2017年08月17日

振り返り「台湾サマースクール」−所長(10歳)と中国語

台湾で中国語を学ぶサマースクールに参加した所長(10歳)。3週間の滞在を経て、果たして中国語はどのくらいできるようになったのか?

低学年の入門クラスだった去年は
「なんとなくできるようになったなあ」
という感じ。単語量が増えた。単語しか言えなかったのが、簡単な文章を話すようになった。以前よりも聞き取りができるようになった。このくらい。大分、進歩したけどまだまだ使い物にはならないね、という感じ。

ただ、その後日本に戻っていつもの中国語教室に行ったら
「すごくできるようになったね!」
といろんな先生に褒められた。これで、所長の自信がアップ。めでたく上のレベルに進級させてもらえたこともあって、以前よりまじめに中国語を勉強するようになった。

そして、日本での1年間の努力が実ったのか、今年のサマースクールの実力テストでは大分成績が上がった。おかげで、去年の入門クラスより一つレベルがあって初級クラスへ。しかも低学年クラスで「お姉さん」として振舞っていた去年と違い、今年は高学年クラスで一番の「ちびっ子」。周りに日本人は一切おらず、中国語漬け。(去年は隣のクラスに一人いたので、休み時間や放課後になると日本語を話していた)。

ハードな環境に身を置いたのが良かったのか、今年は中国語が格段に進歩した。基本的なことであれば会話が交わせるし、聞き取り能力に関しては時に研究員Aの能力を上回るほど。夕方、市場でお店の人に早口で話しかけられた研究員Aがオタオタしてると、横から所長が助け舟を出してくれる。かなり「使い物になる」レベル。少なくとも、研究員Bより頼りにできる存在になったのは確か。実際、担任の先生にも
「来年は中級か上級クラスでもやっていけると思います」
と言われた。

【ある日の教室。のぞくといつも所長は手をあげている】
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もちろん、語彙は足りないし、文法的な理解はまだまだ。習った範囲の中だけでいろいろと組み合わせて表現できるようになったものの、「習った範囲」が狭いので限界がある。特に、文法という概念がまだぴんときていないようで、そこの規則性が徹底できない。文法で点数をつけられ続けてきた大人からすると、「だ、大丈夫かな?」と不安になる。

でも、所長の場合、中国語は生活上の必要性があって勉強しているわけではない。親戚と話すため、いつか中国や台湾に帰ってきた時に困らないため、というクラスメートとはちょっと状況が違う。だからまあ、文法が多少おかしくても、今のところはいいと思っている。台湾を旅行している時や日本で中国語を話す時に最低限のコミュニケーションさえ取れれば、今の所長は十分。そしてその目標は、今回十分にクリアできた。

【所長の使っていた教科書。左ページが繁体字、右ページが簡体字。自分の選択した方で勉強できる】
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もう一つ良かったと思うのは、
「中国語でお友達とコミュニケーションをとる」
という経験を所長が楽しめたこと。本当だったら意思疎通が難しい韓国、オランダ、香港、アメリカ、カナダから来た14人のお友達。そのみんなと知り合えて、冗談を言って笑いあったり、一緒にゲームをしたり。それはとても特別な体験だったらしく、本当に楽しかったと所長は何度も言っている。

所長がいつまで中国語を学び続けるかは分からない。でも、
「外国語を学ぶことで、こんな楽しい思いができる!」
という記憶はずっとどこかに残るんじゃないかと思っている。そして、それは所長が自分で何かを学ぼうと決めた時、きっと後ろ盾になってくれるはず。そう勝手に期待しているのだけれど。

しかしまあ、この境地に達するまで3年。1回目のサマースクールに参加するまで実は色々と日本で試行錯誤したりもしたのだけれど、その辺は長くなるのでイベントの時にでも話します。興味のある方は、こちら↓ をご覧くださいねー。


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9月2日(土)、トークイベント「台湾「親子留学」報告会」開催!
今年と去年、各3週間の台北滞在記をたっぷりお話しします。
詳細はこちらをご参照。ご関心のある方はぜひ!


posted by 研究員A at 22:52 | Comment(2) | 台北親子留学2017 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月15日

台湾親子留学2017 23日目―台湾滞在の最終日

3週間強の台湾滞在も今日でおしまい。
「寂しいよ〜」
と朝から騒ぐ研究員Aを横目に淡々としている所長(10歳)。それでも、
「また、サマースクールに来たい?」
と聞いた時だけ、ふっと真面目な顔をして
「絶対来る」
と言った。こちらがたじろぐくらい断固とした口調。ああ、そうか。目指すべき「次」があるから、所長はじたばたしないんだ。

実のところ、来年、所長はサマースクールには参加できそうにない。そのかわり中学生になったら、一人でサマースクールに参加できるといいね、というのが、ぼんやりとした今の夢。

所長の通ったサマースクールの対象年齢は13歳まで。そして12歳以上であれば、子どもだけの集団宿泊に申し込みができる。ホテルの4人部屋に泊まり、毎日、お世話係と登下校。放課後や休みの日は、みんなでアクティビティといったプチ留学のようなプログラム。

「日本人がいるなら行きたいな」
という弱気な発言をしているものの、興味を示している所長。本当にその時まで今の気持ちが続くかは分からないけれど、目指すべき目標があるというのは悪くない。所長にそんな素敵な目標を与えてくれたサマースクールに、改めて感謝を感じずにはいられない。

【「サマースクールの感想を身体で表現して」という要望に応える所長。「友」という字を表したそうです。】

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一方で、研究員A。今年は学校に行かず、たくさん自分のやりたいことをやった。すごく充実していたし、楽しかった。だけど実のところ、所長と一緒の時間は去年よりもずっとずっと大変で、色々と考えてばかりだった。

もう思春期の入り口に立つ所長。「自分のこだわり」「自分のやりたいこと」「自分のプライド」が時に暴走するのを止められない。こちらに配慮ができず、ぶつかっても「自分」を貫き通すことだけに全力を使う。この怪物にどうしたら言葉が通じるのかしら? と思ったこともしばしば。

でもたぶん、所長は一人で歩きだそうとしているのだと思う。ほんとは甘えん坊で研究員Aが大好きな所長。小さな手をつないで、いろんな所へ連れて行った。でも今、所長は私の手を振り払って、自分の行きたいところに行こうとしている。その手にしがみつくのではなくて、背中を押してやれるようにならなくては。そんなことを思わせられた滞在だった。

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台湾にこんな風に滞在する機会は、研究員Aには多分もうないだろう。所長との蜜月ももう帰ってこないのだろう。色んな事が終わっていく。それはとても切ない。

でも台湾でこんな素敵な経験をしたのだから、こんな特別な時間を過ごしたのだから、未来にはもっとすばらしいことが起こるはず。だから前を向いていこう。

次に訪れた時、台湾はどんな風景を見せてくれるかな。そんなことが今は楽しみ。長らくお付き合いいただいた皆様にも感謝の言葉しかありません。ありがとうございました。

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posted by 研究員A at 00:00 | Comment(0) | 台北親子留学2017 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月14日

台湾子留学2017 22日目―お休みの一日をもう一度

所長(10歳)のサマースクールもおとといですべて終了し、帰国前に少しだけ完全にオフの時間を台北で過ごしています。昨日に続き、今日もお休みの一日でした。

あ、昨日に続いて研究員Aの要望で、今回も研究員Bが執筆を担当します。よろしくです。

さて今朝の朝食は、トーストサンド激戦地・公館で、Aと所長があちこち食べ比べた結果「第2位」と(勝手に)認定した、「吃吐吧」(台北市中正區羅斯福路四段138-1號)で買ったもの。ここはチーズトーストでサンドするのですが、今回買ったのは照り焼きチキン・メキシカンビーフ・そしてリンゴのコンポートのチーズトーストサンド。不思議な組み合わせのように思う人もいるかもしれませんが、これがなかなかいいんです! 意外に重くなく、ぺろりと食べてしまいました。

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店の前面にある窯で焼いたチーズトーストは絶妙な焼き上がりで、具もちゃんとおいしい。リンゴのコンポートなんか、リンゴがこの厚みです!

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公館エリアは中式の朝食があまり強くないけど、その分いろいろ新しい朝食のお店が活発な印象があります。トーストサンドの激戦区になったのもその一例で、地域の個性が出ていて面白いです。

その後は、前日に続きやはりお休みモードでみな動きが悪く、帰国を前に宿舎で荷造りや片付けなどをしているうちに、また昼過ぎになってしまう。出遅れて今日向かったのは、台北駅です。

実は台北駅は、以前から日曜には多くの人が集まっていると聞いていたので、その様子を実際に見てみたいというBの希望で訪れました。誰が集まっているのかというと……東南アジア各国から台湾にやってきて働いている、外国人労働者の人たちです。

台北駅の建物の中央にある、あの広いホールがこんな風景になっていました。

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みんなで集まって、あれこれ食べたり談笑したり、という輪が台北駅のホール中に広がっていました。別にこれはイベントとかではなく、みなさんなんとなく集まっているだけで、適当に抜けたり、途中からやってきたり。くつろいで他の人の膝で眠る人もいれば、特別な衣装で着飾って写真を撮ることに興じる人も。親子連れもいました。みんな、休日らしくリラックスした表情で、楽しそうでした。

実はホール以外にも、駅の建物周辺のあちこちで、外国人労働者の若者たちが集って過ごしていました。それぞれ平日は苦労もいろいろあるのだろうなあと思いつつ、台湾で少しでもいい時間を過ごしてくれればと思わずにはいられませんでした。それと同時に、研究員AがSNSで書いたように、「彼らを追い出さず公共スペースを解放し続ける社会の度量に、色々と考えさせられる」のも確かでした。

あと、台北駅の東側、東3門を出て少し歩いたところに北平西路という短い通りがあるのですが、そこはインドネシア人街になっています。先日、平日に訪れたときはあまり店も開いてなくて人もいなかったのですが、日曜だと屋台がいっぱい出ていて、夜市のような盛り上がり。みんなあれこれ食べていて、こちらも大変楽しそうな様子でした。携帯電話や電化製品の店、ヘアカットの店なども。先日訪れた台北駅地下街のY26〜28あたりとともに、台北でインドネシアの雰囲気が感じられる場所でした。

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その後はちょこちょこと買い物をしたりして、いろいろ荷物を抱えて夕方に宿舎に戻り一服。今回の台湾滞在最後となる夕食は、Aの希望で火鍋を食べることに。訪れたのは、宿舎からほど近い「石頭公石頭火鍋」(台北市中正區汀州路三段92號)。所長を含め3人でしたが、2人のセット(580元+サービス料)を頼んでみました。

おいしかったです! 特に店オリジナルの沙茶醤がおいしく、それをベースに自分でつくったタレでがつがつ食べてしまいました。

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この店は食べ放題ではなく、また無料のドリンクバーはあるけどデザート関係はなし。それだけ聞くと物足りなく感じる人もいるかもしれませんが、でも中年夫婦と小学生の3人で、2人のセットを食べるのでも量は十分でした。また、決して台湾の火鍋の最高峰を競うレベルの店ではないけど、近所にあったらうれしいローカル人気店らしく、十分においしく、満足できました。アメコミのキャラクターが壁から飛び出ていて(!)びっくりしますが、店内にごちゃごちゃした感じがないのもよかった。

あ、今日も所長は、「宿舎でジャニーズをYoutubeで満喫」という至福の時間があったので、その点は満足そうでした(笑)。夕食の後には、所長が愛する「光南大批發」(台北公館店:台北市中正區羅斯福路四段114號)で、日本の友達へのおみやげのお菓子を楽しく選んで購入。帰り道、長い滞在がいよいよ終わりつつあることをかみしめつつ、お世話になった市場やお店を通るたびに、三人で口々にお店に向けて「バイバイ、おいしかったよ〜」などと言ったりしながら宿舎に帰りました。ありがとう、公館!

さてさて、いよいよ明日は本当に最後の日です。時間は限られていますが、少しでも何かができるといいのですが。



posted by 研究員B at 02:19 | Comment(0) | 台北親子留学2017 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月13日

台湾親子留学2017 21日目―お休みの一日

所長(10歳)のサマースクールも昨日ですべて終了。今日は完全にお休みの一日でした。

研究員Aが「疲れた〜」と言って眠ってしまったので、今回はずっとブログを更新してきたAに代わって研究員Bが担当します。雰囲気が変わりますがご容赦を。

さて、寝坊気味で迎えた朝、少し遅めの朝食を食べに行ったのは「倆倆號」(公館汀洲店:台北市中正區汀州路三段158-1號)。今回の宿泊エリア・公館はトーストサンド激戦地だそうで、自分が台北に来る前の2週間に、Aと所長があちこち食べ比べた結果、ここがベストだというのでやってきました。

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食べてみると、なるほどおいしい! 味のおいしさに加えて、具がぎっちり入っていて大変充実。また、カットされて提供されるのだけど、その断面もとても華やか。店内は広くはないけど、店舗デザインもお洒落で、価格もリーズナブル。人気店であることがいろんな面で納得できます。具が充実し過ぎているせいか、甘いサンドの甘さはもうちょっと控えめでもいい気がしましたが(個人の印象です)、それでも魅力的な店なのは間違いありません。

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宿舎への帰り道に、「水花園有機農夫市集」(毎週土曜に自來水園區水霧花園(台北市中正區思源街1號)で開催:Facebook)に立ち寄る。昨年ここで買った「火龍果ジュース」は衝撃的においしかったのだけど、残念ながらこの日は販売している様子なし。でも味見させてもらったスイカや、購入したバナナはほんと絶品でした。

さてその後、3週間の疲れのせいか、今一つみな体が動かない。結局昼過ぎまで宿舎でなんとなく過ごすことに。ようやく出発して向かった先は、実に4年ぶりに訪れた迪化街。

久々の迪化街は、新しい店がさらに増えて観光客も多く、10年近く前の地味な雰囲気を思うと別の場所に来たような感覚。以前はなかった店をのぞいたり、以前と変わらない店に入ったり。ぶらぶら街を歩いて店をのぞくという時間は、特にAはこれまでの滞在中全然なかったので、とても楽しんでいました(暑かったけど)。食べたものや飲んだものは追い追いAから紹介すると思いますが、一つだけ簡単に書いておくと、「古早味杏仁茶」(台北市大同區永昌街21號)の冰杏仁茶はものすごくおいしかった!

北に向けて歩いて行くと、以前はこの先はもう観光客はゼロで地元の方しか来なかった、というエリアにどんどん新しい店ができていて、観光客も奥まで足を延ばしている感じ。一層不思議な感じがしました。浦島太郎なだけかもしれませんが…。

ぶらぶら歩きを続けて、最後に訪れたのが「阿嬤家 和平與女性人權館」(台北市大同區迪化街一段256號;公式サイトFacebook)。これについては、まずAがSNSで書いた言葉をはりつけておきましょう。

……迪化街の阿嬤家。かつて「慰安婦」であったおばあちゃん達の歩んだ道を記録する記念館。凄惨な記憶と前を向くしなやかさが共存する場所。行って良かった。

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慰安婦というシステムがどのように運用されていたかを理解すること。そして慰安婦であった人が確かに存在し、でも慰安婦であったことはその人達の一部でしかないと実感すること。どちらもしていかないと分からない何かがここにはある。

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入り口はとてもお洒落なカフェ。カフェとしての評価も高いので、こちらだけでも行く価値あり。参観口はカフェの奥。キュートなおばあちゃん達の命の記録、ぜひのぞいてみてください。(A)

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ここの展示は響くものばかりだけど、その一つが3人の阿嬤が若い時にできなかった夢(郵便配達、歌手、空姐)を実現するパネル。どの阿嬤の表情もとてもいい顔。大変な経験をしたことは、阿嬤たちの人生にとってもちろん決定的に大きなことかもしれないけど、他方でこの「阿嬤家」で感じるのは、その大変な経験に阿嬤たちの人生をすべて還元してしまうことの暴力性です。阿嬤たちの人生はそれだけではないし、そのことを阿嬤たち自身が確かめなおす過程が展示を通じて描かれているのが、本当に印象的。そしてまた、そうした具体的な阿嬤たちの姿だけでなく、彼女たち以外の見えないままになっている(だけど間違いなく存在した)ほかの阿嬤たちがたくさんいることを、展示の随所で喚起している点も印象的でした。いろんな意味で、ここはその名前のとおり、ミュージアムという以上に阿嬤たちの「家」なのだと感じずにはいられませんでした。

青木由香さんのショップ「你好我好」のすぐ近くです。機会があればぜひ一度。

……あ、今日の所長ですが、今日は宿舎でゆっくりしてジャニーズをYoutubeで満喫する時間があったので、その点は満足そうでした(笑)。今の彼女には、「引きこもってジャニーズ三昧」が一番疲れを癒す方法みたいです。……って、「いいのかそれで?」という思いと、「自分にもそういう面があるかも?」という思いの両方が頭をよぎり、複雑な気持ちの父でした(笑)。


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posted by 研究員B at 01:20 | Comment(0) | 台北親子留学2017 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月11日

台湾親子留学2017 19日目―明日でおしまい、サマースクール

3週間にわたったサマースクールも明日で終わり。こちらから持ちかけてもいないのに、所長(10歳)が夕食を食べながら、サマースクールの総括をしていた。

去年と今年の違いは、所長によると次の通り。
1.去年はみんなイングリッシュネームで呼び合っていたけど、今年は中国語名で呼び合っている。
2.去年はみんなずっと英語を話していたけど、今年は後半になると中国語で話す人が増えた。
3.去年はみんな状況を考えず英語を話していたけれど、今年は英語が話せない人(=所長)がいると中国語に切り替えて話してくれる。

去年は低学年クラスだったのが、今年は高学年クラスに移ったからか。去年は入門クラスだったのが、今年は初級クラスに移ったからか。中国語の使用率が高くなって、友達同士で基本的な会話は中国語でしているみたい。そして、言葉の分からない友達をきちんと思いやるようにもなっているみたい。成長って、なんて素晴らしいんだ…。

ただ、英語を使うことについては、授業中もすいぶん厳しく制限していたみたい。サマースクールが始まった頃は、授業中に英語を話すと5分間は教室隅の席に座っていないといけないというルールだった。それがだんだん厳しくなって、座っているだけでなく書き取りの練習もしなければいけない。ランチタイムにビデオを見せない。という風に変化。この辺の厳格さは、日本のぬるま湯な小学校に通っているとかなり新鮮だった。

一方で、サマースクールでは「できる子を褒める」ことにもかなり積極的。授業中に発言をした、ゲームで勝った、お手伝いをしたなど「良いこと」をすると、シールがもらえる。黒板の横にはシール表があって、誰のシールが多いか一目瞭然。一番を取りたい所長はずっと頑張っていて、今日やっと1番になれたらしい。

最近の日本の小学校は、あまり競争をしない。罰も与えない。課題もほとんどない。能力別に分けられて、毎日課題を与えられ、ルールを守り、競争をする学校生活は、所長にとってはちょっと新鮮な体験だったんじゃないだろうか。でも、いろんな国の、いろんな育ち方をした友達との中では、基準が「一つじゃない」場面もたくさん。厳しいルールと多様な価値観とが共存するこんな状況には、なかなか他の場所では巡り合えない。そういう場所にいられたことが、所長にとって宝物になるといいなあ。なんてことを、と大人は勝手に思ってしまうけど。

そう言えば、仲良しのYちゃんにお別れの手紙を書きたいと言い出した所長。Yちゃんはあんまり中国語が読めないから、ということで、研究員Aに英訳してもらいながら手紙を書く。友達に対してこんな想いを見せるのも、去年にはなかったこと。1年で所長も成長したんだなあ、としみじみ感じてしまう。

【今日の研究員AとB】

研究員Bです。今日のコーナーは、Aは既に訪問済みのところが多いので、代わってBが書きます。読みにくくなるかもしれませんがご容赦を。

午前中は、秋に開催予定のおきらく研イベントのため、台湾在住のある方と打ち合わせ。まだ先だけど、面白くなりそうな予感。乞うご期待。

その後は、MRT永安市場駅に移動し、Aが先日訪れて強力推薦の「豆腐殿」(新北市中和區中安街74號)でランチ。

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Aは臭豆腐大好きだけど、自分はどちらかというと苦手……。でも、Aが注文した臭豆腐を自分も味見したけど、臭いはほとんど気にならず、むしろ豆腐として非常においしく、ちょっとびっくり。自分が食べた「獅子頭菜飯」も充実でおいしかった!

食後は、これまたAが先日訪れて強力推薦のスポット、国立台湾図書館(國立臺灣圖書館:新北市中和區中安街85號)へ。

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公立図書館といってもここは国立のせいか、いろんな意味で本物。蔵書や資料の充実ぶりもそうだけど、余裕のあるスペースや落ち着いた雰囲気、スタッフの親切さが素晴らしい。台湾大学の図書館でなかった資料は、国家図書館に行かないといけないと思っていたけど、この図書館でほとんど用が済んでしまった。

6階と4階で開催中の展示(「望見南方 館藏舊籍南方資料展」と「圖像敘事的藝術:日本繪本演進史 特展」)も、それぞれ興味深かった。長新太やいわさきちひろの原画を台湾で見ることになるとは、と感慨。

図書館を出てからは、目の前にある「冰果天堂」(新北市中和區中安街78號)でマンゴーかき氷(芒果牛奶冰)170元。

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マンゴーの量もクオリティも満足感十分のおいしさ。台北市内だと、この価格でこのくらいのマンゴーかき氷はあまり多くないかも。

【おまけ】
再び、研究員Aより、今晩の夕食のご紹介。
「何食べる?」
と話しても意見がまとまらなかったので、色々と買いこんで宿舎で食べる。

MRT公館駅のすぐそばで、いっつも行列している鹽水雞の店(「好雞匯」 台北市中正區羅斯福路四段76之2號)で買ってみた。

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鹽水雞は初体験。うーむ、この体に負荷が高そうな味。癖になるかも…。つまみにぴったりじゃないか…。

他は、「大學口糯米腸包香腸」(台北市中正區羅斯福路三段286巷18號)、「幸福村潤餅」(台北市中正區羅斯福路三段316巷4號)、「兄弟蚵仔麵線」(台北市中正區汀州路三段235號)、あとは鹽水雞の向かいの屋台で1Lオレンジジュース。

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完全な夜市メニューだけど、宿舎で落ち着いて食べるとそれぞれ美味しくてとっても満足。公館夜市はいいなあ、としみじみ。

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posted by 研究員A at 00:03 | Comment(0) | 台北親子留学2017 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする