂と陸弈靜のダブル主役の作品かと思っていました。というわけで《コ布西森林》の予告編を:



●最佳新導演(最優秀新人監督賞)
程偉豪(紅衣小女孩)
黃進(一念無明)
許學文, 歐文傑, 黃偉傑(樹大招風 『大樹は風を招く』)
朱賢哲(白蟻)
張大磊(八月 『八月』)

《紅衣小女孩》の監督・程偉豪は、短編《保全員之死》で、昨年の金馬獎で最佳創作短片(最優秀短編映画)に選ばれた注目監督。吳慷仁主演の《白蟻》の監督・朱賢哲は、明志科技大學の教授なのだとか。

●最佳新演員(最優秀新人賞)
胡子彤(點五步)
陳宇(只要我長大)
陳庭妮(失控謊言)
孔維一(八月 『八月』)
金巴(皮繩上的魂)

今年の台北電影獎を受賞し、台湾からの今年のアカデミー外国語映画賞出品作にも選ばれた《只要我長大》、ようやくこの部門で登場。金馬獎の審査陣とは合わなかったんでしょうか…。
サスペンス映画《失控謊言》でノミネートされた陳庭妮、アニーはドラマには多数出演していますが、映画はほぼ初めてでは。いきなり金馬獎ノミネートとは見事。

ここでは《只要我長大》の予告編を。これ観たいんですが…。


●最佳原著劇本(最優秀オリジナル脚本賞)
陳潔瑤(只要我長大)
薛曉路, 焦華靜(北京遇上西雅圖之不二情書)
龍文康, 伍奇偉, 麥天樞(樹大招風 『大樹は風を招く』)
趙コ胤(再見瓦城 『マンダレーへの道』)
張大磊(八月 『八月』)

●最佳改編劇本(最優秀脚色賞)
火火, 賀鑫, 譚廣源(老笠 『荒らし』:2016OAFF)
劉震雲(我不是潘金蓮)
梅峰, 黃石(不成問題的問題 『ミスター・ノー・プロブレム』)
林詠琛, 李媛, 許伊萌, 吳楠(七月與安生)
扎西達娃, 張楊(皮繩上的魂)

●最佳攝影(最優秀撮影賞)
杜杰(唐人街探案 『僕はチャイナタウンの名探偵』:2016東京・中国映画週間)
中島長雄(一路順風 『ゴッドスピード』)
呂松野(八月 『八月』)
郭達明(皮繩上的魂)
李屏賓(長江圖 『長江図』2016SKIPシティ国際Dシネマ映画祭)

中島長雄は、ご存じの通り撮影のときだけ鍾孟宏監督が名乗る名前です。

●最佳視覺效果(最優秀視覚効果賞)
Douglas Hans Smith, 王磊, Sam Khorshid, 劉松(尋龍訣)
李昭樺, 劉綺珊(紅衣小女孩)
余國亮, 梁偉民(寒戰2)
左志中, 何孟翰, 楊欣林, 游永杰(樓下的房客)
梁偉民, 余國亮, 林嘉樂(葉問 3)

●最佳美術設計(最優秀美術賞)
李E(唐人街探案 『僕はチャイナタウンの名探偵』)
麥國強(葉問 3)
趙思豪(一路順風 『ゴッドスピード』)
羅順福, 方聖翔(天亮之前)
Akekarat Homlaor(再見瓦城 『マンダレーへの道』)

●最佳造型設計(最優秀メーキャップ・衣装デザイン賞)
張世傑(唐人街探案 『僕はチャイナタウンの名探偵』)
許力文(一路順風 『ゴッドスピード』)
葉淑華(樹大招風 『大樹は風を招く』)
吳里璐(七月與安生)
雷靜(皮繩上的魂)

●最佳動作設計(最優秀アクション監督賞)
沈在元, 梁吉泳(尋龍訣)
伍剛(唐人街探案 『僕はチャイナタウンの名探偵』)
錢嘉樂(寒戰2)
袁和平(葉問 3)
陳中泰(Mrs K)

●最佳原創電影音樂(最優秀オリジナル映画音楽賞)
林強(翡翠之城)
曾思銘(一路順風 『ゴッドスピード』)
Xavier Jamaux(三人行)
杜薇(我不是潘金蓮)
張薦(皮繩上的魂)

曾思銘は、鍾孟宏監督と一緒に仕事をするようになってもう19年なのだとか。

●最佳原創電影歌曲(最優秀映画主題歌賞)
湫兮如風(詞:梁旋 曲:吉田潔 唱:徐佳瑩 大魚海棠)
薩瓦迪卡(詞:趙辰龍 曲:胡汀洋 唱:南征北戰 唐人街探案 『僕はチャイナタウンの名探偵』)
愛不用說話(詞:陳潔瑤, 蕾雅 曲:保卜 唱:林意涵 只要我長大)
(It's not a crime) It's just what we do(詞:竇靖童 曲:竇靖童 唱:竇靖童 七月與安生)
Arena Cahaya(詞:季小薇, Rendra Zawawi 曲:季小薇, Rendra Zawawi 唱:季小薇 OlaBola)

中国のアニメーション映画《大魚海棠》の片尾曲「湫兮如風」、歌っているのは徐佳瑩(ララ・スー)です。



●最佳剪輯(最優秀編集賞)
林婉玉(日常對話)
高鳴晟, 王瀞巧(紅衣小女孩)
張嘉輝(葉問 3)
梁展綸, David Richardson(樹大招風 『大樹は風を招く』)
許宏宇, 李點石, 周肖林, 檀向媛(七月與安生)

台湾のドキュメンタリー《日常對話》は、今年2月にNHK「BS世界のドキュメンタリー」で「母と私」というタイトルで放送された《我和我的T媽媽》の別ヴァージョンのようです。

●最佳音效(最優秀音響効果賞)
黃亞歷, 澎葉生(日曜日式散步者)
黃錚(喊.山)
徐忱, 李曉丹, 高秋卉, 任冬(八月 『八月』)
楊江, 趙楠(皮繩上的魂)
房濤, 郝智禹(長江圖 『長江図』)

●年度台灣傑出電影工作者(最優秀台湾映画人賞)
趙コ胤

●終身成就獎
張永祥


台湾作品は今年もそれなりにノミネートされているのですが、『ゴッドスピード』と『マンダレーへの道』に集中した分、それ以外の作品がやや影が薄くなった感があります。もちろん、台湾作品であるかどうかに関係なく、新しい魅力ある作品がこの中に潜んでいることを期待したいと思います。

今年もYoutubeで生中継があると思うのですが、研究員Bはちょうど東京フィルメックスの『マンダレーへの道』の上映に行っている時間に重なりそうで、ほとんど観られそうになく残念…。さて、どういう結果になるのでしょうか?

タグ:金馬獎
posted by 研究員B at 03:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月22日

2015金馬獎・結果

本日(昨日)、第52屆金馬獎の授賞式が行われ、各賞が発表されました。以下、受賞者・受賞作品をご紹介。ノミネートリストは昨日のエントリをご参照ください。


●最佳劇情片(最優秀作品賞)
刺客 聶隱娘(『黒衣の刺客』)

●最佳動畫長片
麥兜.我和我媽媽

●最佳紀錄片(最優秀ドキュメンタリー賞)
大同

●最佳創作短片(最優秀短編映画)
保全員之死(程偉豪)

●最佳導演(最優秀監督賞)
侯孝賢(刺客 聶隱娘 『黒衣の刺客』)

●最佳男主角(最優秀主演男優賞)
馮小剛(老炮兒)

●最佳女主角(最優秀主演女優賞)
林嘉欣(百日告別 『百日草』)

●最佳男配角(最優秀助演男優賞)
白只(踏血尋梅)

●最佳女配角(最優秀助演女優賞)
呂雪鳳(醉‧生夢死 『酔生夢死』)

●最佳新導演(最優秀新人監督賞)
畢贛(路邊野餐 『凱里ブルース』)

●最佳新演員(最優秀新人賞)
李鴻其(醉‧生夢死 『酔生夢死』)

●最佳原著劇本(最優秀オリジナル脚本賞)
賈樟柯(山河故人)

●最佳改編劇本(最優秀脚色賞)
萬瑪才旦(塔洛 『タルロ』)

●最佳攝影(最優秀撮影賞)
李屏賓(刺客 聶隱娘 『黒衣の刺客』)

●最佳視覺效果(最優秀視覚効果賞)
金 旭(智取威虎山3D 『タイガー・マウンテン〜雪原の死闘〜』)

●最佳美術設計(最優秀美術賞)
張叔平, 邱偉明(華麗上班族 『華麗上班族』)

●最佳造型設計(最優秀衣装デザイン賞)
黃文英(刺客 聶隱娘 『黒衣の刺客』)

●最佳動作設計(最優秀アクション監督賞)
徐浩峰(師父)

●最佳原創電影音樂(最優秀オリジナル映画音楽賞)
林尚コ, 曾韻方(醉‧生夢死 『酔生夢死』)

●最佳原創電影歌曲(最優秀映画主題歌賞)
不要放棄(詞・曲・唱:舒米恩.魯碧 太陽的孩子)

●最佳剪輯(最優秀編集賞)
張作驥(醉‧生夢死 『酔生夢死』)

●最佳音效(最優秀音響効果賞)
杜篤之, 朱仕宜, 吳書瑤(刺客 聶隱娘 『黒衣の刺客』)

●年度台灣傑出電影工作者(最優秀台湾映画人賞)
侯孝賢

●終身成就獎(生涯活躍賞)
李麗華



今年は台湾作品が多数ノミネートされていましたが、受賞にまで至ったのは、もともと多部門にノミネートされていた『黒衣の刺客』と『酔生夢死』ばかり、という感じでした。というかこの2作は本当に強かった!
そんな中、林嘉欣が『百日草(百日告別)』で受賞したのは本当によかった!と思います(舒淇は残念でした)。日本公開につながるといいのですが…。

というわけで、台湾作品の受賞を記念して、それら以外の台湾作品関連の動画を2つ紹介します。

一つは、最佳創作短片(最優秀短編映画)に選ばれた程偉豪監督《保全員之死》の予告編。これ気になってるんですが、日本で観られないものか…。ドキュメンタリー風の仕上がりの作品。クィア作品でもあるのかな。



もう一つは、激戦の中、最佳原創電影歌曲(最優秀映画主題歌賞)に選ばれた、鄭有傑監督《太陽的孩子》FacebookCinem@rt MAGAZINE)の主題歌・舒米恩「不要放棄」。Sumingおめでとう! 味わい深い響きのこの歌、中文版の動画もあるけど、ここではアミ語のヴァージョンをご紹介。



以上、速報まで。


posted by 研究員B at 00:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月21日

2015金馬獎・ノミネートリストの再チェック

なんだかずっとあれこれ忙しく、本来ならとっくに書き終えているはずの「台灣同志遊行」(台湾プライドパレード)についての定例エントリも、今年はまだ間に合わず…という状況ですが、あっという間に金馬獎の発表の時期になってしまいました。というわけで、これまた恒例の、発表直前のノミネートリストを再チェックするエントリです。

明日(もう今日ですが)11/21(土)に発表されるのは、第52屆金馬獎。頒獎典禮(授賞式)の会場は、昨年に続き台北・國父紀念館です。今年の主持人は黃子佼と林志玲、星光大道(レッドカーペット)の主持人は昨年に続き楊千霈と楊達敬の二人です。

今回も例年同様、ほぼリストのみの長〜いエントリですが、ご容赦を! 台湾作品中心にみていきます。


●最佳劇情片(最優秀作品賞)
醉‧生夢死(『酔生夢死』:2015東京フィルメックス)
踏血尋梅
刺客 聶隱娘(『黒衣の刺客』:2015.9公開)
塔洛(『タルロ』:2015東京フィルメックス)
山河故人(2015東京フィルメックス)

●最佳動畫長片
西遊記之大聖歸來(『西遊記 ヒーロー・イズ・バック』:2015東京・中国映画週間)
麥兜.我和我媽媽

●最佳紀錄片(最優秀ドキュメンタリー賞)
32+4
明天會更好
我的詩篇
灣生回家
大同

注目の《湾生回家》(Facebook)、受賞なるでしょうか。

●最佳創作短片(最優秀短編映画)
日光之下(邱陽)
無無眠(蔡明亮)(『無無眠』:2015東京フィルメックス)
保全員之死(程偉豪)
孝悌兒童(陳建彰)
吉日安葬(王通)

蔡明亮監督の《無無眠》は安藤政信が出演。蔡明亮はこの作品で、台北電影節で最優秀監督賞を受賞しています。
程偉豪監督の《保全員之死》は台北電影節で短編映画作品賞を獲得した作品ですが、この監督の長編第一作《紅衣小女孩》(Facebook)が、間もなく台湾で公開されます。ホラー作品だそうです(アジアンパラダイス;ところで紅衣小女孩って、先日SNSの新刊紹介でとりあげた『ムー』に載っていた「魔神仔」だ!)。
《孝悌兒童》(Facebook)も台湾作品で、もともと公視學生劇展の作品。
《吉日安葬》は台湾映画ではないかもしれないけど、大陸で活動している台湾の女優・王者心が製作と出演の両方で関わった作品のようです(中時)。

●最佳導演(最優秀監督賞)
張作驥(醉‧生夢死 『酔生夢死』)
徐克(智取威虎山3D 『タイガー・マウンテン〜雪原の死闘〜』:2016.1公開)
侯孝賢(刺客 聶隱娘 『黒衣の刺客』)
萬瑪才旦(塔洛 『タルロ』)
賈樟柯(山河故人)

●最佳男主角(最優秀主演男優賞)
李鴻其(醉‧生夢死 『酔生夢死』)
郭富城(踏血尋梅)
馮小剛(老炮兒)
ケ超(烈日灼心)
董子健(コ蘭)

●最佳女主角(最優秀主演女優賞)
林嘉欣(百日告別 『百日草』:2015東京国際映画祭)
張艾嘉(華麗上班族 『華麗上班族』:2015東京フィルメックス)
宋芸樺(我的少女時代)
舒淇(刺客 聶隱娘 『黒衣の刺客』)
趙濤(山河故人)

『百日草』の林嘉欣がノミネート。他にも大物ずらりの中、《我的少女時代》の宋芸樺が入っています。

●最佳男配角(最優秀助演男優賞)
鄭人碩(醉‧生夢死 『酔生夢死』)
柯宇綸(念念 『念念』:2015東京フィルメックス)
白只(踏血尋梅)
張少懷(青田街一號)
王千源(解救吾先生)

張少懷は張菲の息子さんですが、出演作品が最近一層多く、活躍している感あり。『黒衣の刺客』にも出演していますが、ここは《青田街一號》でのノミネート。

●最佳女配角(最優秀助演女優賞)
呂雪鳳(醉‧生夢死 『酔生夢死』)
金燕玲(踏血尋梅)
馬思純(左耳 『ひだりみみ』:2015東京・中国映画週間)
簡嫚書(菜鳥)
蔣雯麗(師父)

『ひだりみみ』は中国映画になるのでしょうが、監督は台湾の蘇有朋(アレック・スー)。《菜鳥》(Facebook)は、宜蘭縣文化局長の役目を終えた鄭文堂監督の久々の作品。簡嫚書、いろいろ出演していてほんと大活躍です。

●最佳新導演(最優秀新人監督賞)
蘇有朋(左耳 『ひだりみみ』)
李中(青田街一號)
相國強(少年巴比倫 『少年バビロン』:2015東京国際映画祭)
畢贛(路邊野餐 『凱里ブルース』:中国インディペンデント映画祭2015)
陳玉珊(我的少女時代)

《青田街一號》も《我的少女時代》もぜひ観たいのですが…。

●最佳新演員(最優秀新人賞)
李鴻其(醉‧生夢死 『酔生夢死』)
春夏(踏血尋梅)
白只(踏血尋梅)
蘇麗珊(哪一天我們會飛)
阿洛.卡力亭.巴奇辣(太陽的孩子)

鄭有傑監督《太陽的孩子》(Facebook)もぜひぜひ観たい! Cinem@rt MAGAZINEに日本語での紹介記事あり。

●最佳原著劇本(最優秀オリジナル脚本賞)
張作驥(醉‧生夢死 『酔生夢死』)
林書宇, 劉蔚然(百日告別 『百日草』)
翁子光(踏血尋梅)
管虎, 董潤年(老炮兒)
賈樟柯(山河故人)

『百日草』、ノミネートされています。あの脚本は(脚本に限らず、ですが)確かに高く評価されてしかるべきと思います!

●最佳改編劇本(最優秀脚色賞)
張艾嘉(華麗上班族 『華麗上班族』)
阿城, 朱天文, 謝海盟(刺客 聶隱娘 『黒衣の刺客』)
徐浩峰(師父)
萬瑪才旦(塔洛 『タルロ』)
鄭有傑, 勒嘎‧舒米(太陽的孩子)

『黒衣の刺客』、原作とされる「空を飛ぶ侠女 聶隠娘」は、岩波文庫『唐宋伝奇集(下)』で簡単に読むことができます。10ページに満たない長さで豪快に展開する(笑)物語、ぜひ一読を!

●最佳攝影(最優秀撮影賞)
許之駿, 張誌騰(醉‧生夢死 『酔生夢死』)
杜可風(踏血尋梅)
李屏賓(刺客 聶隱娘 『黒衣の刺客』)
呂松野(塔洛 『タルロ』)
余力為(山河故人)

●最佳視覺效果(最優秀視覚効果賞)
黃宏達, 張仲華(黃飛鴻之英雄有夢)
郭建全, Christian RAJAUD(狼圖騰)
Jason H. SNELL, 潘國瑜, 湯冰冰(捉妖記 『モンスター・ハント』:2015東京・中国映画週間)
金 旭(智取威虎山3D 『タイガー・マウンテン〜雪原の死闘〜』)
Rick Sander, Christoph Zollinger(一步之遙)

●最佳美術設計(最優秀美術賞)
種田陽平, 李健威(捉妖記 『モンスター・ハント』)
張叔平, 邱偉明(華麗上班族 『華麗上班族』)
易振洲(智取威虎山3D 『タイガー・マウンテン〜雪原の死闘〜』)
黃文英(刺客 聶隱娘 『黒衣の刺客』)
柳青(一步之遙)

●最佳造型設計(最優秀衣装デザイン賞)
奚仲文(捉妖記 『モンスター・ハント』)
張叔平, 呂鳳珊(華麗上班族 『華麗上班族』)
黃文英(刺客 聶隱娘 『黒衣の刺客』)
張叔平(一步之遙)
翟韜, 陳玉葉(コ蘭)

●最佳動作設計(最優秀アクション監督賞)
元奎(黃飛鴻之英雄有夢)
李忠志(殺破狼II)
元彬(智取威虎山3D 『タイガー・マウンテン〜雪原の死闘〜』)
劉明哲(刺客 聶隱娘 『黒衣の刺客』)
徐浩峰(師父)

●最佳原創電影音樂(最優秀オリジナル映画音楽賞)
林尚コ, 曾韻方(醉‧生夢死 『酔生夢死』)
龔ト祺 (蘇打 - 阿龔)(百日告別 『百日草』)
陳揚(念念 『念念』)
林強(刺客 聶隱娘 『黒衣の刺客』)
半野喜弘(山河故人)

個人的な注目はなんといっても蘇打高フ阿龔! 『百日草』の音楽は印象的でした。

●最佳原創電影歌曲(最優秀映画主題歌賞)
漆K的海上(詞・曲・唱:丁可 踏血尋梅)
糾纏(詞・曲・唱:乱彈阿翔(陳泰翔) 青田街一號)
何必呢(詞:林夕 曲:羅大佑 唱:陳奕迅 華麗上班族 『華麗上班族』)
小幸運(詞:徐世珍, 吳輝福 曲:JerryC 唱:田馥甄 我的少女時代)
不要放棄(詞・曲・唱:舒米恩.魯碧 太陽的孩子)

乱彈阿翔、イーソン、Hebe、スミンと華やか。

●最佳剪輯(最優秀編集賞)
鐘仁波(我的詩篇)
張作驥(醉‧生夢死 『酔生夢死』)
陳博文(念念 『念念』)
丁晟(解救吾先生)
廖慶松(刺客 聶隱娘 『黒衣の刺客』)

●最佳音效(最優秀音響効果賞)
郭禮杞(青田街一號)
曾景祥, 李耀強, 姚俊軒(捉妖記 『モンスター・ハント』)
杜篤之, 吳書瑤, David Richardson (HKSE)(華麗上班族 『華麗上班族』)
杜篤之, 朱仕宜, 吳書瑤(刺客 聶隱娘 『黒衣の刺客』)
張陽(山河故人)

●年度台灣傑出電影工作者(最優秀台湾映画人賞)
侯孝賢

●終身成就獎
李麗華



『黒衣の刺客』と『酔生夢死』は本当にたくさんの部門でノミネートされていますが、その二つに限らず、台湾作品は今年多々ノミネートされている印象があります。『百日草』《青田街一號》《我的少女時代》《太陽的孩子》なども複数部門でノミネートされていて、素晴らしい限り。

個人的に気になる部門は、最優秀短編映画と最優秀映画主題歌賞です。特に前者は、新しい可能性が潜んでいる気がして注目。

というわけで、最後にひとつだけ動画を。最優秀映画主題歌賞にノミネートされている、《青田街一號》の主題歌・乱彈阿翔の「糾纏」。この雰囲気、あふれる(?)張孝全、《青田街一號》ぜひ観たい!



posted by 研究員B at 02:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月23日

『黒衣の刺客』を観てきた! その2

先日、渋谷TOEIで侯孝賢監督最新作『黒衣の刺客』(《刺客聶隱娘》、日本公式サイト)を観てきました。(先に観た研究員Aのレビューはこちら

おもしろかった! というわけで、観た直後につぶやいた感想は以下の通り:

『黒衣の刺客』観た! スー・チーかっこいい!
あの服、袖のあたりの赤いラインの入り方、たたずまい、本当にかっこいいなあと思っていると時間が過ぎていく。彼女に限らず、どの出演者の衣装も見とれるレベルの見事さ。そしてどこに行けばこんな映像撮れるんだと感嘆の映像美。

『黒衣の刺客』、これだけの映像美に見合う物語ってすごくバランスが難しいと思うけど、いい具合に(?)説明不足で、観る側の手探り感がある感じと、ある種過剰なまでの映像の見事さとのブレンド具合が、とっても絶妙に感じました。(B)


で、帰宅してから研究員Aとあれこれ話したのですが、一致した結論は、「『黒衣の刺客』はエンタメであり、娯楽作品である!」というものでした。この作品については、いろいろ小難しい言葉が語られるのを見かけることが多いけど(そして、それはそれで決して意味がないわけではないけど)、でも基本はなんといっても娯楽作品であって、侯孝賢だからといってこねくりまわす必要はなく、リラックスしてシンプルに楽しめる作品、と感じました。

エンタメ作品っぽくない雰囲気を感じるのは、物語がわかりやすいとはいえないからかもしれません。ただ、上に「説明不足」と書いたけど、Aいわく「過去の侯孝賢の映画と比べれば十分説明的だった」と。うーん、それはそれで確かにそうかも。実際、わかりにくい点があるとすれば、ストーリーそのものというよりも、登場人物の説明が少なかったことにあるのでは。

というわけで、改めて日本公式サイトの「人物相関図」を見てみました。映画を観る前にもこれを見ていたので、見つけにくいと評判だった(笑)イーサン・ルアンもちゃんと観ながら確認できていたのですが、映画を観たあとにこの図を見ると、なんだか不十分な気がしてきました。確かに主要人物はカバーされているけど、載っていない人もいるし、説明もなんだかちょっと足りない気が…。むしろよくわからなかったのは、これに載ってないくらいの登場人物なわけで、パンフを買ってくるべきだったかと思いつつ、ネットにもう少し詳しい情報はないか探してみました。

で、たどりついた(というか、当然真っ先に見ておくべきだった?)のが、この映画の中文公式サイトにある、「人物關係圖」のページ。11人の画像入りにとどまった日本公式サイトと違い、こちらは14人をカバー。さらに個々の登場人物の関係に、日本版になかった説明も書き加えられています(聶隱娘の母と田季安の父がいとこであるとか)。もしかしたら、パンフを買えば、こちらくらいの内容が載っているのかもしれないけど、日本公式サイトにはなぜ簡略化した図を載せたのだろう? 謎です。

で、映画を観ていて私自身が一番「あの人だーれー?どういう関係のひと?」となったのは、突然聶隱娘と戦う仮面の女性・精精兒だったのですが、この「人物關係圖」を見て納得。精精兒、田季安の正室・田元氏と「雙面」として結び付けられている! 正室でありながら見事な刀使いになるのはさぞ大変かと思いますが(!)、そうだったんだー、と思いました。精精兒については、「あの人は誰」状態になった方は他にもいらっしゃるようで、検索するとさまざまな推察をしたり、彼女の登場に象徴的な意味を読み込んで解釈したりする例も見かけたけど、実際には身も蓋もなく、田元氏イコール精精兒だったようです(観てすぐわかった人には、間抜けな話ですみません!)。

あと、さらにその後、Aが見つけたのが中央社のこの記事です:「刺客聶隱娘 人物關係圖曝光」。この記事にも人物関係図が載っていて(こちら)、これもまた日本公式サイトの図にはない情報がみられます。たとえば、聶隱娘・田季安・夏靖(イーサン・ルアンが演じた)の3人が「兒時玩伴(幼なじみ)」であったとありますが、これは中文公式サイトの図にもない情報です。

この記事の中に、こんな記述があります(厳密な訳じゃないのでご容赦を):「カンヌで上映した際に、多くの人が「精精兒は周韻が演じていた田元氏ではないか」という疑問を抱いた。侯孝賢も、映画の登場人物の関係をわかりやすく説明する図をつくることを望んだ。人物関係図があれば、映画を観る前に観客はストーリーが大まかに分かるし、さまざまな登場人物の関係についても簡単に説明しておくことができる。映画を観終わったあとに確認することもできる」。

つまり、人物関係図は「予習・復習」のためのものであると、侯孝賢自身が明言していた(!)というわけです。登場人物の関係を映像のみで理解して観ていく必要はなく、この図で「予習」しておけばよいと!

こうなってくると、象徴論的・映画論的な読解を求める作品というよりは、当初に書いたとおり、人物情報を事前にきっちりチェックした上で、徹頭徹尾エンタメ作品として楽しんじゃった方がやはりいいのかも?なんて思えてきます。というわけで、未見のみなさん、ばっちり人物関係図で予習して、きらく〜に楽しんで観てきてください!

あ、眠くなるという声も多かったけど、Aも私も眠くなりませんでした。私の場合は、上記のとおりスー・チーのかっこよさと映像美のすごさに圧倒されているうちに、全然眠さを感じずに最後まで行きました。将来DVDとかも出ると思うけど、あの映像はやはり大スクリーンで観るのがお勧めです。ぜひぜひ!

posted by 研究員B at 21:47 | Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする