2014年06月27日

第25屆金曲獎・ノミネートリストの再チェック

明日6月28日は「第25屆金曲獎」の発表日です(公式サイト)。毎年使っている説明を今年も繰り返すと、この金曲獎、「台湾のグラミー賞」としばしば言われる、台湾で最もメジャーな音楽賞です(同時に、選考に一癖あるともよく言われます)。明日発表されるのは、金曲獎の中の「流行音樂」(ポピュラー音楽)関連の諸部門です。

例年同様に、今回のエントリでは、発表前の復習として、ノミネートリストの再チェックをしてみます。いろいろ賞があるのですが、ひとまず演唱類(ボーカル部門)の各賞のみということで。過去の金曲獎については、以下のリンクをご参照: 2013年(ノミネートリスト結果)、2012年(ノミネートリスト結果)、2011年(ノミネートリスト結果)、2010年(結果の一部)。

以上、ほぼ例年のコピペです(すみません)。ではさっそく。長くなりますがご容赦を。


【演唱類】(ボーカル部門)

■最佳年度歌曲獎(ベストソング賞)
這是因為我們能感到疼痛《這是因為我們能感到疼痛》:Tizzy Bac
流浪者之歌《時間的歌》:陳綺貞
姐姐《跳針舞曲2013》:謝金燕
入陣曲《五月天 | 步步 | 自選作品輯 the Best of 1999-2013(巨象登陸版)》:五月天
山丘《山丘》:李宗盛

曲名・《収録アルバム名》:アーティスト名、という表記です。
華やかとも渋いともいえる?面々。しかし陳綺貞も五月天も今年はここ以外の主要部門で名前があまり見えない…。そんな中、多くの部門で堂々とノミネートされたTizzy Bacに個人的に注目。

Tizzy Bac《這是因為我們能感到疼痛》


■最佳國語專輯獎(ベスト國語アルバム賞)
模特:李榮浩
李健拾光:李健
我是海雅谷慕:張震嶽
你所不知道的杜振熙之內部整修:杜振熙(蛋堡Soft Lipa)
江湖:周華健

ベストソング賞と一切重複なし、しかもなぜかすべて男性個人というラインナップ。大陸出身の二人(李榮浩・李健)のノミネートも快挙かもしれないけど、個人的には張震嶽と蛋堡に注目。

■最佳台語專輯獎(ベスト台湾語アルバム賞)
趁我還會記:荒山亮
30 出頭:陳建瑋
再會!青春 / Goodbye You!th:滅火器
一條命:董事長樂團
惦在你身邊:黃乙玲
遠走高飛:江

大物台語歌手も当然ノミネートされていますが、個人的な注目は滅火器と陳建瑋。「太陽花學運(ひまわり学生運動)」で日本でも認知度が上がった?かもしれない滅火器もいいのですが、ここでは陳建瑋Facebook)をご紹介。林俊傑、ピーター・ホー、By 2などなど、多くの歌手に曲を提供しプロデュースをしてきた実績ある人ですが、自ら歌手として出した初の作品は、台語でした。収録曲の中では「愛河」も好聽なのですが、あえて「糞埽人」を貼り付けておきます。最近の台湾社会のいろんな問題が全部入ってる感じで、アニメのMVに苦笑してしまった…。

陳建瑋《糞埽人》


■最佳客語專輯獎(ベスト客家語アルバム賞)
Heart Land 心地:Yachun Asta Tzeng 曾雅君
簷頭下:林ト婷(山狗大後生樂團)
饕客阿哥:邱廉欽(Kim)

今年の客家語アルバムは3作と少なめ。優しい声の曾雅君と、ボーカル林ト婷Ritaが率いる、メンバーにトロンボーンもいるフォーキーなバンド・山狗大後生樂團が注目。

■最佳原住民語專輯獎(ベスト原住民語アルバム賞)
cepo'混濁了:阿努.卡力亭.沙力朋安
流浪的歌:拉卡飛琅
歌,飛過群山:泰武古謠傳唱

今年は原住民語アルバムも少なめの3作。なぜ後の部門でノミネートされているSumingがここにはいないのだろう。拉卡‧飛琅Facebook)は10年前の金曲獎でも受賞したセデック族の歌手ですが、映画『セデック・バレ』のエンディングに流れる主題歌《看見彩虹》を作詞作曲した人でもあります。昨年リリースのアルバムから、《Lo king》をご紹介。《看見彩虹》とは全然違う雰囲気の迫力があります。

拉卡‧飛琅 Laka《Lo king》


■最佳音樂錄影帶獎(ベストミュージックビデオ賞)
渺小《渺小》﹙導演:比爾賈 x Bounce﹚:田馥甄Hebe
柏拉圖式的愛情《時間的歌》﹙導演:羅景壬﹚:陳綺貞
流浪者之歌《時間的歌》﹙導演:何男宏﹚:陳綺貞
故事《秋:故事》﹙導演:陳奕仁﹚:蘇打
泰國情哥《亞洲通緝》﹙導演:Chayanop Boonprakob﹚:黃明志(Namewee)
兇手不只一個《小人國》﹙導演:JIZO﹚:小人

この部門、今年もどれもよくできているMVなんだけど、見ているとちょっと辛くなるストーリーのものが多い気が…。Nameweeは映画監督としても活躍していて、大阪アジアン映画祭で作品が上映されています。

■最佳作曲人獎(最優秀作曲賞)
張震嶽/未接來電《ZERO》:楊乃文
蕭賀碩/Musicians《繆思 尋》:蕭賀碩與冷笑話樂團
Tizzy Bac/這是因為我們能感到疼痛《這是因為我們能感到疼痛》:Tizzy Bac
李宗盛/山丘《山丘》:李宗盛
Suming 舒米恩/很趕《Amis Life 美式生活》:Suming 舒米恩
戴佩妮/僥倖者《擁抱你》:劉思涵

充実のラインナップ。個人的な注目は、蕭賀碩DebbieFacebook)。他の歌手への曲提供でも、自身のリリースでも実績のある彼女ですが、この《Musicians》はサウンドもMVもお気に入り。

蕭賀碩與冷笑話樂團《Musicians》


■最佳作詞人獎(最優秀作詞賞)
周耀輝/模特《模特》:李榮浩
鍾永豐/我庄《我庄》:生祥樂隊
陳惠婷/這是因為我們能感到疼痛《這是因為我們能感到疼痛》:Tizzy Bac
張大春/潑墨《江湖》:周華健
李宗盛/山丘《山丘》:李宗盛
大支/一百分《不聽》:大支

■最佳編曲人獎(最優秀編曲賞)
王之一/撫仙湖《李健拾光》:李健
王之一/綻放《李健拾光》:李健
趙兆/風吹麥浪《李健拾光》:李健
江力平、江力軍、鍾承洋、蕭賀碩/Musicians《繆思 尋》:蕭賀碩與冷笑話樂團
Derek Nakamoto/老派戀情《懸浮記憶》:孔令奇

10年ぶりのリリースだった孔令奇、《老派戀情》は80sテイストでいい感じですが、割愛…。

■最佳專輯製作人獎(最優秀アルバムプロデューサー賞)
李榮浩/模特:李榮浩
李健/李健拾光:李健
賈敏恕/我是海雅谷慕:張震嶽
林暐哲/秋:故事:蘇打
杜振熙/你所不知道的杜振熙之內部整修:杜振熙(蛋堡Soft Lipa)
戴佩妮/擁抱你:劉思涵

■最佳單曲製作人獎(最優秀シングルプロデューサー賞)
Tizzy Bac、林揮斌/這是因為我們能感到疼痛《這是因為我們能感到疼痛》:Tizzy Bac
Ron Aniello、曲婉婷/愛的海洋《我為你歌唱》:曲婉婷
孔令奇、 Derek Nakamoto/老派戀情《懸浮記憶》:孔令奇
李宗盛/山丘《山丘》:李宗盛
小人、J.Wu/怪物《小人國》:小人
J.Wu/一百分《不聽》:大支

■最佳國語男歌手獎(最優秀國語男性シンガー賞)
李榮浩/模特
張震嶽/我是海雅谷慕
林俊傑/因你而在
杜振熙(蛋堡Soft Lipa)/你所不知道的杜振熙之內部整修
周華健/江湖

林俊傑JJもノミネート。ベストアルバムとの重複が多い面々。

■最佳國語女歌手獎(最優秀國語女性シンガー賞)
戴佩妮/純屬意外
楊乃文/ZERO
何韻詩/共存
蔡健雅/天使與魔鬼的對話
家家/為你的寂寞唱歌

この部門、実力者が並ぶ充実したラインナップですが、この面々の他の部門でのノミネートが振るわないのはなぜ? そして、ベストソング賞にいた陳綺貞がこっちには不在という…。

■最佳台語男歌手獎(最優秀台湾語男性シンガー賞)
荒山亮/趁我還會記
阿吉仔/情歌唱盡
邵大倫/真情
許富凱/故鄉的門口埕
陳建瑋/30 出頭

■最佳台語女歌手獎(最優秀台湾語女性シンガー賞)
黃靜雅/生活是一條歌
孫淑媚/太陽
秀蘭瑪雅/紅花
江惠儀/浪花
黃乙玲/惦在你身邊

■最佳客語歌手獎(最優秀客家語シンガー賞)
Yachun Asta Tzeng 曾雅君/Heart Land 心地
黃于娟/雨季的凌晨兩點
邱廉欽(Kim)/饕客阿哥

デビュー作がノミネートされた黃于娟は、なんとまだ高校生だそうです。

■最佳原住民語歌手獎(最優秀原住民語シンガー賞)
阿努.卡力亭.沙力朋安/cepo'混濁了
拉卡飛琅/流浪的歌
Suming 舒米恩/美好的日子

■最佳樂團獎(最優秀バンド賞)
閃靈/武コ
滅火器/再會!青春 / Goodbye You!th
董事長樂團/一條命
Tizzy Bac/易碎物
蘇打香^秋:故事
放客兄弟/放客兄弟
麋先生Mixer/馬戲團運動

大御所も多いラインナップですが、個人的注目は放客兄弟FunkyBrothersFacebook)。まさにファンキー、楽しい!

放客兄弟《微笑的臉》


■最佳演唱組合獎(最優秀ユニット賞)
VOX玩聲樂團/朱古力 Chocolate
青衣/新鮮魚
泰武古謠傳唱/歌,飛過群山
動力火車/光
光引フ/沿途風景

動力火車を除き知名度は低いかもしれないけど、魅力的なアーティスト多数。特に、ギターとパーカッションの女性2人組・青衣、そして暗K白領階級のギタリスト周岳澄と女性ボーカルのユニット・光引フは要チェック。

■最佳新人獎(最優秀新人賞)
李榮浩/模特
陳建瑋/30 出頭
師子吼/1/84000
放客兄弟/放客兄弟
小人/小人國
劉思涵/擁抱你

ここ、誰がとるんだろう。気になります。

《看見台灣》のサントラやギタリスト陳彥宏の名前が挙がるインストゥルメンタル部門も気になりますが、割愛します。申し訳ありません。どういう結果になるのでしょう?
タグ:金曲獎
posted by 研究員B at 23:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月05日

『Happy』で台湾を紹介その2

ファレル・ウィリアムス『Happy』で台湾を紹介 その2

ファレル・ウィリアムス『Happy』にのせて台湾を紹介する動画について語る、のその2。

その1の跳舞守護台灣版の動画がおしゃれでポップだったのに対し、本日ご紹介する「大稻埕版」はコテコテ、ベタベタ。そもそも大稻埕って、乾物問屋街として有名な迪化街の辺りを指す言葉。台北の中でも古い建物が残り、下町の空気が残るこちらが舞台なんだから、そりゃあコテコテにもなろうというもの。

出演者も「跳舞守護台灣版」が若者(+子ども)だったのに対し、こちらの主な出演者はおじさんにおばさん、そして台湾の伝統的人形劇である布袋劇の人形たち! 一体それって…? と思われたそこのあなた。まずは動画をご覧下さい。



いやー、変でしょ? おかしいでしょ?

永楽市場、迪化街のメインストリートに裏通り、大稲埕碼頭と、迪化街好きにはたまらん場所続出。おっそろしく狭い範囲で撮影しているのがよくわかるけど、それがまた雰囲気あって面白い。出てくる人たちも知り合いかき集めた感じで数は少ないけど、良い顔してるし。おしゃれとか、クールとかはまた一味違う、コテコテのいかした台湾がよく出てるように思うんだけど。

ちなみに、冒頭から登場する西洋人男性は、迪化街にある布袋劇の博物館「林柳新記念人形博物館」(オフィシャルHP旅旅台北の紹介記事)の館長であるロビン・ルイゼンダールさん。オランダ人にして、布袋劇の人形師でもある彼が全面協力してる、ってことは、出演者の多くはこの博物館のスタッフだね。撮影場所としてもかなりこの博物館を使ってるね。

しかし、布袋劇の人形が踊る『Happy』。これもまた、シュールでクールじゃないですか。昨日、ご紹介した跳舞守護台灣版ほどおしゃれではないけど、こちらの動画もやっぱり「台湾」がよく出ていて、とってもお気に入り。ぜひ二つあわせてお楽しみください。

posted by 研究員A at 23:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月04日

『Happy』で台湾を紹介その1

ファレル・ウィリアムス『Happy』で台湾を紹介その1

このところ、ラジオでこの曲を聴かない日はないファレル・ウィリアムスの『Happy』。聞くだけで踊りだしたくなるこの曲にのせて、自分の住む場所を紹介する動画が世界各地で作られている。先日、原宿版『Happy』が作られたというニュースと共にそんな話を聞き、じゃあ、台湾のもあるのかな? と思い立って検索してみた。そしたら、ちゃんとあるじゃないか! しかも、とっても素敵で楽しい作品。せっかくなので、皆様におすそ分け。

完成度が高い作品は二つほどあったのだけど、まずは王道におしゃれでかっこ良い作品を。台湾のクールで、とぼけてて、暖かい感じが良く出てるように思うんだけど、どうかしら?



ね、ね。おかしいでしょ? 素敵でしょ?

でも、それだけで終わんないのがまたこの動画の面白いところ。こちらの動画のタイトルは「Happy- 跳舞守護台灣版」。ダンスが終わった後に、動画に登場した人たちが「守護台灣」と書いたボードを持って、次々と映し出される。

「守護台灣」って、台湾の学生たちが日本の国会にあたる立法院に立てこもった「ひまわり学生運動」でよく使われたスローガン。この動画が公開されたのは4月7日だから、3月中旬くらいから始まった立法院立てこもりの最中に撮影が進められていたことになる。

台湾の街角で次々繰り広げられる、おかしくて素敵な「Happy」。それが明るくて楽しいものであればあるほど、その末尾に「守護台灣(台湾を守ろう)」というメッセージが次々と映し出された時に心を動かされる気がした。

私は「日本人」という部外者だから、この問題について何が正しいのか、何が間違っているのか、簡単には言えない。それでも、みんながみんなの「Happy」を大切に、笑って、踊って、毎日を暮らしていけるといいのにな。やっぱりそう思わずにはいられない。

次回はもうちょっとゆるめの「Happy」大稻埕版を紹介します(→こちら)。
posted by 研究員A at 21:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月20日

台湾インディーズの動画(2014年4月分)

台湾インディーズの動画(2014年4月ツイート分)

4月のはじめから、おきらく研のtwitterで【台湾インディーズ】の動画を紹介するツイートを、不定期につぶやいています。「お勧めのものだけではなく、まあご参考まで程度のものや、何これちょっと見てよ的なものまで、きらく〜に。需要があるかどうかはわからないけど」とつぶやいて、それからぽつんぽつんとツイートをしてきました。

数週間経過して、ツイートした動画がいつの間にか全部で6点になりました。そこで、たまったことだし、せっかくだからまとめてエントリにしてしまおうと考えた次第です。台湾インディーズという以外は、別に何もつながりはありませんが、こうして並べてみると、奇しくも台湾インディーズの裾野の広さは何となく伝わる面々かもなあ、などと思っています(まあもちろん、この6点では全然カバーしきれないくらい、裾野はひろ〜いんですけどね)。偶然ご覧になった方で、一つでも気になったりひっかかったりするものがあれば何よりです。では以下、ツイートした順に…。


【23號半「無所事事的甜美」】(2012)

23號半FacebookiNDIEVOXブログ)は、木偶と秘密客(MIMIC)という女性二人のデュオ。このMVはもう2年前のものだけど、今聴いてもワールドクラスのゆる〜い感じに震撼(笑)。名前の由来は、二人とも履いているコンバースが23.5cmだから。現在もゆる〜く活動中。

なぜかこの動画、ブログに埋め込めないので、リンクだけ置いておきます。必聴!
Youtube 「23號半 - [無所事事的甜美] - MV」


【心電樂「世界上最美好的事就是在一起」】(2012)

心電樂(Heartones、FacebookiNDOEVOXStreetvoice)は2008年結成の4人組。アンビエント/エレクトロニカ。高雄ロケのMV。犬が帰ってきてよかった。




【巨大的轟鳴「突然決定去泡溫泉」】(2013)

巨大的轟鳴(Gigantic Roar、FacebookiNDOEVOXStreetvoice)は高雄出身、2012年結成のバンド。身も蓋もない歌詞も含めて、若い男子のストレートな勢いで押し切るロック。確かな生きの良さ。




【緊褲襠「孤單島嶼」】(2013)

緊褲襠(Tight Tight Crotch、FacebookiNDOEVOX)は2011年結成のバンド(猛虎巧克力のベースCelineは元メンバー)。シンプルで聴きやすいロック。ストーリーの必然性はやや?だけど、台北の街並みを走り抜ける展開に、思わず見入ってしまうMV。




【隨性樂團「打電話」】(2014)

隨性(Random、FacebookiNDOEVOX)は、昨年サマソニで来日した台湾語ロックのバンド。ちょいダサに聞こえるかもしれないけど、聴くうちに耳になじみ、どこかほっこり? カップル役は、巨大的轟鳴の黃堂軒と大象體操の張凱婷。




【皇后皮箱「Maybe It's the Way It Will Be」】(2014)

皇后皮箱(Queen Suitcase、FacebookiNDOEVOXStreetvoice)は、2008年に台北で結成された5人組。60年代テイストの洗練されたポップセンス。思わず口ずさんでしまいそう。




今回はMVらしいMVがあるものばかりですが、インディーズゆえこういう動画がゼロのバンドも少なくありません。今後はそういうのも織り交ぜて紹介していければと思っています(が、きらく〜にやっているため、継続性やコンスタントさは保証できませんので、その点はご容赦を)。
posted by 研究員B at 02:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月30日

滅火器樂團と2014年3月29日までの展開

台湾のパンクバンド・滅火器樂團について、紹介と経過をまとめてツイッターでつぶやいたので、せっかくなので以下列記してブログに載せておきます。

【1】
台湾のパンクバンド・滅火器樂團(Fire EX.、Facebook)について、今回の「反服貿」関係で名前を知った人も多いと思うので、連ツイで恐縮ですが彼らおよび経過についてご紹介。彼らは高雄出身の4人組で、2000年に結成。台湾語で歌うバンドです。

【2】
滅火器樂團は、2012年のサマーソニックで来日経験もあります。当時、来日決定を受けて書いたブログのエントリはこちら。ちなみに、彼らはtwitterのアカウントもあります: @fireextaiwan

【3】
今回の太陽花學運で、立法院の学生たちは早くも3/18の時点で、滅火器の歌「晚安台灣」を歌っていました。これは2009年のアルバムに収録されたもので、決して新しい歌ではないのですが。ニュース映像はこちら:


【4】
3/19の夜には、滅火器のボーカル楊大正も、妻の鄭宜農とともに立法院に現れ(もっと前から来ていたかも)、立法院前で自ら「晚安台灣」を歌っています(ETtodayの記事)。
動画はこちら:


【5】
その後、滅火器のボーカル・楊大正は、太陽花學運をサポートする新たな歌「島嶼天光」を臺北藝術大學の学生たちと協力して書き、3/27に立法院の中で、学生たちとともに歌いました。これも台湾語の歌。その動画:


【6】
そして昨日3/29の夜に、この「島嶼天光」のMVが公開されました。@NoBlackBoxTokyo さんのツイートで知った、歌詞の日本語訳はこちら
MVはこちら:



正直言うと、滅火器ってそこまで自分にとってストライクのバンドではないのですが、でもこういう時(ってどんな時だ)の、彼らのちょっとダサいかもしれないけど響いてくる歌には、さすがの説得力があります。以上、ひとまずご紹介まで。

(以下、2014年3月31日午前0:40追記)

【7】
3/30に行われた台北での大集会でも、滅火器の「島嶼天光」は歌われたようです。スマホのLEDを点灯して、会場大合唱!
「[東森新聞]最新》凱道大合唱「島嶼天光」完整版」

posted by 研究員B at 02:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする