2017年07月25日

台湾親子留学2017 3日目―本格的に勉強開始

今日からサマースクールは本格始動。昨日の試験の結果、能力別に振り分けられたクラスで勉強が始まる。

教室入り口に張り出された名簿を見る限り、所長(10歳)のクラスに日本人は所長一人だけ。他のクラスの名簿を見ると、入門クラスに二人、上級クラスに一人いるのかな? まあ、日本語を話せない方が中国語や英語が伸びるからいいでしょう。でも、息が詰まるかな。

私の心配をよそに、「はい、じゃあね。バイバイ」と教室から私を追い出そうとする所長。去年は「帰らないで〜」と目で訴えていたのに、人は成長するもんだ。まあ、知ってる場所だと所長は図々しくなるんだよね。「2年目」の効果はすごい。

そんなわけで、学校を離れてお迎えに戻ったのは午後3時。所長は隣の女の子と楽しそうに言葉を交わしている。お、幸先いいじゃないか。

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実際に教室から飛び出してきた所長は、開口一番「友達できたよー」
「へえ、どんな子?」
「隣に座ってた女の子。すっごくうるさいの」
「どこから来た子?」
「香港」
「へええ」
「あと、もう一人、友達できた」
「どんな子?」
「本当は台湾人みたいなんだけどずっとオーストラリアに住んでた子。中国語ペラペラなの。先生に上のクラスに行きなさいって言われたけど、読むのと書くのが全然できないからって断ってた」

なんか面白いぞ。

ちなみに、オーストラリアの子は聞く・話すが完璧だが、漢字が苦手で読み書きが一切できない。香港の子は読む・書く・聞く・話すがすべてそれなりにできはするのだが、文法がまったく入っていないらしく、単語の羅列になってしまうとか。所長は、読む・書く・聞くまではそれなりにできるが、話すのがともかく苦手。三者三様。中国語はいろんなところに難所があるんだなあ、と思って、「中国語苦戦中」の看板を掲げる自分も一緒に頑張らねば、という気になる。

あと、所長のクラスの全体像。日本1名、香港1名、オーストラリア1名の他に、カナダ1名、韓国3名、アメリカ4名、の11人クラス。そして所長以外はすべてが流暢な英語を操る。韓国人の子たちも、保護者と話す時はハングルで、友達同士は英語と切り替えているとかで、どういう事情なのかしらと気になる。

所長は今のところ、日本人のお友達がいない。だから休み時間も英語を話す友達の中で孤軍奮闘。帰り道のバスの中で、「あー、日本語話せるー。うれしいー」とほっとした様子で言っていた。お疲れ様。楽しそうだけど緊張もしたんだね。頑張ったね。でも、きっとここでふんばると、新しい世界が広がるよ。だから楽しんで。また明日も学校に行こう。

【今日の研究員A】
所長を送った後に、心隨手舞 TeTe Therapy(新北市新店區寶安街37號)にマッサージを受けに行く。台湾に行ったら、必ずここ、と決めているお店。落ち着いて、丁寧かつ暖かいマッサージが受けられて、今日も大満足。久しぶりに会ったショウショウさんは仙人度が増していて、なんだかすごかった。

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TeTeの後は、近くにある慈済病院(「台北慈濟醫院」 新北市新店區建國路289號)へ。

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仏教団体・慈済会の運営するこちらの病院はともかく巨大。今回の目的は、この巨大病院の地下にあるフードコート。なんと、すべてがベジタリアンのフードコートがあるのだー。

がしかし、行ってみると10店舗中の3店舗が閉店中で思ったよりはこじんまりした感じ。とは言え、ピザから台湾小吃から火鍋からパンまですべて素食づくしというのは面白い。

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結局、当帰麺線を食べた。具が全部、食感の違う素肉で面白かった。

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その後、どうしてもここだけは見てみたかったスターバックス(2階)へ。

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こちらは世界唯一のベジタリアン・スタバ。それらしいものはないかなーとフードを見ていたら、ありました。ベジタリアンバーガー。キノコバーガー?

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お茶してみたかったけど、席がいっぱいだったので断念。帰りは無料シャトルバスで大坪林駅まで戻る。地味だけど面白かったな。

【おまけ】
帰りに前を通ったら、人が並んでなかったので買った「陳三鼎」(台北市中正區羅斯福路三段316巷8弄口)の「青蛙撞奶」。久しぶりに飲んだけど、改めておいしいーと感激。タピオカのムニムニ感とか、攻め込む黒糖の感じとか、他店の追随を許さぬ有名店の底力を感じた。

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夕食は、公館・水源市場にある「壹之鄉排骨」(台北市羅斯福路四段92號1樓 水源市場 26・27號攤位)の弁当。お野菜とメインを選ぶとご飯と一緒に詰め合わせてくれる弁当。お野菜は薄味でさっぱり、メインはしっかり味だけどしつこくない。毎日でも食べられるごはん。うちの近くに支店作ってよおー、と頼みたくなる。

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posted by 研究員A at 23:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 台北親子留学2017 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月24日

台湾親子留学2017―2日目 サマースクール開始

いよいよ今日から所長(10歳)は中国語のサマースクール。7時に起きて、準備をして、ご飯を食べて、8時半には出発。9時に学校に着くと、ロビーに受講者の名前が張り出されていた。名前、年齢、性別、国籍、と容赦なく個人情報がさらけ出されたリストを見てみると、今年はずいぶん韓国人が多いなあ。あ、でも日本人も6〜7人はいる感じ? でも、ほとんどが男の子。所長がお友達になれる子がいるかしら。

いろいろ思いつつも、資料を受け取って指定された教室に行く。今日はクラス分けテストをやる日なので、教室もクラスメートも「仮」。でも教室にいたのが去年担任だった先生で、久しぶりの再会にお互いに大喜び。所長も恥ずかしそうにニコニコ微笑んでいた。

しかし、先生以外は誰も知らない教室。次々と入ってくる子どもたちもみんな緊張気味で、お互いを探り合うような目でじっと見つめるばかり。

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どうなるんだろうなあ、と思いつつ、所長を放置して、保護者向けオリエンテーションへと向かう。

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ちょっと早めに会場入りして、ツイートでもしようかなと思っていたら、隣から聞こえてきたのが日本語。思わず「日本の方ですか?」と声をかけると、ママが日本人、パパが台湾人というペアなことが判明。しかもとても素敵な方たちで話がとっても弾み、子ども同士も引き合わせようということで話がまとまる。去年は初日に隣に座っていた男の子が日台ハーフで大の仲良しになったし、所長はとことん人の縁に恵まれてるなあ。

オリエンテーションの方は2年目ということもあり、落ち着いて全体を見渡せる。去年までは低学年コースだったけど、今年からは高学年コースに入る所長。場合によっては、内容がかなり難しくなるようで楽しみなような、恐ろしいような。遠足も宜蘭に行くのか! しかも水曜に! 次の日、学校に来れるのか!といった驚きあり、わくわくあり。最後の質疑応答でもキツい質問をする保護者がまったくいなくて穏やかな感じで終了。去年は厳しく突っ込む保護者続出で大変だったのに、ずいぶん雰囲気が変わるものだなあ。

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オリエンテーションがつつがなく終わったので、お友達になったパパママと一緒に教室をのぞきに行ってみる。所長のクラスはみんな黙々とテスト中。その間、一人ずつ前方に呼ばれて口頭試験を受けている様子。

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後で聞いてみると、お友達のクラスでは泣き出してしまう西洋系の女の子がいたりして、クラスに動揺が走っていたらしい。た、大変だ…。

その後、学校を離れて自分の用事をすませ、戻ってきたのは15時前。教室の前で待っていると、「〇〇のお母さんですか?」とアシスタントの学生に声をかけられる。「そうです」と答えると「普段、中国語は使っていますか?」と聞かれる。「使ってません」「そうですか。どうも、今日の感じだとコミュケーションがとれていないようなんです。英語も分からないようですし、うまく授業に参加できるか心配で…」。

えええ、所長、あなた中国語クラスで何を勉強してたの? 優等生だって先生に聞いてたけど、あれは嘘だったの? ああ、でもうち、日常的に中国語話す環境にないしなあ。研究員Bとかいつまで経っても中国語を本気で勉強しようとしないし。やっぱりこういうところに来ると全然だめか…。

と、どん底気分でめげていたら、ドアの向こうにきょとんとした顔でこちらを見る所長の姿。「あ、あれ、娘さんですか? 失礼しました。人違いです」。どうやら名前がよく似た日本人の子と取り違えたらしい。あああ、びっくりしたよー。

帰り道に所長に聞くと、問題の子は本当に中国語も英語もさっぱりで、しびれを切らした先生が「所長、通訳して!」と所長を隣に座らせたらしい。「で、所長は通訳できたの?」「うん。だって、所長、中国語は聞き取れるし。英語もちょっとできるし」。

いや、あなた、英語はそんなできないでしょうが。っていうか、いつの間に中国語がそんなに聞き取れるようになったの? いつの間にそんなに伸びたんだ? と疑いの眼差しを向けるも、クラスで「早押しクイズ大会」みたいなことをやって2回勝ったの!、と景品を2個持ち帰ってきてるし。もう、所長がどういう地点に今いるのか、私には皆目見当がつきませぬ。

明日はドキドキのクラス発表。どうなるかしら。と書いてブログを締めようとしたら、今、オフィスからメールが。所長は下から2番目の初級クラスに配属が決定。去年は一番下の入門クラスだったことを思うと、一歩前進。良かったね。頑張ってね。

【今日の研究員A】
オリエンテーションが終わった後に台湾大学へ向かう。図書館に行ってみたかったんだけど、歩いて行ったら到着する頃には暑さでふらふら。とりあえず、大学内フードコートの自助餐(學生活動中心にある「合味自助餐」)でチャージ。

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安くておいしくて満足。何よりいろんな人がいろんなものを好き勝手に食べてる感じが楽しくて、そこに交じっていることにワクワクする。食器がプラスチック、ごみ分別徹底、みたいな環境への配慮もさすがだな、と思ったり。

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ご飯の後は図書館へ。パスポートを入り口に預けて中に入ると、そこはもう別世界。本がたくさんあって、静かで、涼しくて、ここは天国か!という感じ。でも、入ったら安心してしまってあまり動けず。あと何回か通って色々と調べられるといいなあ。

【おまけ】
帰り道に、所長と二人、樂法 羅斯福店(台北市大安區羅斯福路三段283巷6號)で買った芒果雲朵冰沙。一口飲んだ瞬間、目がぱあっと大きくなった所長。「やばい、これガチなやつだよ」。何だろ、その形容?と思いつつ、一口飲んで納得。マンゴーの甘みにヨーグルトの酸味が加わり、シャリシャリの食感を引き立てる「ガチなやつ」でした。高いだけあってうまかったー。

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posted by 研究員A at 23:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 台北親子留学2017 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月23日

台湾親子留学2017−1日目 台北に到着

突然ですが、今年も来ました台湾親子留学。

【空港にて。暑そうな台北】
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本当は去年でおしまいのはずだったこの企画。ところが、去年のサマースクール終了直後から「また来たい〜!」と所長(10歳)が主張。その後も折に触れ、サマースクールを「特別な思い出」として目をキラキラさせて語る所長を見ていたら、もう1年行ってみようかなあ、という気になってしまった。

とは言え私の仕事の調整は去年以上に大変で、出発前日にピアノの発表会まであって、もうてんやわんや。その上、思春期始まりかけの所長(10歳)と私の衝突が最近頻発していて、もう行けないんじゃないか、いや行ってやるもんか!とマジギレすることも数知れず。いや、今日という日を台北で迎えられたことは奇跡としか思えませぬ。

【宿で荷ほどきしてたら信じられないほどの大雨!】
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まあ、それでも来てしまったので後は楽しむしかない! 明日は早くもサマースクール初日。クラス分けテストに挑戦の所長。去年は一番下の入門クラスだったけど、今年は少しレベルの高いクラスに入れるかな? ちょっとドキドキのスタートなのだった。

ところで私。「親子留学」と銘打っているわりに、今年は学校に通いません。去年は去年でとても面白かったし有意義だったけど、勉強が大変すぎて余裕がまったくなかった。なので今年は、自分の本業やおきらく研の活動やらを追求することにして、自分でいろいろと「研究」活動をやろうと思っています。

ま、そんなわけでちょっとだけ(ものすごく?)「看板に偽りあり」の台湾親子留学2017。どうなることやら先行き未知数。どうぞみなさん、ご一緒にお楽しみください。

【おまけ】
今日の夕食は「兄弟蚵仔麵線」(台北市中正區汀州路三段235號)にて。

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ここはいつ来てもぴっかぴかに掃除が行き届いていて、味のある寡黙なおじいさんが麺線を調理している。メニューは麺線の大碗と小碗のみ。甘みが強くて、味が濃い目で、ニンニクたっぷりで、あー台湾に来たなあとほっとする味。

お店の界隈も味がある下町って感じで大好き。

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夕食ちょい足しは「劉家水煎包」(台北市中正區汀州路三段189號)の水煎包3種類と、「紅太陽」公館店(台北市中正區羅斯福路四段24巷13號)の3Q茉香鮮奶香B水煎包は圧巻の美味しさで大満足だったけど、紅太陽は甘みが独特で???な感じ。手作りタピオカが売りのお店で、確かにタピオカはおいしかったんだけど…。

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posted by 研究員A at 23:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 台北親子留学2017 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする