2011年02月17日

Makiyoの「日式英文」

今回も小ネタです。すみません。

ネタを求めて台湾のニュースサイトのYoutubeチャンネルを観ていると、バラエティー番組(ゲーム番組と言った方がいいか)の「天才衝衝衝」の番組宣伝が。

芸能人がチームに分かれていろんなゲームやクイズで競うこの番組、コーナーの一つに、英語だけでヒントを出してキーワードを当てさせるというゲームがあります。台湾の芸能人はいろんなバックグラウンドの人がいるので、ネイティブ並みの英語を話す人もいれば、全然話せない人もいます。そのため、英語で出すヒントも、流暢なよくわかる英語のこともあれば、片言で断片的な英語のときもあります。でも、英語として正しくわかりやすいからといって、答えを当てやすくなるとも限らず、本当に片言の英語しか示されていないのに当ててしまう解答者もいるのがおもしろいところ。

で、今回見つけた「天才衝衝衝」の30秒の番組宣伝は、Makiyo(川島茉樹代:wikipediaブログ微博日本公式)が登場。彼女がこのコーナーで「日式英文」(日本風のカタカナ発音の英語)でヒントを出す様子が使われていました。こちらです。



うーん、ここまでウケるか(笑)。
Makiyoはこの番組によく出演していますが、以前からこのコーナーでは彼女は「日式英文」を使っていて、解答者がみんな聴きとれずに混乱するというのは定番の展開のようです。彼女が本当に英語が全然できないのか、ネタとしてこういう発音とスタイルでやっているのかはわかりませんが。

というわけで、他の例もいくつか貼り付けておきます。

これは2年ほど前のもの。「メリークリスマス」というだけでどっかんどっかん(笑)。これを観ていると、やっぱり本当にMakiyoは英語ができないのかもしれないと思えてくる?


こちらは去年の10月放送分。「ゆー らぶらぶ いず べりー おーけい」。ううむ。


日本語ネイティブにはこれはこれでわかりやすい気もしますが(!)、さすがに台湾の方々にはそうではないのでしょう。個人的には、Makiyoが中国語を前提にして断片的に英語化してヒントを出そうとしている部分がたいへん興味深い。

真面目に考えると、「やっぱり発音はちゃんとしないと」と思うかもしれないけど、初級レベルの一人としては、「ネタになるほどに日式のカタカナ発音に慣れている社会は貴重なので、何語であれ堂々と日式の発音をしても(伝わりさえすれば)いいのかも」なんてちらっと思ったり。いや伝わるレベルに達するのがまず必要とは思いますが、はい。
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2011年02月08日

張鈞ィ(チャン・チュンニン)の修士号取得

今回は、学歴の話題。日本も台湾も受験競争が盛んな社会だと思いますが、日本が比較的「高偏差値」志向というか、偏差値の高い大学への入学を志向するのに対して、台湾だとそれに加えて「高学歴」志向も強いような気がします。つまり、大学だけではなく、大学院まで進もうとする(そして大学院まで出ていることが就職の際にも評価される)傾向が、日本よりも強い印象があります(その傾向がより顕著なのは韓国かもしれませんが)。

というわけで、台湾の場合、さすがにまだ多くはないけど、芸能人の中で大学院に進学する人もいたりします。数日前にたまたま見つけたのですが、以下の記事によると、ョ雅妍(メーガン・ライ)が大学院で修士号を取得したそうです。

中時電子報「ョ雅妍軋戲攻讀 碩士到手」(2011-01-28)

「銘傳大學商品設計學系」で修士号をとったとのこと。おめでとうございます! 「商品設計學」ってプロダクトデザインのことだと思いますが、どんな研究をしたのだろう。

で、今回の本題はメーガンではなくて(ファンの方、いらしたらすみません)、この記事の冒頭に「繼張鈞ィ去年拿到中央大學產經碩士文憑後」とあって、張鈞ィチャン・チュンニン中文wikipedia日本語wikipedia台湾所属事務所日本所属事務所?微博)も去年修士号を取得していたことを知りました。彼女が大学院に通っているというのは以前から知っていたけど、無事修了していたのは知りませんでした。

というわけで検索。見つけたのが、去年6月の記事。

蘋果日報「張鈞ィ中央研究所熬5年 產經碩士到手」(2010年06月12日)

これによると、張鈞ィは無事「中央大學產業經濟研究所」の修士課程を終えて学位を取得したそうです。成績は非常に良かったようですが、途中で2年間休学したこともあって、修了まで5年かかったそうです。論文の完成のために、特にここ1年間は芸能活動もかなり控えていたそうで、その間は収入も減り、芸能界の友人たちが活躍する様子をみてあせったり落ち込んだりもしたとのこと。一時は学位取得を諦めかけたとも。

ところで彼女、もともとは「台北大學法律系」を卒業しています。中文wikipediaをはじめ、中国語での情報をみると何をみても台北大學の出身と書かれていますが、なぜか日本で張鈞ィが紹介されるとき、「最難関の台湾大学卒」とされることがあります。「台湾大学」は確かに台湾でトップの大学ですが(以前のエントリを参照)、「台北大学」はまた別の大学で、張鈞ィは「台北大学」の出身みたいです。どこで取り違いが起こったのだろう?

ちなみに台北大学も国立大学で、各方面に多彩な卒業生を輩出しています(wikipedia)。芸能人だと、F.I.R.の男性メンバー二人とか、映画『台北の朝、僕は恋をする』に出演している郭采潔(アンバー・クオ)とか。また張鈞ィの父親は台湾大学の教授なので、そこで取り違いが起こったのかも。

話を戻すと、張鈞ィはもともと大学時代に法律専攻で、進学先の大学院でも法律関係の研究をしたようです。上の蘋果日報の記事によると、修士論文のタイトルは、「演藝人員經紀之法治研究」とのこと。芸能人のマネジメント契約についての研究、って感じでしょうか? 芸能人の契約って、法的には曖昧にされてしまっていることが多いのかも?と素人は何となく思ったりもしますが、そこに法律面での整理や見通しを与える研究とかなんですかね。想像にすぎませんが。

ともかく、半年以上も前に張鈞ィが修士号をとっていたことを、今頃気づいたという話題でした。失礼! 当ブログでは、なぜか「森ガール」の話題でネタにされたり映画「ズーム・ハンティング」もいまいちと評したりして、張鈞ィはちょっと気の毒な扱いでしたが、今回はフォローというわけではないけど、その努力をご紹介しました。

せっかくなので、張鈞ィの動画を2つほど貼り付けておきます。1つ目は「張鈞ィ不當傀儡 勇敢做自己」。2年ちょっと前のものだけど、張鈞ィが自分の生き方を真摯に語っている、ものすごく再生回数の多い動画。大学院で学ぶ姿もちょっとだけ映っています。



もう1つは、かなり最近のもの。学位取得を経て、さらに一歩進む張鈞ィ、という感じのリード文あり。VOGUE TVの動画は、彼女に限らずかっこいいものが多いかも(ちょっとごてごてしているけど)。



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2011年01月05日

夏克立

以前のエントリでも書いたけど、所長(3歳)の前ではテレビをつけないルールの当研究所。そのため、以前はいろいろ観ることができた台湾ドラマも、所長が早く眠ってしまった夜など、非常に限られた機会にしか観られなくなってしまい、録画してもたまるばかりで一向に消化できないのが実情。

そんな中、現在ちびちび鑑賞中なのが、「墾丁(ケンティン)は今日も晴れ!(我在墾丁*天氣晴)」(オフィシャルサイトd-addicts.com)。現在観ているのは、数か月前に録画した7話とか8話のあたり。ちょうどそのあたりで、張鈞ィ(チャン・チュンニン)演じる雨不停(レイン)は墾丁を訪れるのですが、彼女と一緒に墾丁を訪れている西洋系の外国人の1人が、今日紹介する夏克立(Christopher Downs)中文wikipedia微博)。台湾のテレビでときどき登場するので、顔は知っているという人もいるのでは。そう、ドラマの中では英語しか話していませんが、本当は中国語がよーくしゃべれる、あの人です。

wikipediaによると、夏克立はモントリオール出身のカナダ人で、総統選の取材で訪問したのが台湾との接点の始まりだそうです。その後台湾の映画やテレビへの出演を重ね、また英語学習番組の制作にも関わってきたとのこと。そして、コメディドラマでの共演を機に知り合ったタレントの黃嘉千(中文wikipedia)と結婚して、現在お子さんが1人いるようです。

この夏克立について、「やけに中国語が流暢な、黃嘉千と結婚した人」というイメージしかなかったのですが、実は彼は「奧林P客」という子ども向け番組に、司会者の一人として出演しているそうです(もう一人の司会者は郎祖筠(中文wikipedia)。「名揚四海」(美麗の母親役)・「乒乓(ピンポン)」(卓球の達人のおばちゃん役)などに出演していたあの人)。この番組で、2009年に金鐘獎で子ども向け番組の部門でノミネートされたとのこと。この番組、客家電視台の番組で、つまり番組では基本客家語(のはず)。そんなことまでやっていたとは、今回調べるまで知りませんでした。

というわけで、以下いくつか夏克立が出ている動画をご紹介。

まず、「奧林P客」の番組紹介CM。郎祖筠と一緒に出ています。


2009年の金鐘獎では、妻の黃嘉千(このときちょうど妊娠中)と一緒にプレゼンターをやっています。客家語もちょっとしゃべっています。ちなみにこの場面で受賞したのは、「墾丁は今日も晴れ!(我在墾丁*天氣晴)」にも編集長役で出演している趙自強。彼も子ども向け番組をやっていたのです。


夏克立、検索して見つかったこのCMだと、台湾語を話しているような気がしますが、どうなんでしょ。>有識者の方


この番組では普通に英語で話しています。


今後も何かとバラエティーなどに出演するのを目にすることでしょう。ここまで台湾に根付いた感じの外国人タレントはなかなか珍しいことかも。初めて聞いたという方は、覚えておいてもいい……かも?

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2011年01月04日

白吉勝(阿BEN)

今回ご紹介するのは、白吉勝(阿BEN、中文wikipedia)という人。台湾の歌手で、ドラマ出演などもしている人です。このたびご結婚されたのですが、率直に言って地味な人のわりに(すいません)、なんだかやけに最近台湾メディアでこの人の結婚がよく報道されているので(直近の一例として、聯合報「阿BEN婚宴大爆 不排除退出演藝圈」)、一応ご紹介。

個人的に、阿BENといって思い出すのは、B.A.Dという3人のグループで歌っていたということと、ドラマ「イルカが猫に恋した(海豚愛上貓)」でピーター役を演じていたこと。うーん地味だな。

B.A.D(中文wikipedia)は、2000年に結成し2004年に解散した男性3人のグループ。各メンバーの頭文字を並べてグループ名にしていて(S.H.Eなどと同じ)、阿BENは「B」にあたります。それなりに人気もあったし、音楽的にも決して悪くはなかったと思うのですが、なぜか個人的にはそれほどの印象はなし。とりあえず1曲だけ、MVを貼り付けておきます。これもサウンドよりは、ワンショットで台北を歩くMVの内容が印象的だったのですが(どのあたりだろう?西門町付近?)。



その後、ドラマ「イルカが猫に恋した(海豚愛上貓)」(2005年、オフィシャルサイトd-addicts.com)を観ていたら、この阿BENが出演していたので、歌手のイメージしかなかったためちょっとびっくりしました。このドラマ、花蓮を舞台に、心を閉ざした青年がイルカ調教師の仕事を通じて変わっていく過程を、登場人物の何組かの恋愛をからめながら描くというもの。彭于晏(エディ・ポン)や張韶涵(アンジェラ・チャン)が出演していますが、この中でやり手のキャリア女性・蘇婷役の陸明君の前に現れる、元彼のピーターこと徐永達を演じていたのが阿BEN。ソロでドラマの挿入歌「不要離開」も歌っていますが、残念ながらMVの動画が見つからず。音だけなら、Tudou.comで聴けます。代わりに、エディ・ポンが歌うドラマのテーマソングのMVを。MVの中にドラマ出演者の姿が多々見受けられるけど、阿BENが確認できない…。



阿BENが演じたピーターは、ストーリー上で非常に重要な役で、阿BENもそれなりに熱演していたと思うのですが、いかんせんドラマがやや地味だったのも事実。その後は(少なくとも日本で観ている分には)あまり彼の姿を見かけなくなってしまいました。

――というぐらいの存在だったので(少なくとも自分にとっては)、てっきり台湾芸能界でも「過去の人」になっているのかと思っていたので、なぜこんなに結婚したことが話題に?と思っていました。

どうやら彼、実際に台湾でも「過去の人」になりかけていたようなのですが、「金曲超級星」(中文wikipedia)という番組に昨年出演したのが大きかったようです。この番組、まさに「過去の人」になりかけていた歌手たちによる、再デビューをかけたオーディション番組だそうで、阿BENはそこでそれなりに上位に食い込んだとのこと。こういうことがきっかけで再度芸能界で名前が出るようになるというのも、また台湾らしいといえば台湾らしい???

さてめでたく結婚した阿BEN、結婚式にはB.A.Dの元メンバーも集って、いわば再結成して歌うシーンもあったようです。これを機に芸能界をやめちゃうかも、といった発言もなくはないようですが、どうなるのでしょう。結婚式での彼の表情は、「イルカが猫に恋した」のピーターとはかけ離れた柔和なものでしたが…。


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2010年12月22日

村上隆と蔡依林

蘋果日報のサイトで、「村上隆設計Jolin周邊商品」という記事を見かけました。今回はこの話題について。

どういうことかというと、蔡依林(ジョリン・ツァイ)は12月24日から3日間連続で台北小巨蛋でライブをやる予定だそうです。で、その際に販売される「周邊商品」(って、関連グッズという感じでしょうか)のデザインを、アーティストの村上隆が担当するとのこと。

村上隆とジョリン???って突然ちょっとびっくりな組み合わせだと思ったのですが、もともとこの二人は、夏に出た雑誌で対談をして接点があったそうです。二人とも英語ができることもあって、スムーズにコミュニケーションができた様子。どの雑誌かと調べてみたら、『ELLE國際中文版』の2010年8月号のようです。ELLEの台湾のサイトには、その号の関連で、「藝術教皇【村上隆】 × 流行女王【蔡依林】跨界對談 ELLE 獨家邀請」というページがありました。対談のほんのさわりだけ載っています。リンクはこちら:

ELLE.com.tw「藝術教皇【村上隆】 × 流行女王【蔡依林】跨界對談 ELLE 獨家邀請」

ちなみに、村上隆のKaikai Kikiのスタッフブログにも、簡単に紹介しているエントリがありました。

Kyoko Nishimoto/Kaikai Kiki「掲載誌「ELLE TAIWAN」発売!」

村上隆がジョリンについて以前から知っていたというのは、へええそうなんだ、という感じ。村上隆はGEISAIを台湾で開催するなど、台湾との接点がなくもなさそうなのは何となく感じていましたが、彼のことだし世界中に接点があるとも思っていたので、ちょっとびっくり。

ちなみに、蘋果日報の記事には、村上隆が書いたジョリンと彼女の愛犬のイラストが載っています。おお、こんな仕上がりに。

蘋果日報「村上隆設計Jolin周邊商品」

ジョリンはこれに大変喜んで、最初に書いたように今度のライブでのグッズのデザインを村上隆に頼んだようです(正確には、村上隆自身がデザインするというよりは、彼が「總監」になって進めるということのようですが)。おもしろいコラボレーションで、今後の展開が気になるところ。

――と思ったら、中央社の記事(「蔡依林周邊商品 村上隆操刀」)も出ていて、そこには「1:1的等身公仔」、つまり等身大フィギュアなんて言葉も見えますね。ううむ、なんだかすごそう。

というわけで、村上隆とジョリンの両方のファンの方(って日本にどのくらいいるのだろうか)、クリスマスは台北へぜひどうぞ……?

posted by 研究員B at 02:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 芸能人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする