2016年09月09日

おすすめ! 「雲之南麗江斑魚火鍋」で雷魚鍋!

今回の滞在で最も印象に残ったレストラン。それは「雲之南麗江斑魚火鍋」(台北市大安區安和路二段184巷8號、公式サイト(日本語あり)、Facebook)。

実はこちらのお店、ご招待でうかがったお店。雷魚の鍋が一押しって言うけど、雷魚って食べられるの?美味しいの?もしやキワモノ? 疑念いっぱいでうかがったら、なんのなんの。これがとっても真摯で素敵で、何よりとってもおいしいお店。これは力をこめてご紹介せねば。ということで今回は写真多めです。

さて、こちらのお店。行った日は生憎の雨で外観の写真を撮るのを忘れてしまったけど、中に入るとこんな落ち着いた空間。

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そんなに広いお店ではないけれど、場所によって雰囲気が違う。気分によって座る席を選ぶと楽しいかも。子ども用椅子もあるので、ちびっ子連れでも安心。

期待が高まる中、席に着くとスタッフが丁寧にメニューの説明をしてくれる。このお店の嬉しい所は、予約の際にお願いすると日本語ができるスタッフがついてくれるところ。メニューにこだわりのあるお店なので、説明を聞いて、いろいろ相談しながら決めていくのがまた楽しい。

で、まずは前菜。雲南料理って米が原料の麺をよく使う。こちらの前菜もそれを使ったものがいくつか。しかも、こちらの米麵は、お店のおかみさん手作りでモッチモチ。甘くてすっぱくて辛い雲南味は、パンチが効いてるけどしつこくない絶妙なバランス。

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実は研究員Aは雲南料理がわりに好き。日本でも何軒かで食べたことがあるけど、このお店は、今まで食べたどこのお店よりうまい!とこの時点で確信。前菜でこれって期待ができそう!

というわけで、やってきました今日のメイン。雷魚鍋!スープは4種類の中から選べるので、辛くないオリジナルスープ(「半桶水半桶魚」)と、花山椒がきいた辛いスープ(「老重慶麻辣」)を選んだ。

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鍋の薬味コーナーも充実。それぞれ、オーナーさんがこだわりぬいて選んだそうで、確かにどの調味料もすっきりとした、素材がひきたつ上品な味。どれにしようか、またまた楽しく悩んでしまう。

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もちろん、具材も魅力的な品がいっぱい。まずは混ぜ物なしのエビつみれ!

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スープに入れるとさーっと赤く染まる。鍋から出すとスープの味とエビ100%のうまみが口に広がって幸せー。

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更に、そのまま食べても、辛いスープに入れてもおいしいですよ、とお勧めされたルーウェイ。モツを秘伝のタレで煮込んだこちら、そのままでも十分に美味しい。でも、スープに入れると辛うまダシが絡まって更においしい!

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そしてやってきました。メインの雷魚!

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シェフがお魚を目の前でさばいてくれるサービスは500元。でも、グループだったらぜひとも頼みたいところ。だって、目の前で自分たちのためだけにお魚がさばかれていくって、それだけで盛り上がるもの。

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しかも、お魚の一部はこんな美しいお刺身にしてくれる。コリコリした歯ごたえ。さっぱりした食感。あまりしつこくないので、いくらでも食べられる感じ。

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更に、お待ちかねのしゃぶしゃぶ。「5秒だけです!」と言われてお湯にくぐらせる。当然だけど、雷魚を食べるのは初体験。おいしいの?と半信半疑だったけど、さっぱりしているのにほどよい食感があって、口飽きしない美味しさ。スープによって違う趣になるし、薬味を足すとまた別の美味しさが現れたりするのでどんどん食べちゃう。しかもコラーゲンたっぷりでお肌にいいんだって。言うことないじゃん。

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〆はもちろん、お店の名物の米麵(米で作った雲南特有の麺)。具材の味が解け出て激ウマになったスープがたっぷり絡んだ米麵。まさに幸せの味っていう感じ。ほっこり。

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食べ終わって大満腹!大満足!なのだけど、不思議と胃もたれはなく、後味さっぱり。「うちの料理は台湾料理というより、日本料理に近いんじゃないかと思っているんです。素材の味を引き立てて、シンプルに料理することを心掛けているので」とお店の方がおっしゃっていたのだけど、まさにそんな感じ。素材が引き立つさっぱり味。だけど、ちゃんと雲南独特の味付けもぴりっと効いている。くどくなくてさっぱり美味しいけど、日本で食べられない味を食べている満足感もあり。

わざわざ台湾で雲南料理?と思うなかれ。これは、日本では絶対に食べられない味。わざわざ台湾に来て食べるべき料理だなあ、と納得。台湾料理も美味しいけど、ちょっと口飽きしてきたかな?というくらいの時に行くと、すっごく幸せな気持ちになると思う。

それから、こちらのお店の特筆すべき点は、お店の方がみ〜んな素敵なこと!日本語ができるスタッフさんは一人だけど、店主さんも、シェフも、みんな気持ちの良い方。押しつけがましくなく、でもさりげなくテーブルの様子に気を使ってくださるのがとても印象的だった。これは、料理はおいしくてもサービスは大味、なこともある台湾のレストランでは高く評価できる点な気が。

でも、自分はいつも一人旅だし…とか、そんな豪華ディナーはちょっと…という方。朗報です。こちらの店には単品で頼める麺のメニューも充実。一品200元ちょっと、というのは街の食堂基準で考えると高いかもしれない。でも、手作りの米麵、こだわりぬいたスープを、落ち着いた店内で心のこもったサービスを受けながら食べられるなら行く価値あり、ですよ。

というわけで、すっごく印象的だった「雲之南麗江斑魚火鍋」。ぜひぜひ皆さま、日本では体験できない味を確かめに行ってみてくださいな。なんと予約のメールも日本語可ですよ!

posted by 研究員A at 23:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行:食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月10日

落成米糕 じんわり美味しいおこわご飯

落成米糕――じんわり美味しい。だけど中毒性あり!のおこわご飯

今晩開催のトークショー「今だからこそ台南を語ろう!」(詳細はこちら)と勝手に連動企画。台南の思い出をいろいろ書いちゃうよ、のシリーズ。もっと書こうと思ってたのに、忙しくてバタバタしてたら当日になっちゃった(涙)。最後のあがきで、お店を一つ紹介します。ちなみに、おきらく研の台南歩きの足跡を知りたい方は、「台南マップ by おきらく台湾研究所」をご覧下さい。

さて、本日紹介するのは落成米糕(FB)というお店。これもまた王浩一先生の『慢食府城―台南小吃的古早味全紀錄』に載っていたお店。でも、最初に行った時は店に気づかず、前を素通りしてしまった。だって、こんな感じのごくふつーのお店。お客さんが行列をなしているわけでもないし、店内に人があふれていたりもしない。

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王浩一先生の本では「洛成米糕」と記載されていたこともあり(←たぶん誤植)、本当にここなの?と疑念いっぱいに入店。メニューもごくごくシンプルにこれだけ。

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とりあえず、看板メニューの米糕と四神湯、鴨蛋、魚丸を注文。やってきたのがこちら。

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あれ、米糕っておこわだよね?具材つめて蒸して、ってやつじゃないの? 上に魯肉とか肉鬆がふりかかってるよ?

疑問をいだきながら、一口ぱくり。

え。ええええ。えええええええ。
何これ? うっまーい!!


魯肉や肉鬆の下の白いご飯はもち米。粽みたいに粘度は高くなく、でもご飯よりはもっちり、という絶妙なあっさり・もっちり加減。そこに、もち米を邪魔しないくらいの上品さ、でもちゃんと旨みを引き立てるしっかりさで、魯肉と肉鬆と言う二つの肉系トッピング。

うまい。うまい。なんぼでも食える。台南に来ると何度も繰り返すことになるこの言葉を、ここでもまた呟きながらぺろりと完食。付け合せのキュウリの漬物がまた、あっさり上品めの味付けで幸せ。

こちらのおこわ、まったく派手さはないんだけどじんわり美味しい。色々美味しいものを食べた台湾で、後に残るのは結局、こういうじんわり系の美味しさだったりするのが面白いところ。昨年2015年12月に台南に行った時も、到着して一番に「落成行って米糕を食べたい!」と叫んだ研究員Aであった。

ちなみに、一緒に注文した四神湯、鴨蛋、魚丸などももちろん美味しい。ただ、四神湯に関しては、徒歩五分圏内に鎮傳四神湯という超有名店がある。もし我慢できるなら、こちらの店では米糕に専念。その後、移動して鎮傳四神湯でスープを、っていうのが至福のコースとなるはず。

赤嵌樓付近はグルメ激戦区なので、うまく組み合わせると前菜からデザートまで激うまフルコースが食べられるはず。もしご飯物を食べたい時が、こちらのお店がおきらく研としては今のところ一押し。頭にいれておいてくださいな。

落成米糕店
台南市中西區民族路2段241號



posted by 研究員A at 12:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行:食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月03日

台南・邱惠美鳳梨酥で「ぐりとぐらケーキ」発見

台南・邱惠美鳳梨酥で夢の「ぐりとぐらケーキ」を発見!

3/10開催のトークショー「今だからこそ台南を語ろう!」(詳細はこちら)と勝手に連動企画。台南の思い出をいろいろ書いちゃうよ、のシリーズ。ちなみに、おきらく研の台南歩きの足跡を知りたい方は、「台南マップ by おきらく台湾研究所」をご覧下さい。

さて、2015年12月、台南で投稿した写真で、図抜けて反応が大きかった写真がこちら。

どどーん。

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これが何かというと、ふわふわのスポンジケーキ一斤分!

この時、カメラの設定がおかしくなって写真がちっともうまく撮れず、カメラ担当の研究員Aとしては大痛恨。にもかかわらず、この反応の大きさは何?考えていて、ふと思いつく。

これ、みんなが知ってるアレに似てない?子供の頃に一度は憧れた……「ぐりとぐら」のカステラ!

では、この夢のケーキがどこで買えるかというと、こんな外観の、ふつーの市場の店舗!おしゃれ度も洗練度もゼロ! でも、地元では有名な邱惠美鳳梨酥オフィシャルHP)というお店。

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道路に面してショーケース(?)の中には、どどんと各種ケーキ! もとはもっと巨大!

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で、欲しいケーキを好きなサイズで切り分けて売ってもらうというのが、この店のシステム。日本じゃなかなか出会えない夢のシステム。本当はもっと小さく切ってもらえたのに、思わず「一斤」と口走ってしまった研究員A。ここで冒頭の写真に戻る…というわけ。

どどーん。

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ちなみにこれ。切ったケーキをばさっとセロファンにくるんで、スーパーのレジ袋にどさっと入れて、渡してくれた。うっかり写真を撮り忘れちゃったのだけど、これがけっこうな迫力。けっこうな重さ。とっても美味しそうな巨大ケーキが、ものすごく粗雑にレジ袋につっこまれている、という事態のシュールさがなんだかとっても可笑しくて楽しくてたまらず、足取り軽くホテルに戻る。

部屋で写真をとった後に、ホテルの食堂に行って3人でケーキ祭り。やっぱでかいよ、これ。どうする?食べきれんの? とどきどきしながら口に入れると……うっまーい! ばさっと切られて、どさっとレジ袋に入れられてやってきたケーキとは思えない繊細さ! 軽〜い口当たり! 優しい甘さ!

これならなんぼでも食える〜と、盛り上がった3人。あっという間に一斤を完食。ほんっとに美味しかった。大満足。

というわけで、子どもの頃、誰でも一度は憧れた「ぐりとぐら」のケーキは台南にあった! という世紀の大発見。どうぞみなさんも、ここはどんと大きめのポーションを買い込んでですね、夢のケーキ祭りを楽しんでくださいな。

ちなみに、店名にもなっているパイナップルケーキも、前回、訪問時に購入。

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素朴で美味しかった記憶があるけど、やはりインパクトでは今回のケーキの方が上という印象。でも、興味ある方は、どちらも試してみてくださいな。

おまけ。巨大ぐり・ぐらケーキに挑む所長(8歳)の雄姿。並べてみると、やはりでかい…。

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邱惠美鳳梨酥
台南市中西區民權路一段88號

posted by 研究員A at 22:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行:食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月08日

在欉紅本鋪 その3

在欉紅本鋪―激うまジャム屋が作ったすべてが本物!のショップ&カフェ その3

激うま台湾ジャムの先駆者・在欉紅 Red on Tree が開いたショップ&カフェに行ってきた話、その3 。(お店に入ってから注文するまでについて書いた「その1」はこちら。注文した品を食べた話を書いた「その2」はこちら。)

さて、おいしいおやつを食べて心の底から癒やされたおきらく研一同。この幸福な体験の思い出に、ジャムを買って帰ることにした。1階のショップで何を買おうかなーと悩んでいると、「試食できますよ」とスタッフのお姉さんがにこにこ声をかけてくれる。じゃあ、ってことでマンゴーとライチをお願いしたら、こんな体裁で出してくれた!

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これ、1人1個ですよ! 豪華すぎやしませんか!?

もったいないので、1階の隅にある席に座ってじっくり味見。マンゴーは甘く華やか。でも、爽やかな後味で気持ちがぱあっと明るくなる味。そして、それ以上においしいのがライチ。ヨーグルト(これまた絶品!)とあわせるとフレッシュ感が際立ち、控えめだけど上品な甘さ・食感が口いっぱいに広がる。

結局、激うまだった「集集 黒夜荔枝」と、もう一つ「三星 茂谷柑」を購入。「茂谷柑」は在庫が少ないので試食できない、と言われたけど、どうしても気になったもの。この二つのジャムはまだ未開封で、おきらく研のキッチンで出番を待っている。

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それから、もう一つ。レジで見つけて衝動買いしたマドレーヌ。

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これがまた上品な甘さと爽やかなレモンの風味が広がる、おそろしく上等なマドレーヌ。日本に帰ってから食べたのだけど、それはもう幸せな気持ちになった。台湾のお菓子って、台湾で食べるとおいしいけど、日本に持ってくるとチープってことがたまにあるけど、これは日本で食べても正真正銘、上等な品。

すべてにおいて上等で幸せな在欉紅。老舗のブランドってわけじゃないのに、どうやってこの味に辿りついたんだろう。気になって調べてみると、このブランドを創立したのは、なんと当時、台湾大学を卒業したばかりの3人の若者だった!

卒業後の進路を考えている時に、たまたま思いついた台湾産トロピカルフルーツでのジャム作り。でも、トロピカルフルーツは甘みはあっても、ジャムの必須条件である酸味や香りには欠けている。特に、最近は甘くて水分たっぷりのもの果物が人気。結果として、品種改良が進み、ジャム作りに向いた痩せて酸味のある原産種はどんどん作られなくなっていく。そこで彼らは探しに探し、田舎で細々と作られていた昔ながらの味の果物を見つける。

ここまでのエピソードだけでも十分にすごいと思うのだけど、それ以上にすごいと思ったのは、彼らがそういった農家と直接取引することによって中間マージンをカットし、農家に利益がきちんと渡るシステムを採用したということ。更に有機栽培にこだわり、丹精こめて育てた育てた果物を旬に収穫したら、今度は添加物や防腐剤を使わないでそれをジャムにしたこと。

できたジャムは台湾の物価を考えると決して安くはないものとなった。それでも、在欉紅は、誠実に果物作りに取り組む農家を支援し、安心で安全でおいしい食べ物をみんなに提供し、台湾の果物を一つのブランドとして確立することに成功した。農業の商業化が進み、食の安全よりも利益が優先され、各地域の個性と多様性が失われつつある今、これってすごいことじゃないか、と思う。

ずっと前にオーガニックマーケット・248農學市集のブースで買い物をした時も、今回カフェで注文をしようとした時も、最初にスタッフがブランドのコンセプトを紹介してくれた。二人ともとてもすてきな若者で、誇りを持って仕事をしているのがよく分かった。二人の背後には、プライドを持って果物を育てる農家さんや、ジャムを作る職人さんがいるのだろう。

そんな台湾の人たちの顔を思い浮かべながら食べられるのが、在欉紅のもう一つの魅力。だからこそ、直営ショップで、スタッフの方たちとコミュニケーションをとりながら、買い物をするのがお勧め。買い物を通して人とつながる、土地とつながる。そういうすてきな体験が出来るような気がするから。


在欉紅本鋪 Red on Tree (台北市金山南路二段192巷8號)


posted by 研究員A at 21:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行:食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月07日

在欉紅本鋪 その2

在欉紅本鋪―激うまジャム屋が作ったすべてが本物!のショップ&カフェ その2

激うま台湾ジャムの先駆者・在欉紅 Red on Tree が開いたショップ&カフェに行ってきた話、その2。お店に入ってから注文するまでについては「その1」をご参照ください。今日はいよいよ、注文した品々を食べた話。

さて、2階のカフェスペースに上がり、のんびり待つことしばし。まずは、ここの名物商品・ジェラートが運ばれてくる。

このジェラート、一種類だけでも二種類あわせ盛りでも注文できるので、もちろん二種盛りを注文していた。悩みに悩んで選んだのは、マンゴーとライチ。しかし、味を選んだ後に、スタッフのお姉さんに何かを聞かれる。中国語が聞き取れなくて困っていると、日本語で「花火?」 在欉紅のFacebookをよく見ていた私は、それで分かった。お姉さんは、ジェラートの盛り付け方について聞いてくれていたのだ。その「花火」とはこちら。

花火っ!

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これ、内側の白い部分がライチ、外のオレンジの部分がマンゴー味。芸術的でしょー。食べちゃうの、もったいない。でも食べないと、もっともったいない。というわけで、急いで写真とったら、喜び勇んでぱくり。

何これ! うまあああああい!!

台湾に来たらマンゴーアイスってよく食べるけど、ここのは何だか別格! 甘さがくどすぎず、すっきりさっぱり。でも、マンゴーらしい華やかさもちゃんとある。奥ゆかしくて上品な上等なマンゴー。

しかも、それ以上にすごいのは、実はライチ。マンゴーに負けないすっきり、くっきりした甘みと爽やかさ。味見をしたおきらく研の3人一致で「ライチの方がおいしい」と言ったというすばらしさ。所長(8歳)がものすごく幸せそうな顔でぱくぱく食べてしまった。8歳でこんな美味しいもの食べられるとか、幸せな人生だよ…。

次に、研究員Aのレモンタルト。

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これもものすごくきれいな、宝石みたいなレモンタルト。

味も、見た目に違わずおそろしく上品で上等。レモンの酸味がふんだんに、前面に出ているのに、それがすごく自然。甘さは酸味を引き立たせるのにちょうど良い感じの控えめ加減で、レモン好きにはたまらん! な味。タルト生地もそれだけ食べてもおいしい! というしっとり、さっくり感。トータルとしての完成度がすごく高くて、一口食べるたびに、にまーっとしてしまう。

レモンタルトにあわせてとったのは、ここの看板の一つでもある台湾産のシングルオリジンのコーヒー 。注文したのは屏東産のもの。ハンドドリップで丁寧にいれてくれたこちらは、なんと中国茶の体裁で出てくる。聞香杯に入っているのはコーヒー殻。「においだけね。食べちゃダメよ」と運んできたお姉さんが茶目っ気たっぷりに釘をさして去っていた。おしゃれ〜。

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茶杯を二つ出してくれたけど、研究員Bはコーヒーが飲めない。もったいないけど、研究員Aだけで美味しくいただく。ちょっと癖があって面白い。普通のブレンドの二倍の値段がするけど、たっぷりあるので幸せ。コーヒー好きな人と何人かで行って、色んな味を飲み比べても楽しいと思う。

コーヒーの飲めない研究員Bはマンゴー・パイナップルソーダ。

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一口飲んだ瞬間、「辛い!」 炭酸が強力でサクサク飲み進められない。所長と研究員Aは一口で断念したけど、その後、飲みすすめた研究員Bによると「パイナップルの香りがすんばらしい」とのこと。ただその分、マンゴーの風味は薄く、それより何よりやっぱり炭酸が強力なので、万人向けのメニューではないかも、という結論。注文する方は覚悟の上で(笑)。

それから、研究員Bのとったプリン。

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おそろしく濃厚!スプーン突き刺したら、そのまま微動だにせず直立しますよ、な感じ。味がまた外観を裏切らない濃厚さで、濃いのが苦手な研究員Aは一口でギブアップ。逆に本格派プリンに目がない研究員Bは「これ一個でお腹いっぱいになる〜」と幸せそうな顔で一口、一口、丁寧に味わっていた。

散財したけどその価値はあったわあ、と幸せに浸っていると、お姉さんが「試食にどうぞ」とお菓子を持ってきてくれる。帰国してから検索すると、「パート・ド・フリュイ」というのが正式名称らしい。グミをすごく上品にしたようなこちらのお菓子。食べた瞬間に、ぱあっとフレッシュな苺の味が口中に広がる。こういうお菓子って人工的で好きじゃないんだよな、と思っていた研究員Aが「すみませんでしたっ!」と土下座したくなるフレッシュ感。こんなお土産おやつまで一級品とは侮れない。さすがRed on Tree。

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ここまで来たらやっぱりジャム買って帰るでしょー、ってことで次は1階のショップでお買い物。ここでもまた、幸福な体験は続くのだった。というわけで、その3に続く。


在欉紅本鋪 Red on Tree (台北市金山南路二段192巷8號)



posted by 研究員A at 22:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行:食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする