2018年08月11日

台湾親子留学20日目 サマースクール最終日

3週間続いたサマースクールも今日でとうとうおしまい。通いなれた道を歩くのも最後。そう思うと、感傷的になる研究員A。たくさんのバイクも、お店の前の狭い道も、大きな横断歩道も、台湾大学の大きな門も、緑溢れるキャンパスも、たくさんの人が待つバス停も、みんなキラキラして見える。今年もまた、この道を通うことができて幸せだったなあ。たとえそれが3週間だったとしても。

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学校に着くと、所長(11歳)は教室へ。今日は最終日なので授業はなし。去年までは最終日にそれぞれのクラスがステージで出し物をしたのだけど、今年は修了証書を渡す式のみ。午後の授業もなく、お昼で解散。なんだかぱっとしない終わり方だねえ、と集まった保護者たちが不満を漏らす。先生の負担が大きすぎるということで今年から形式を変えたらしいのだけど、なんだかこれじゃ盛り上がらない。

それでも修了式では子どもたちがクイズに答えて商品をもらう場面があったり、各クラスから選ばれた子が特別に表彰される場面があったりで、それなりに楽しい。所長はクイズに答えて商品をもらった上に、「努力不懈」賞(たゆまぬ努力をしたで賞)を受賞。賞は6部門。1部門につき1クラスから1人しか選ばれないので、受賞できた子はクラスの半分くらい。受賞者はみんなの前で商品を渡され、写真を撮り、とすごく栄誉な気分。所長は今年、色々と苦戦していたのでまさか受賞できるとは思っていなかったため、ものすごく喜んでいた。所長を選んでくださった先生、ありがとうございます。

修了式が終わったら、各クラスの展示発表を見学。これも去年は数日かけて大作を作ったのに、今年は半日でさっと書いた小さな自画像だけ。ちょっと寂しい。展示をざっと見終わると、少しだけ先生が準備した映像などを見て、三々五々、子どもたちは親と一緒に帰っていった。

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正直、今年のサマースクールは色々と悩むことが多かった。所長はあまり友達ができず、勉強も難しくてついていけているのかよく分からない。日本に残って塾の夏期講習に出ていた方が良かったのかもしれない、と何度も思った。でも、所長に「来て良かった?」と聞くたびに「うん」と迷いなく、力強い返事が返ってくる。いろいろと思う通りにはいかないことが多かったけれど、所長は所長なりのチャレンジをしていた。そして、その中でいろんなものをつかみとろうとしていた。

所長が何を手にしたのか。去年や一昨年よりも、今年はずっと見えにくい。大人としては、それが何だったのかすぐに知りたくなる。結果が見えないことに苛立ちを感じてしまう。

でもきっと、所長が今年、何を手にしたのかが分かるのはずっと先のことなのだろう。それでも、所長が今年、手にした「何か」はいつか花を咲かせ、実を結ぶはずだ。その花がどんな風に所長の未来を彩るのか、私は楽しみに待つことにしかできない。そんな年に所長はなったのだ。それを知れたことが、今年の私の収穫なのだと思う。

【今日の研究員AとBと所長】
ここからは研究員Bが書きます。
今日の午前中は、研究員Aが書いたとおり修了式に出席。親も集うこの機会は、複数のクラスが合同で行うこともあって、「ああ、あの子の親はあの人だったのか」とか、「あの子はおばあちゃんも来てる」とか、親子が似ていたり似ていなかったりが面白かったり。各国からやってきている参加者、それぞれが話す言葉もさまざまで、世界の多様さが体感できて毎年興味深い。頭ではわかっていても、こういう形で実感できるのは、親としても貴重な経験だなあと今年も思う。

それは両親または片方の親が日本人である親子についても同じで、ここで会えた人たちに、じゃあ日本で再会できるかというとそう簡単ではない。日本に住んでいる場合でも、関東・関西・九州など、それぞれが住む場もさまざまで、日本よりも台湾で再会する方が可能性が高そうだったりもする。世界も多様だけど、日本も多様だということも改めて実感。誰であれ、巡り合って楽しい時間を少しでも共有できたことは、ありがたいことでした。

…という思いは後から考えるものの、実際の別れ際はわりとばらばらだったり、なんとなくだったり、慌ただしかったりして、あれこれ噛みしめるほどでもなかったりする。結局今日もそんなわけで、昼過ぎに宿舎に戻ると、所長も研究員Aも一区切りがついてベッドに倒れこむ。自分は東京から抱え続けてきた仕事の最終処理をやるものの、思った以上に簡単に片付かずに苦戦。

夕方になって、3人で再度出発。実は今晩は、ちょっとした会があったのでした。今年の5月に開催したおきらく研のイベント「台湾小吃バトル!」で、投票の末「甘いもの部門」のチャンピオンに選ばれたのが、新北市「樂華夜市」にある「永美雪花冰」(新北市永和區永平路67號)の「タピオカミルクティーかき氷(K糖珍珠奶茶冰磚)」。今晩、イベントに参加していた人を中心に、たまたまこのタイミングで台湾に来ている人が集まって、実際にその「タピオカミルクティーかき氷」を食べに行こう!という会をやったのです。

参加者は、おきらく研から3名のほか、5月のイベントに参加された方や、そのお知り合いなど、総計11名。MRT頂溪駅に集合してから樂華夜市に歩いて移動し、いったん自由行動。各自夜市で食事を楽しんでから、1時間半後に「永美雪花冰」に再集合という進行です。おきらく研の3名は、昨日も一緒だったイラストレーターSさんと娘さんのKちゃんと5人でうろうろ。樂華夜市は台北市内の夜市に比べ、道幅が広くてゆったり。それをいいことに、小学生女子ふたりがスマホケースなど雑貨店各種に向けて暴走を繰り返す中、たどり着いたのが「鐘點棧當歸鴨・鴨肉飯專賣店」(新北市永和區保平路18巷8號)。麺線も鴨肉飯もとってもおいしかった!

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そしてその後、「永美雪花冰」に再び集い、いよいよ今回の目玉、「タピオカミルクティーかき氷」を食べます。混雑する人気店ですが、幸い大人数ですわれる席が確保できたので、みんなで注文して食べてみました。
これがその「タピオカミルクティーかき氷」! 別盛りのタピオカを、かき氷の上からかけて食べます。

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これ、おいしいです! ミルクティーのかき氷は、雪花冰らしい細かくてソフトな舌触り。それでいてミルクティーの味わいがしっかり感じられます。上からかけるタピオカは、かき氷とのバランスを考慮してか、ちょっと柔らかめ、でもしっかり存在感がありました。甘すぎない、おいしいタピオカミルクティーがそのままかき氷になった感じです。地元での人気も納得。他のかき氷もいくつか頼み、どれも十分おいしかったけど、やはりこの「タピオカミルクティーかき氷」は頭ひとつ抜けている感じです。うまかった! 台北市内からも近いので、機会があればぜひ。

あっという間に食べ終わった後は、MRTの駅近くに移動してお茶。所長はKちゃんと一緒にお茶を抜け出し、近くの文房具パラダイス、「光南大批發」台北永和店を満喫(なかなか戻って来ず、他の参加者のみなさん失礼しました〜)。台湾現地で一緒に何かをやるというのは初めてでしたが、なかなか面白い経験でした。参加者のみなさん、どうもありがとうございました!

授業がすべて終わった解放感もあったのか、所長は帰宅後も興奮気味でなかなか寝付かず。明日からは気分も変わるかもしれませんが、もう少しだけ、台湾滞在を楽しもうと思います。


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posted by 研究員A at 02:47 | Comment(0) | 台北親子留学2018 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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