2011年07月16日

『アナザースカイ 石田ゆり子・台湾』

日本テレビで放送された『アナザースカイ』を視聴。「石田ゆり子が3年住んだ台湾に26年ぶりに里帰り」と題され、石田ゆり子が中学時代を過ごした台湾・台北に戻る旅を描いていました。

これ、意外におもしろかったです。最初の方に士林夜市に行ったりはしたけど、基本は石田ゆり子自身のパーソナルヒストリーをたどるような展開で、普通の台湾紹介番組とは異なるテイスト。とても印象的でした。

珍しく、終了直後に研究員A・Bそれぞれ感想をツイートしたので、それを以下にはりつけておきます。


http://twitter.com/#!/okiraku_tw/status/91878538273243136
【A】『アナザースカイ』見た。芸能人出して台湾やります、っていうテレビ番組としては今までで一番面白かったかも。人が暮らす場、人の想いの中にある台湾。きれいなだけじゃなくて、でもキラキラしてる感じがすっごくリアルで素敵だった。所々、画的に工夫されているのも好印象でしたよ。

http://twitter.com/#!/okiraku_tw/status/91879267461373952
【A】で、幼少期に香港駐在経験のあるBはどういう感想よ?

http://twitter.com/#!/okiraku_tw/status/91880666958012416
【B】ええと、自分が香港に住んでいたのは小学校入学前の3年間なので、中学生で台湾に滞在した石田さんとはかなり経験の質が違うはず。でも、本人の意思とは関係なくそこに暮らすことを強いられたことへの(子どもなりの)不満感(でも同時に、それを言ってもどうしようもない感じ)はよくわかる。

http://twitter.com/#!/okiraku_tw/status/91881239375642625
【B】あと、自宅と通学路と日本人学校が記憶の中心になる感じも、とてもよくわかる。他の場所は子どもが気軽に行けるとは限らないので。そして自分も結局その後、香港には一度も行っていない。石田さんの26年より長い。なんとなく足が遠のいてしまう感じも、これまたよくわかる気が。

http://twitter.com/#!/okiraku_tw/status/91881848417951744
【B】というあたりも含めて、ただの台湾の紹介番組とは異なる、実感と想いのつまった場所として台湾・台北が描かれていて、他にない面白さがありました。『アナザースカイ』、満足です。石田さん、ぜひまた台湾行ってください。


ツイートしたのは以上。あと、雑ネタでちょっとだけ。

その1。石田さんいわく、当時の家は広くて、「妹はローラースケートで家の中を移動していた(!)」。研究員B(とBの兄)は、香港の家の中にバス停をあちこちに設置し(!)、三輪車で家の中をまわって「バス停」で停車していた。妙に似た話のような気がして、ちょっと笑った。

その2。石田さんがかつて水泳の練習で通っていたプールが、今では中学校になっていたという話。検索していたら、「あの学校は辰亦儒(飛輪海のケルビン)の出身校では?」というのを見かけたけど(もう一度探したけど見つけられず)、この学校は「建成國中」。ケルビンの出身校で有名な進学校なのは「建國高中」。一字違いで別の学校ではないかと。

その3。石田さんの父親の描写がおもしろかった。興味深い。


研究員Aが追記するかもしれないけど(しました→こちら)、とりあえずこんな感じで。いい番組でした。

posted by 研究員B at 01:21 | Comment(2) | TrackBack(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月20日

「相信希望fight&smile」に思う

3月18日の夜にテレビ放送され、義援金を実に20億円以上を集めた、台湾のチャリティーイベント《相信希望fight&smile》。前日17日のチャリティーイベント「送愛到日本311震災募款晚會」も相当な金額の募金を集めていて驚いたのですが、「相信希望fight&smile」は募金の総額がそれを上回るものすごい金額に達して、さらに驚くことになりました。日本でも、ストリーミングでリアルタイムで視聴していた方々は多々いらしたようで、大きなインパクトを受けた方は少なくなかったようです。自分も日付が変わる頃ぐらいにようやく見始めて、最後まで目が離せませんでした。

このイベントについては、台湾でも日本でも報道がいろいろ出ています。日本での報道の一部はtwitterで紹介しましたが、その内容はやはり金額の大きさ、馬英九総統も出演・募金したこと、中田英寿やジュディ・オングが出演、というあたりが中心でした。メジャーなメディアで、佐藤麻衣や田中千絵に言及したところはなかった気が。いやまあ、このニュース自体が日本であまり知られずに終わるのはとても残念だと思ったので、多くのメディアで取り上げられたのはとてもよかったと思います。

台湾での報道もいろいろありましたが、とりあえず動画がすぐ見つかったものを。18日朝の民視のテレビニュースから。アーメイや孫燕姿の姿もあります。ポケットマネーから高額の募金をした馬英九に、司会陣が「奥さんは了解してるんですか?!」なんて訊いたりしています(!)。

民視「為日送暖 總統夫婦.藝人募捐」



この話題、金額の大きさがやはりインパクトがあるのですが、twitterで多くの方々が指摘していたように、物価の水準や新卒平均給与、人口の規模などを考えると、日本で同じ金額を集めることよりもさらにすごいことが成し遂げられたといえると思います。ほんと、すごいです。

ただ、台湾のニュースを以前から眺めている身には、先月ぐらいから台湾の報道で繰り返し話題になっていたトピックのことを、思い出さずにはいられません。それは何かというと、「食品の価格上昇」です。小麦などの材料費の世界的な値上がりに伴い、食品の価格が広く上昇し、パンやインスタントラーメンをはじめ、肉類や弁当なども値上がりし、消費者もお店も大変という報道が、本当にたくさんありました。当ブログでも、2月の終わりに「台鐵の排骨便當は値上げせず」というエントリでそうした話題にふれています。ブログで紹介はしませんでしたが、あるスーパーが在庫のインスタントラーメンを売るときに、既に商品に印刷されている価格の上から、値上げした価格のシールを貼って売ろうとして批判の対象になる、なんてニュースもありました。

そういった、日常的な食品の値上がりの苦労についての報道をさんざん見ていたので、今回一般の人たちがばんばん(?)数百元から数千元を寄付する姿は、ものすごく印象的でした。10元の値上がりに苦労している人も少なくないはずなのに! みんなも大変なのに、すまないねえ、ありがとう、という感じです。物価水準や給与水準もあるけど、それ以上にこういう背景がとても気になりました。


今日もいろいろ、日本の地震被害への募金活動が台湾で報道されています。たとえば民視のニュース動画をざっとみるだけでも、台湾プロ野球の開幕戦で募金が行われたり(Youtube「中華職棒開幕戰 募款助日」)、イベント翌日でもジュディ・オングが花博会場で募金を募ったり(Youtube「翁倩玉震災募款 粉絲感動落淚」)、といった話題がみられます。でも、そうした華やかなイベントや場所だけでなく、おそらく次のニュースのような、ごく普通のパン屋や滷味(煮込み料理)の店が売り上げを募金にまわそうとしているという、こういった人たちこそが、20億円の背後にあるのだと思います。

民視「送愛到日本 麵包.滷味義賣」


わざわざ日本のために寄付しようと思ってくれる、ごく普通の人が、本当にたくさん台湾にはいるのだと、しみじみ痛感しました。いや、ええと、そういう人が台湾にそれなりにいることぐらい、前からわかっていたつもりでした。でも、その人数は、自分が思っていたよりも、もっともっともっともっと多かったようです。台湾のみなさんに、改めて心からの感謝を。

posted by 研究員B at 03:07 | Comment(2) | TrackBack(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月18日

送愛到日本311震災募款晚會

台湾では、テレビ放送される日本の震災被害に対する大きなチャリティーイベントが3月17日・18日に企画され、17日のイベントは無事開催されました。

既に当研究所のtwitterで関連情報をつぶやいていましたが、その際に両日のイベントをごっちゃにしていたかもしれません(すみません)。聯合報の記事「藝人獻愛 震災募款晚會今明登場」の整理を引用すると、17日・18日のチャリティーはそれぞれこんな感じ:


送愛到日本311震災募款晚會
時間: 2011年3月17日(四) 20:00〜23:00
播出頻道: 民視、台視、八大、TVBS、三立、非凡、年代、東森、高點、超視等
募款卡司: 豬哥亮、胡瓜、陳美鳳、利菁、藍心湄、黃國倫、侯怡君、董至成、小鐘、艾莉絲主持,「夜市人生」、「家和萬事興」、「百萬小學堂」、「百萬大歌星」、「新兵日記」、「犀利人妻」、「明日之星」、「豬哥會社」、「超級偶像」、「女人軍團」、「大腳走天下」等藝人和主持群。
募款單位: 世界展望會


相信希望fight & smile
時間: 2011年3月18日(五)20:00〜半夜24:00
播出頻道: 華視、公視、中視、客家台、中天、緯來、原民台、華視數位休阨p道、MOD 頻道等,聯合影音網當天晚上網路同步直播
募款卡司: 張菲、吳宗憲、侯佩岑、總統馬英九、中田英壽、張惠妹、孫燕姿、吳建豪等上百名藝人出席,林志玲、王力宏、徐若瑄、劉コ華、蔡依林、周杰倫、羅志祥、賀軍翔、張鈞ィ、孫協志等藝人助陣或連線。
募款單位: 中華民國紅十字會總會


これだけみてもわかりにくいかもしれませんが、いくつかポイントを。
●17日の「送愛到日本311震災募款晚會」は、ドラマやバラエティー番組の関係者が中心、18日の「相信希望fight & smile」は音楽関係者が中心。
●どちらも複数のテレビ局が連合して行う企画。
●テレビ局(番組)の垣根を超えているので、17日のものではメジャーな人気ドラマ・バラエティー番組が目白押し。本来なら視聴率争いで競合するような関係(かもしれない)の人気ドラマ同士・バラエティー番組同士が共存している例も。そのため、すごく「オールスターキャスト」という印象があります。

さてさっそく、今晩(昨晩)「送愛到日本311震災募款晚會」が開催・放送されました。実際に放送された内容も徐々にYoutubeで見られるようになりつつありますが、今回は開催前に報道されたニュース映像をいくつかご紹介。テーマ曲「Believe」の録音風景から、いろんなアーティストが参加していることに気づく人もいるかも。またジュディ・オング(twitter)、佐藤麻衣(twitter)、愛紗(twitter)がこの企画の実現のために本当に尽力してくれ、強い思いを抱いて進めてくれたことがよく伝わってきます。
解説なども省略してただ貼り付けただけですが、ご参考まで。

翁倩玉回台 盼民眾送愛到日本−民視新聞


20110317 公視晚間新聞 為日祈福 公 華 中視明合辦募款晚會


伸援日本地震 旅台日藝人募款−民視新聞



番組視聴者からの寄付金総額がものすごい額になったようで、びっくりしました。自分は被災者ではないけど、チャリティーを企画した人・これに参加してくれた芸能人の方々だけでなく、本当にたくさんの台湾の一般の人が寄付をしてくださったことには、心から感謝したいと思います。有益に活用されることを祈ります。

明日の「相信希望fight & smile」はどんな感じになるんでしょうか。楽しみです。

posted by 研究員B at 02:11 | Comment(4) | TrackBack(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月16日

台湾での義援活動いろいろ

今回の東北地方太平洋沖地震については、台湾でも本当にたくさん報道されているようです。そんな中、台湾社会の中で、日本の被災者への義援活動が始まっているという紹介も多々なされています。今回はそういった報道(ニュース映像)をまとめてご紹介。個々の内容についてはあまり言及せず、多めにご紹介したいと思います。

なおすべてYoutubeの民視新聞のチャンネルからピックアップしたので、民視の報道ばかりですが、ざっと一覧するのに民視のチャンネルが便利だったというだけで、そのことに特に他意はありません。念のため。


その1。台北の台湾師範大学に留学している日本人学生たちが、「日本加油」と題して、義援金を集める活動を始めたというニュース。師大は日本人の留学生がとても多いとのこと(他の国からの留学生も多いと思いますが)。

日本強震 在台日生募款紅眼眶−民視新聞

(twitterで紹介した記事はこちら:聯合報「台師大國語中心 募款替日本加油」


その2。娘が日本に留学中のケーキ屋さんが、苺を使ったケーキなどを対象に、売り上げを日本の被災者への義援金として寄付するとのこと。一時連絡がとれなかった娘さんともその後連絡ができたようで何より。

盡心力!糕餅店老闆義賣助日−民視新聞



その3。ビッグネームも動いてくれています。翁倩玉=ジュディ・オング(@JudyOngg)が台湾でのチャリティーコンサートの開催を計画しているとのこと。

為日震義演 翁倩玉將辦晚會−民視新聞



その4。焼き肉屋さんも、お客さんから義援金を集めています。

演藝圈.民間團體 愛心湧日本−民視新聞



その5。義援金の募集はあちこちで。

日本災情慘重 台灣湧善款−民視新聞



その6。同じく義援金の募集はあちこちで。日本の国際救助隊が台湾に入った1999年の921大地震で被災した人が、今度は日本の被災者に寄付する側に回るという話題や、日本語専攻の大学生たちが着物を着て募金を集める姿などを紹介。

回饋日本 921受災戶發起募款−民視新聞



台湾のみなさんの思いが、被災者の方々に少しでも届くことを祈ります。

posted by 研究員B at 02:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月04日

台湾で現在放送中のドラマ(2010年9月)

疲れたのか、所長(3歳)の遅い昼寝が止まらず夜になっても眠り続けているので、テレビをザッピング。何も旅行先でそんなことをしなくても、と思う方もいるかもしれませんが、いやこれも台湾にいるからこそ興味深いわけで…と言い訳。実際、今回の宿泊先では主要な10数個のチャンネルしか見られず、100近くもある台湾のケーブルテレビの全貌が見られるわけではないのだけど。(あ、BSは各種見られるけど、全部日本のものなので)。

台湾ではいまドラマ「新兵日記」(オフィシャルwikipedia)が人気だとは聞いていたので(「食尚玩家」のレポーター浩角翔起も出演中)、ちらちら見てみたけど、断片的に見るだけだといまいちピンとこない感じ。むしろその人気を反映して、バラエティー番組で出演者が意味もなく(?)兵隊の格好をしていたりするのをたまに目にする。さらに、「新兵日記」の出演者たちが司会をしている(だけの?)バラエティー番組「新兵進行曲」(オフィシャルwikipedia)なんて番組が結構いい時間に放送されていて、ちょっとびっくり。さらに、他局で「大兵日記」(オフィシャルwikipedia)というドラマをやっていて、あまりにも似たような舞台設定なので二番煎じなのかと思った(実際は、20年前のドラマの再放送らしい)。でも再放送することになったこと自体、「新兵日記」がヒットしたからでしょう。「新兵日記」、なぜこんなに話題になっているのか、どなたかご説明を! ちなみに今日は台湾では軍人節。台湾新聞のtwitterによると、「「軍人節」は、簡単にいえば「抗日戦争勝利記念日」。8月15日に日本が降伏。9月3日は降伏文書調印の日」とのこと。

3月に来たときもやっていた「夜市人生」(オフィシャルwikipedia:日本のネット界でもなぜかかなり話題になりましたが)、今でも悪くない時間帯に再放送中……かと思ったら、今なお進行中? うーんすごいなあ。典型的な台湾のコテコテドラマですが。中国語初級レベルでも、字幕を斜め読み(?)で大まかな筋がわかるというベタさ加減は健在。

他に、番宣のコマーシャルをよく見かけたドラマは、「愛∞無限」「我的排隊情人」。前者は潘瑋柏(ウィルバー・パン)や張榕容(サンドリーナ・ピンナ)のドラマで、この広告を載せたバスが走っているのも見かけた。調べてみたら、これに出演している住谷念美さんというのは、台湾出身で日本で活躍している有名なモデルさんなんですね。後者のドラマは、バレーボールものというちょっと珍しい設定。

あと、張鈞ィ(チャン・チュンニン)主演の歴史もの「神話織女」(これは大陸もの?)や、男性アイドルがいっぱい出演する「死神少女」(房思瑜はいろいろやってますね)なども、コマーシャルを見かけました。

あと、これはドラマじゃないけど、映画「街角的小王子」(Facebook)もよく紹介されているような気がしたのですが、これはめでたいことにアジアンパラダイスのブログで日本語での紹介があります。「夢遊ハワイ」などの楊祐寧(トニー・ヤン)と、「午後3時の初恋」出演の郭碧婷という組み合わせ。

なんだか取り留めもないエントリですが、ご参考まで。
タグ:台湾 ドラマ
posted by 研究員B at 00:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする