2017年08月31日

所長(10歳)が選ぶ「台湾から日本に持って帰りたいベスト3」

サマースクールに参加したおかげで、今年も夏休みの3週間を台北で過ごした所長(10歳)。帰る数日前から、
「待って。やばい。日本帰るとか想像できない。日本語話すのってどんなだっけ?」
とパタパタ。台湾での「日常生活」になじみすぎて、日本の生活が思い出せなくなったらしい。そう言えば、帰りたいとか、日本の生活が恋しいとか、一回も言わなかったな。

3週間で台湾に馴染みすぎた所長に、帰国前日、「できることなら台湾から日本に持って帰りたいもの」を聞いてみた。三つあがったので、ランキング形式で発表してみよう。

第3位 光南大批發(台北公館店)

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台湾全土に支店のある生活用品店。特に文房具類の充実度がすごくて、文房具好きの所長は心を奪われまくり。去年から、
「あ〜、どうして光南は日本にないの〜!」
と行くたびに叫んでいた。決しておしゃれなものではなく、糊や消しゴムなど学校で使えそうなものが色々とあるのが楽しいらしい。

ちなみに、お店はごちゃごちゃしているほどワクワクするらしく、同じ光南でも台北駅近くの台北許昌店とここ台北公館店(台北市中正區羅斯福路四段114號)がお気に入り。 台北永和店や花蓮中正店にも行ったことがあるが、ゆったしているのでワクワクしないらしく、
「ここより公館のお店の方がいい!」
と言っていた。私は広くて人が少ない方が見やすくていいけどなー。

第2位 兄弟蚵仔麵線

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し、渋い…。

公館で困った時には
「とりあえず、あそこで食べてく?」
と名前が挙がる兄弟蚵仔麵線(台北市中正區汀州路三段235號)。提供メニューは麺線の大と小のみ。いつ行ってもぴかぴかに掃除されたお店に、渋い店主。濃い目の味付けの麺線。全部大好き。10歳児が選ぶお店としては渋すぎる一方で、台湾好きとしてのチョイスの巧みさに感服。所長は我々が思うより、すごいレベルに達してるのかも(笑)。

そして、最後に…

第1位 中国文化大学 中国語サマースクール

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「日本に何を持って帰りたいか」
を話したのは、台湾滞在最終日の夜。光南や兄弟蚵仔麵線について話した時は意気揚々と笑いながら話していたのに、「1番」を話す時だけちょっと恥ずかしそうに小さな声になった。
「これはね、無理だと思うけどね、人も一緒になんだ…」
と前置きしてから
「サマースクール」
と大切そうに言った所長。ああ、所長にとってサマースクールの仲間や思い出は本当に宝物なんだなあ、と感じた瞬間。台湾滞在最終日に思わず胸が熱くなった。

ところで、この後に所長に、
「研究員Aが日本に持って帰りたいのはこれだよね」
と断定されたもの。

それは、水源市場。

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そりゃそうでしょ。ここがあったら、毎晩、美味しいごはん買って帰れるもん。夕食作らなくていいもん。近所にまるごと移築したいわー。きっと日本中のお母さんが同意してくれるわー。


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今年と去年、各3週間の台北滞在記をたっぷりお話しします。
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台湾大学キャンパスで牛乳!

数日ぶりに、また研究員Bです。

先日、「台湾大学キャンパスでアイスクリーム!」というエントリで、台北・公館にある台湾大学のキャンパス内で販売されているアイスクリームとアイスバーについてご紹介しました。

そのエントリでちらっとふれましたが、今回は台湾大学キャンパス内で販売されている「牛乳」について紹介しようと思います。

台湾大学のキャンパスに2か所ある「農產品展示中心」というところでは、台湾大学の付属の農業試験場(正確には「生物資源暨農學院附設農業試驗場」)でとれたものを材料にして作られた商品が販売されています。パン、肉製品、野菜、お茶、先日紹介したアイスクリームなど、いろんなものを取り扱っていますが、一番有名かつ一番人気なのが、「臺大鮮奶」という名前で売られている牛乳です。

牛乳は、台湾大学キャンパス内の農業試験場にいる乳牛からとれるものです。現在乳牛は約65頭いて、早朝に牛乳をしぼり、81℃で30秒間の高温瞬間殺菌という方法がとられているとのこと。もちろん防腐剤など余計なものは加えられていないそうです(詳しくはこのページを参照)。

この牛乳、2種類のボトルに入れられて販売されています。ひとつは、1リットル入りの大瓶(85元)。緑の蓋が定番のデザイン。画像だとボトルの下の方がへこんでいますが、それはBがうっかり落っことしてしまったからです…。

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もうひとつの種類は、250cc入りの小瓶(23元)。こちらは今年は撮り忘れたので、去年の画像を載せておきます。

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この牛乳、とってもおいしいです!!!
何しろとれたて直送ですので、シンプルに濃くておいしい。これが毎朝飲めたら幸せなのは間違いない! アイスクリームのおいしさも、この牛乳あってこそだと思います。

問題は、この牛乳は人気がありすぎて、いつでも気軽に買えるわけではないという点です。
「農產品展示中心」の2店舗、「舟山店」「新月台店」で販売されるのですが、時間が決まっていて、月曜から金曜は朝7:30と午後3:00〜3:30、土曜は朝9:00です(日曜はなし)。その時間に店舗に足を運んで、行列しなければ買えません。

自分は朝が苦手なのでしんどいのですが、必死に早起きして店に向かうと、販売時間よりも前に到着しても、近隣住民の高齢者の方々が既に行列していることが普通です(この記事の画像参照:こんな風に椅子が出ているのは見たことないけど)。長い行列の後ろの方になるとちょっと心配になりますが、販売時間に到着していれば、さすがに買えないことはないと思います(入荷数の関係で、大瓶が買いたくても小瓶しかないということはありますが)。売ってくれる窓口の方はものすごく手際がよく素早いので、お金や持ち帰る袋の準備は、並んでいるうちにしておくのが吉。

牛乳好きなら、断固飲むべきです! それほどでなくても、普通においしい牛乳なので、満足できること間違いなしです。機会があればぜひどうぞ。


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2017年08月30日

振り返り台湾サマースクール―子どもとスマホについて

台湾親子留学を振り返るシリーズ。今日は、今年の滞在中に散々書いたスマホ問題について。

所長の通ったサマースクールは、6〜9歳までの低学年クラスと10〜13歳までの高学年クラスに分かれている。去年は9歳だったので低学年クラス、今年は10歳になったので高学年クラス、と二つを体験できた所長(10歳)。けっこうがらりと雰囲気が変わって面白かったのだが、研究員Aが一番驚いたのはスマホの所有率だった。

そもそも、去年所長がいたクラスは低学年クラスの中でも一番レベルの低い入門クラス。クラスメートも年齢が低く、7歳くらいの子が多かった。そのせいか、休み時間もみんなでチャンバラ。所長が折り紙を作ればみんな夢中になる。という感じで、非常に牧歌的。良くも悪くも「幼い」雰囲気だった。

ところが、今年は一転。所長は高学年の初級クラスに配属。クラスメートは11〜12歳の子が中心になった。年齢が上がったせいか、去年は誰も持っていなかったスマホを持っている子が多い。最初はクラスの半分くらいだったのが日を追うごとにその数は増え、最終的にスマホを持っていないのは所長のみとなった。

で、スマホでみんなが何をしているかというと、動画を見たり、漫画を読んだり、音楽を聴いたり。所長のクラスだとゲームをする子はいなかったようだけど、隣のクラスではゲームばっかりだったと聞いた。

せっかくサマースクールに来ているのに、スマホに夢中なんてもったいない。休み時間も友達と話さず、スマホ見てるなんて!と、研究員Aは当初かなり不満を抱いていた。だけど、3週間経つうちに、スマホを通した「今時のコミュニケーション」があることも分かってきた。

たとえば、所長のクラスではスマホで動画を見る子が多かった。特に人気があったのは、言葉が分からなくても理解できる短い動画。例えば、滞在中にも紹介したこちらのサイト。



こういうのを女子たちはみんなで眺めて、面白がっていたという。

世界中あちこちから集まってきた子どもたち。突然クラスメートになっても共通の話題を探すのは確かに難しい。そんな時に、こういうものを見て一緒に楽しむことからコミュニケーションが始まる。それはもしかしたらアリかもしれないな、とクラスの様子を聞いてちょっと思った。

それから、放課後の補習時間にアシスタントの大学生たちに遊んでもらっていた所長。大好きなジャニーズの話をしようと『Myojo』を持参したところ話が盛り上がり、自分はこのアイドルが好きだとか、このドラマは面白いとか、スマホで画像を見せて話してくれたらしい。日本人名やドラマのタイトルは中国語にすると分かりにくいから、画像は必須。みんなで星野源の『恋』を歌ったりして楽しかったらしく、
「所長も話したいのに、スマホで画像が見せられないから話せない!」
と宿舎に戻ってから激怒された。なるほど、コミュニケーションツールとしてもスマホは便利なわけだ。

あと印象的だったのは、最終日に発表会の後の教室をのぞいたら、スマホを手にしている子が一人もいなかったこと。自由時間だったが、みんなでボールを投げたり、黒板に落書きをしたりしてとても楽しそうに遊んでいた。コミュニケーションがうまくとれるようになれば、スマホを眺めるより友達と遊んだ方が楽しい。逆に言葉がそこまで自在に使えない入門クラスの生徒たちは、最終日もみんなスマホを眺めてゲームをやっていた。だから、スマホを使うからコミュニケーションが取れないのではなく、うまくコミュニケーションがとれないからスマホに逃げ込むのかもしれない、なんてことも思ったりした。

ところで、所長がいたクラスでスマホを持っていなかったのは所長だけ。隣のクラスでスマホを持っていなかったのも、見事に日本人ママを持つ子どもばかり。
「ほんと、日本人ママって最低だよね」
という話で盛り上がったと聞いて大笑いしたんだけど。日本のスマホに対する考え方って、世界基準だと厳しすぎなのかな? そんなことも考えたサマースクール。貴重な体験だった。


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2017年08月27日

振り返り「台湾サマースクール」―世界にはいろんな人がいる!

振り返り「台湾サマースクール」のシリーズ、一昨日に続き、今回も研究員Bが書いてみます。

今回書くのは、サマースクールの参加者について。去年のサマースクールでも思ったけど、今年も一層痛感したのは、「世界にはいろんな人がいる」ということ。

以前のエントリでAが書いていたけど、サマースクールで所長(10歳)と同じクラスだったAちゃんは、両親台湾出身ながら現在オランダ在住で、4か国語を話すという。もう一人、別のクラスメートのCちゃんは、両親とも日本出身で、本人の名字も名前も日本風、だけどカナダで生まれ育ち、現在香港在住で、日本語はまったく話せないとのこと。ここまででなくても、参加者の子ども(やその親)の出身地や国籍、言語事情は本当に多彩です。このことは昨年も、そして今年も変わらない点でした。

整理すると、
◆サマースクールに通う子ども本人の国籍/出身地
◆子どもの母の国籍/出身地
◆子どもの父の国籍/出身地
◆現在住んでいる場所
◆それぞれが最も得意な言語
が、所長(と研究員A・B)の場合、親子3人とも日本生まれ・日本育ち・日本国籍・日本在住・日本語ネイティブで、すべて一致しています。しかしこうしたケースは、サマースクール通学者の子どもたちの中だと、きわめて珍しい気がします(もしかすると、他にはいなかったかもしれない!)。

親子が全員、日本生まれ日本育ち日本在住で日本語が一番得意、と揃っているというのは、日本社会でマジョリティとして暮らしていると、当然のことと思いがちかもしれません。しかし言うまでもなく、これは当然ではないのだと、所長のクラスメートやその親たちと接して、改めて実感。

さらに言うと、「国籍」や「出身地」や「居住地」や「得意な言語」のあいだが一致するとは限らないだけではなく、そもそも個々の項目自体がひとつに絞り切れるわけではないこともあります。出身地といえる場所が複数あるケース、得意な言語が複数あるケースなどです。所長が出会う一人ひとりの友達(とその親)が、多様性が重なり合う背景を持っているので、それを所長に説明してもらうだけでも大変興味深かったです。

もちろん、参加者の多くはこれらが一致していないからこそ、中国語を学ぶべく、夏休みにわざわざ台湾のサマースクールに来ているというのも確か。でもやはり、世界に多様な人がいるということを頭ではわかっていても、これほど具体的に体感できるのは、大人である自分にとっても大変貴重な機会でした。

しかも、去年も今年も、そうした背景の違いはありつつも、子どもたち同士は結構あっけなく仲良くなれるのも、また面白かった。日常生活で友達が大変少ない自分としては(笑)、突然海外のサマースクールで、日本語を使わずに初日から友達ができるというのは、本当に感心。世界にいろんな人たちがいること、それを知識としてではなく具体的に知ること、さらに友達にもなったこと、こうした点を所長が体感できたのは、よかったよかったと思うばかり(無論これは外野の感想であって、所長自身はいろいろ大変な思いもしているのだろうけど)。

身につけた中国語は、前にも書いたとおり、今後すべてリセットされてしまうかもしれない。でもそれ以外の・それ以上のいろんな経験は、たとえかなり忘れてしまうことがあるにしても、少しでも残ればいいのだけど。……と、身勝手に思う父でした(笑)。


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2017年08月26日

台湾大学キャンパスでアイスクリーム!

今回のエントリも、昨日に続き研究員Bが担当します。

台北・公館にある台湾大学キャンパス。ここには、「農產品展示中心」という場所があります。「展示センター」という名前の印象とは違い、ここはれっきとした「店」。「舟山店」「新月台店」の2店舗がキャンパス内にあり、昨年も今年も、サマースクールでの滞在中はちょくちょくここに訪れて、いろんなものを買って過ごしました。

店で何を売っているのかというと、台湾大学の付属の農業試験場(正確には「生物資源暨農學院附設農業試驗場」)でとれたものを材料にして作られた商品です(例外もちょっとある気が)。牛乳、ヨーグルト、スポンジケーキ、パン、肉製品、野菜などなど、実に多彩です。一番の名物は牛乳で、一日二回の入荷時間にはいつも行列ができ、すぐに売り切れてしまいます。

この牛乳(臺大鮮奶)は、何度か紹介したようにとってもおいしいので強くお勧めなのですが、それとともに注目なのが、同じ牛乳を使って作られたアイスクリームです。今回は、このアイスクリームについて改めてご紹介。

台湾大学名物のアイスクリームには2種類あります。まず一つは、普通にカップに入っているアイス(「冰淇淋」)23元。

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この純白のアイス、牛乳の味わいが実に濃厚で、プレーンながら最高においしいです! カップにぱんぱんにつまっていて、量もしっかり入っている充実の商品。日本の100円アイスとは、味も量も比較になりません。宿舎に持ち帰ると溶けちゃいそうなので、店の外のベンチで暑い中そのまま食べると、また格別です。

もう一種類は、「三明治冰淇淋」18元。文字通りに訳すと「サンドイッチアイスクリーム」。どういうことかというと、でかいリッツのようなクラッカーに、上のものと同じアイスクリームが挟んであるというものです。

シンプルなパッケージ。

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中に入っているのは、これです。

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「挟んである」と書いたけど、ご覧のとおり、挟むというよりは、分厚いアイスにクラッカーを上下に2枚はりつけたという感じ。これもアイスをけちってなく、豪快な量が挟まっています。

大きく口を開けてかじってみると、上記の通りの濃厚なアイスに、塩気を感じさせるクラッカーがいい具合にからみ、これまた相当においしいです! これも18元という値段に見合わぬ充実の量で、満足できること間違いなしです。

この2種類のアイス、いつ店に行ってもあるとは限りません。販売時間に行かないと売り切れてしまう牛乳ほどではありませんが、2種類が両方とも売られているのは見たことがなく、どちらもなくてがっかりすることもしばしば。店に行ってみて、置いてあったら迷わず買って食べるのが吉です。

あと、アイスクリームではないけど、ここで忘れてはならないのがアイスバー(「冰棒」)14元。あずき味とピーナツ味の2種類があります(紅豆冰棒、花生冰棒)。これもシンプルで素朴な味わい、でもまたピーナツやあずきが潤沢で濃厚で素晴らしいです。かといって割と後味もすっきりなのもいい感じ。

これは今年は写真を撮り忘れたので、昨年の画像を。カップのアイスも一緒です。シンプルなパッケージは三明治冰淇淋と同じ。

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中身。

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このアイスバーでよくあるのは、棒が中央からずれているもの。かな〜り偏った位置に棒があることが時々あるのはご愛敬。


アイスクリームもアイスバーも、素材の味が濃厚に味わえ、シンプルでとってもおいしいです。台湾大学キャンパスに訪れる機会があれば、ぜひ一度!


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