2012年02月26日

台湾の葬儀楽隊

もう一週間経ってしまいましたが、先週の土曜日、都内で開催されたこの企画に行ってきました(前回のエントリも参照)。

台湾エンタメ談議2「映画にみる台湾のお葬式 〜『父の初七日』日本公開を記念して〜 」

この企画にわざわざ足を運ぼうと思ったのは、映画『父の初七日(父後七日)』への関心も、また台湾の葬式そのものへの関心ももちろんあったのですが、個人的に一番関心をもったポイントは、それらとはややずれたところにありました。

何かというと……それは「葬儀楽隊」です。
この企画、ゲストとして告知されていた呉俊コさんは二胡奏者ですが、プロフィールに「葬儀楽隊参加経験者」とありました。これは貴重!生の声が聞ける!というのが、話を聴きに行った一番の理由でした。というわけで、今回のエントリはそのあたりのことを。

【葬儀楽隊とは?】

お葬式に楽隊が出てくるって、どういうこと?と思う方もいらっしゃると思いますが、台湾(というか、広く中華文化圏)の葬儀では、楽隊が登場することは珍しくないようです。このコラムで紹介されている中国の事例だと、葬儀の進行と並行して横で演奏している感じですが、個人的な印象では、台湾の場合は、埋葬するために墓地に向けて歩いていくときに、葬列と一緒に歩きながら演奏するのが葬儀楽隊のメインの役割、という感じがします。

それだけ言うと、アメリカ南部で葬列にブラスバンドが演奏しながら同行するのを思い出す人もいるかもしれません。実際、台湾の葬儀楽隊もよく似たスタイルなので、おそらくアメリカ風のものを参照して始まったものなのではないかと思います。

この企画のはじめの方で、映画『4枚目の似顔絵(第四張畫)』の冒頭近くのシーンがちょっとだけ紹介されましたが、そこにこの葬儀楽隊が出てきます。あと、これは紹介されなかったけど、ドラマ『あの日を乗り越えて(那年,雨不停國)』公式サイトBS日テレ)では、簡嫚書が演じる菁菁(ユーチン)の亡くなった父親が、葬儀楽隊のサックスプレイヤーだったという設定だったので、こちらを思い出した人もいるかも。ドラマの公式ブログに、葬儀楽隊のシーンの画像が載っているので、リンクしておきます。

台湾の葬儀そのものについては、前回のエントリにも書いたように、エッセイから文化人類学の専門的な研究まで、割と幅広く文献もあるし、情報はそれなりにありました。しかし、葬儀楽隊についてとなると、いろいろ探したのですが、まとまった説明をしている文献が見当たらなかったんですよね。だからこそ、気になったわけです。

【疑問】

さて、そんな台湾の葬儀楽隊ですが、気になっていたポイントは主に次の3つでした。

(1)葬儀楽隊は、いつから台湾の葬儀で登場するようになったのか?

(2)葬儀楽隊は、西洋風の楽隊だけなのか?

(3)葬儀楽隊は、どういう人がやっているのか? 専門のプロ? アルバイト?


今回の企画では、必ずしも正面からこれらの疑問に答える話にはならなかったけど、呉俊コさんともう一人のゲスト・帝京大学の先生の蔡易達さん(昔兵役のときに、軍で葬儀楽隊として演奏経験ありとのこと!)から、終了後に直接立ち話でいろいろ教えていただきました。ありがとうございました! 以下、その結果を。

(1)
葬儀楽隊がいつから登場したのか?という点ですが、ゲストのお二人もはっきりとはわからないとおっしゃっていました。
ただ、蔡さんいわく、1950年代の映画『再見阿郎』に既に葬儀楽隊のブラスバンドが出てくるシーンがあったとのこと(この映画、特定できず。私の記憶違い?)。さらに、蔡さんによれば、日本統治期の映像にも葬儀楽隊が出てくるものがあるというお話でした。
正確なところはわかりませんが、それなりに以前から存在したもののようです。

(2)
さて、それなりに以前からあるといっても、葬儀楽隊の基本的なスタイルはブラスバンドというか、西洋の楽器の楽隊でした。でも、今回のゲストの一人で、葬儀楽隊での演奏経験があるという呉さんは、二胡の演奏家なので、あれ?と思っていました。そこでたずねてみると、アメリカ南部っぽいブラスバンド風の葬儀楽隊のスタイルの他に、伝統中華音楽風(?)の葬儀楽隊もあるとのこと。呉さんはそっちのタイプの楽隊で演奏していたのだそうです。ただし、この中華風の葬儀楽隊というスタイルは、むしろ新しいものだそうで、戦後あるいは1970年代など、もっと今に近い時期になってから出てきたものなのだとか。

(3)
で、呉さんは、葬儀楽隊での演奏を「学生時代にバイトとして」やっていたそうです。つまり、葬儀楽隊のメンバーは、必ずしもその仕事をプロとしてやっているとは限らないとのことでした。『あの日を乗り越えて』に出てくる父親は、ドラマを見る限りプロの葬儀楽隊の演奏家だったようですが、そういう人ばかりではないようです。実際、前回のエントリで紹介した、『おどろ気ももの木台湾日記』には、「おじちゃん、おばちゃんを急遽集めたニワカ楽隊…音楽のテクニックは言うにおよばないだろう」という記述があります(p.51)。

楽隊のメンバーがプロばかりになるのか、それともそのへんのおじちゃんたちになるのかは、当然さまざまのようです。蔡さんによれば、面子を重視して豪勢な葬儀(正確には、豪勢に見える葬儀)にするときには、楽隊の人数も多くなります。そうなると、全員をプロで揃えるのは大変なので、素人っぽい人が混じることもあるのだとか。中には、人数を増やすためだけに動員され、楽器を持ってはいるけど、演奏しているふりをするだけという人もいたりするそうです(!)。

あとついでに、演奏する曲について。葬式にふさわしい悲しい歌が、定番として決まっているのかと思いきや、特にそういうわけではなく、結構見境なく(笑)いろんな歌が演奏されるそうです。また『おどろ気ももの木台湾日記』から引用すると、「彼らが演奏するのは、「蛍の光」、「アロハ・オエ」、「さらばラバウル」などなど。それが別れの歌であれば、軍歌調であろうが、演歌調であろうが構わないらしい」(p.51)。


以上、葬儀楽隊について、先週の企画で学んだことの概要でした。
蔡さんの説明は、「面子にこだわる」→「葬式を豪華に見せたい」→「葬儀にかかわるいろんなものを豪華に見せようとする」→楽隊の導入と拡大、というものでした。同様に、台湾の葬儀に、歌仔戲やストリップなどのエンターテインメントが導入されていくというエスカレートっぷりも、同じ理由だとおっしゃっていました。なるほど。(そういえば、「電子花車」についても興味深い話をうかがったのですが、それはまた別の機会に)。

おそらく、当初は(日本統治期の?)軍人やエリート層などの、“豪華な”葬儀の演出(?)の一環として、アメリカ風(?)のブラスバンド演奏を葬列に加えることがされるようになり、それが大衆化していった結果が今の葬儀楽隊なのかなあ、と予想します(あくまでも予想)。

以上はあくまでも研究員Bの個人的なまとめで、本当に詳しい人に再度確認したいところです。お気づきの点などあれば、ぜひご指摘を。あと、台湾の葬儀楽隊についての研究(論文)って、ないものなんでしょうかねえ。葬儀の(「伝統的」な)儀礼については多々研究はあるみたいだけど、プロの文化人類学者などからは、あまり関心をもたれていないということなんでしょうか。これももし情報があれば、ご教示を。


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2011年12月06日

高雄の巨大バルーン人形パレード「夢時代大氣球遊行」

この週末に、高雄で「大氣球遊行」というイベントが開催されました。これ、何かというと、「巨大バルーン人形パレード」。いろんなキャラクターの巨大なバルーン人形がパレードするというイベントですが、今年でもう6回目の開催になるそうです。今回はなんと30万人!も参加したとか。

もともとは台湾セブンイレブンの名物キャラクター「OPEN小將」がクローズアップされた企画だったみたいだけど、いまではOPEN小將に限らず多彩なキャラクターが登場するイベントになっているようです。今回は約30のバルーン人形が登場したとのこと。

とりあえず日本語で様子がわかるのは、この記事。「アジア唯一かつ最大」って言われても…。
フォーカス台湾「高雄でアジア最大の「バルーン人形パレード」」

もうひとつ、日本語が分からなくても雰囲気がわかるニュース映像の一例として、台視のニュース映像を。いろんなバルーン人形がいるのがわかるかと。

台視「卡通氣球遊行吸引民眾爭相目睹」



さてさて、実際にパレードに登場したキャラクターは、このページにきれいにまとめられています(イラスト一覧は不完全。その下のリストが整っている)。
それをみると、ドラえもんやらスポンジ・ボブやらパワーパフ・ガールズやらきかんしゃトーマスやらBEN 10やらAngry Birdsやら、幅広くいるのがわかるかと思います。

しかし、当ブログとして気になるのは、やはり台湾ローカルのキャラクター。OPEN小將とその仲間もたくさん登場したのだけど、ここではOPEN小將関係以外の台湾ローカルキャラクターのバルーンを、4つほどご紹介。


1. 統一獅&萊恩獅(台湾プロ野球のチーム・統一ライオンズのマスコット)



2. STAYREAL Bat Mouse蝙蝠小鼠(STAYREALのキャラクター)



3. 康是美COCO鳥(ドラッグストアCOSMEDのキャラクター)



4. 旺仔(ミルクのパッケージに載っている。個人的にはこれに一番びっくり)



いかがでしょうか? しかしこれだけ多彩なキャラクターでしたが、パレードの最後を担当するのはハローキティでした。

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2011年11月03日

2011台灣同志遊行(台湾プライドパレード)

ちょっと時間が経ってしまったけど、2011年10月29日に「第9屆台灣同志遊行」(台湾プライドパレード、2011 Taiwan LGBT Pride: 、オフィシャルサイトwikipedia)が台北で開催されました。

主催者の発表によると、今年の参加者は5万人。昨年は3万人と言われていたので、もともと「アジア最大級」と言われるほどの参加者数の多さを誇るこのパレード、今年はさらに人数が増えたようです。すごい!

今年のテーマは、「彩虹征戰,歧視滾蛋」(LGBT Fight Back! Discrimination Get Out!)。反差別の闘争、というニュアンスの強いフレーズです。LGBTへの差別は決してなくなってはなく、今なお深刻な問題であり、それに対して闘うという姿勢が強調されています(実際、このフレーズとセットで描かれるライオンのデザインは、この闘争的な姿勢を示しているようです)。

今回は、この今年の台湾プライドパレードについて、断片的にご紹介。ちなみに、これまでも関連するエントリはいろいろ書いているけど、以下主要なもののみ。昨年(2010年)のパレードについては、このエントリを参照。また今年(2011年)の高雄でのパレードについては、このエントリを。


1.日本語での紹介

このパレード、5万人が参加する大規模で国際的な出来事ですが、日本での注目度が決して高いわけではないのも、残念ながら事実。そんな中、日本語でこのパレードについて紹介している例をいくつか。

まず、昨年に続いて時事通信が報道しています。パレードのテーマについてもきちんと言及しています。

時事通信「5万人がゲイパレード=アジア最大級、差別打破訴え−台北」

また、台湾の中央通訊社の日本語版ニュースサイト「フォーカス台湾」でも、翻訳がベースだと思うけど、記事があります。

フォーカス台湾「台北でゲイパレード 5万人が参加」

報道関係以外では、g-lad xxの記事「台北プライドパレード、過去最大規模で大成功」もあります。また、台北ナビの記事「アジアで最大のゲイパレード、今年も盛大に!」は写真が豊富です。

うーん、日本語で情報が出るのはめでたいことだけど、昨年に続いて紹介しているところが多くて、新規に記事を載せたところがないのはちょっと残念。


2.画像

パレードの雰囲気を伝えるものはいろいろありますが、見た限りでは台湾プライドパレードの(公式?)Flickrが充実。盛り上がりっぷりも、参加者の多様性もよくわかるこちらは、とってもお勧め。ぜひどうぞ。「日本與台灣同志携手前進!」なんてメッセージも。

twLGBTpride:Flickrスライドショー


3.ニュース動画

ニュース動画も2つご紹介。1つめは公視のニュースから(公視晚間新聞「同志遊行踩文教區 籲落實性平教育」10月29日)。短い時間に参加者のさまざまな声を拾おうとしていて好感。



もう1つは、路線が変わって蘋果日報動新聞(「同志爭平權,大遊行逾五萬人上陣」)。公視とは当然だいぶ違うけど、でもこれはこれで多様な参加者を描こうとしているとも。




4.もろもろ

上の動画でも出てくるけど、参加者がみんなで足踏みをするシーンがあります。あれは何かというと、民國100年を今年迎えた台湾ですが、この100年でLGBTをめぐる状況に大きな変化がないことを風刺する行動なんだそうです。

また、画像や動画をみていてわかるのは、今年も大学生のグループがたくさん参加していること。主要大学はほとんどいるのでは、という感じ。あと、聯合報の記事(「台灣同志大遊行 5萬人挺反歧視」)によると、馬偕醫院(という台北で有名な大きな病院)から解雇されたトランスジェンダーの周逸人さんも参加していたそうです(この事件の詳細は、「中国女性・ジェンダーニュース+」のエントリをご参照)。Googleからの参加もあったという報道もありました。(聯合報「同志大遊行 Google組團參加」)。参加者の多様性と広がりは本当にすごいです。


5.張懸!

「彩虹大使」に選ばれた歌手が、パレードの最後に登場してステージで歌うというのは毎年恒例ですが、今年その役割を担ったのは、張懸(チャン・シュエン、Deserts: wikipedia)でした。毎年絶妙なチョイスです。というわけで、張懸を含む3名の「彩虹大使」のメッセージ動画と、パレード当日の張懸のステージから1曲だけ(「Beautiful Woman」)を。2.で紹介したFlickrをみてもわかるけど、張懸がとても楽しそう+気持ちよさそうで、いい感じ。






毎年同じ感想ですが、ぜひ一度現場にぜひ行ってみたいなあ、と今年も思う。日本でも(この規模で、とはいわないけど)また開催できるといいのですが。


posted by 研究員B at 03:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月28日

2011高雄同志遊行(台湾・高雄プライドパレード)

台湾「出張」前の忙しさの中で、うっかり見落としていましたが、この9月24日(土)に、今年の高雄のプライドパレード「2011高雄同志遊行『OUT&out』」公式ブログFacebook)が開催されました。今日は「出張」ネタはお休みして、こちらをご紹介。

毎年多くの人が参加する台北のプライドパレードも、今年は10月29日に予定されていますが、高雄でも昨年に続き2回目の開催。ちなみに昨年の高雄のパレードについては、こちらこちらをご参照。

まず、手作り感あふれる(?)イベントプロモーションビデオを。原住民のLGBTにも配慮が。



日本語で読めるものとしては、g-lad xxがパレード開催前に記事を掲載しています。また開催後には、フォーカス台湾Taiwan Todayでそれぞれ記事が出ています。

今年のパレードの参加者は、昨年を上回る約3000人だったそうです(記事によってばらつきがあるけど、一番多かったのは3000人とする記事でした)。昨年は陳菊・高雄市長が来場しましたが、今年も副市長の方が来場して、LGBTの運動への予算の増加や、同性カップルの権利・利益の保障の推進などが表明されたようです。そのあたり、一番詳しいのは、苦勞網の記事(「高雄三千人上街挺同志 副市長宣布揄チ同志預算」)。詳細はそちらをどうぞ。

今回も、一般メディアで多々報道されています(聯合報とか自由時報とか)。日本だとこんなに報道してもらえないだろうなあ、とまた思ってしまう…。

というわけで、手作り感があり楽しそうなパレードの様子がわかる動画をいくつか。

まずは公視の「高雄同志遊行 3千人上街發聲」。パレードを見せるのは教育の一環だとして、中学生の子どもを連れてきた親もいたとか。



次に、壹電視新聞。



最後は、蘋果日報。




いかがでしょう? 台湾のパレード、一度生で見てみたいのですが、いつできることやら。

posted by 研究員B at 00:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月02日

台灣同志遊行(台湾プライドパレード)その5

10月30日に台北で開催された台灣同志遊行=台湾プライドパレード(Taiwan LGBT Pride、オフィシャルサイトwikipedia)について、直前のエントリで取り上げたばかりですが、あともう少しだけ、追加的にふれておきます。

なお、関連するエントリについては、その1その2その3その4を、高雄のプライドパレードについては、その1その2をご参照ください。


4. 大炳のカムアウト

バラエティータレントで、ドラマにも出演していた芸能人の大炳(wikipedia)。「敗犬女王」でロミオ(羅密歐)役を演じていた人といえば、わかる人もいるのでは。「ハートに命中!100%」でも弁護士役でした。

実は彼は、これまで3度もドラッグで逮捕されています。2007年が最初で、その後2009年4月、次に2010年4月。2度目の逮捕後に事務所から契約を解除され、事実上芸能界から去っていました。

この大炳、実はこのプライドパレードにはこれまで数回参加したことがあり、パレードの際にステージに上がることもありました。ただ、そうした際に紹介されるときは、「LGBTの“好朋友”」、つまりLGBTにサポーティブな「友人」であるとされていたそうです。しかし、3度目の逮捕のときに、「彼氏」と一緒だったことが報道されたこともあり、大炳は今回のステージ上で、「これ以上演じる必要はもうないね!」と言い、事実上カムアウトしたとのことです。下記の映像でも(おそらくその話をした箇所で)、その発言に観衆がわっと盛り上がっています。



また大炳は、あくまでも逮捕されたのはドラッグが理由であって、LGBTということで逮捕されたわけではないとして、ドラッグとLGBTのことを一緒にしないでほしいと述べたそうです(以上、苦勞網中時電子報NOWnewsなど参照)。

大炳、さすがにもう消えてしまうのかと思っていましたが、思わぬ形で姿を見ることができました。少なくとも会場での人気は上々のようなので、また「復活」することがあるかも???



5. 多彩な参加グループ

台湾プライドパレードのオフィシャルサイトのこのページに、パレードに参加したグループの一覧が載っています。この数の多さもなかなかですが、実にさまざまな団体が参加しているのがわかります。

その中で印象に残ったのは、大学生のグループがかなりみられることです。大学の公式な機関に近いグループもあるようですが、少なからず学生の自主的な組織と思われるものが多々あります。例えば、苦勞網のページ(「2010台灣同志大遊行 三萬人齊聚 「投同志政策一票」」)の上から3つ目・4つ目の写真は学生のグループです。この記事によると、今年は学校などで、セクシュアルマイノリティや青少年のセクシュアルライツに関わる事件が多々発生したことから、学生グループが積極的に立ち上がったとあります。具体的にはどんな事件があったのか、学生以外の多様なグループの例の紹介などを続けて書こうかと思ったのですが、それにはさらなるリサーチが必要そうなので、今回はここまで。でも、学生が学生であることを明示したグループでこうしたパレードに参加する(できる)というのは、なかなかなことだと思います。


台湾のプライドパレード、まだ掘ればいろいろ出てきそうですが、とりあえず一区切り。来年はどういうテーマで、どういう展開になるのか、楽しみです。
posted by 研究員B at 03:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする