2016年08月13日

台湾親子留学21日目 涙の学校終了日

台北にて親子留学21日目。今日は学校最終日。「嬉しくもなければ、悲しくもない」とクールなことを言っていた所長(9歳)。昨日の夜はなかなか寝付かず、寝ても眠りが浅く、ちゃんと寝入ったのが11時くらい。いつもは9時に寝ているから、ずいぶんと遅い。

昨日は昼寝をしたからかもしれない。でも「明日でおしまい」ということで、微妙に神経が高ぶっていたみたい。所長は所長なりに、「最終日」に向けて緊張しているのかも。しかし、こんなに睡眠不足で大丈夫か。不安を覚えながら今日を迎える。

【今日の所長(9歳)】
今日は学校最終日。午前中は、高学年クラスと低学年クラスに分かれて修了式。修了式と言ってもセレモニーではなく、各クラスが成果発表をかねて出し物をやる。先にやってた高学年クラスをのぞいたら、周杰倫(ジェイ・チョウ)の「聽媽媽的話」を女の子3人で歌ったりしていた。

「聽媽媽的話」ってこんな曲です。



ラップ部分はグタグタだったが、メロディー部分で「我愛媽媽因爲她保護我(ママが大好き。だって私を守ってくれるから)」「我愛媽媽因爲她愛我(ママが大好き。だって私を愛してくれるから)」と子供たちが言い始めると、目頭をぬぐうママさん続出。無関係な私も泣きそうになる。

低学年クラスの修了式は、私自身の授業と丸かぶり。先生に許可をもらって、途中退出して会場に駆けつける。

所長は初歩クラスなので、一番最初の発表。ちょうど12人いるクラスメートが一人ずつ十二支を担当。それぞれ、学校が準備してくれた十二支の帽子をかぶって登場。「大家好,我們是十二生肖(みなさん、こんにちは。私たちは十二支です)」と声をそろえて挨拶。そして、ネズミ担当の子から順に一人ひとり自己紹介。所長は「牛」だったので、二番目に出てきて「我是老實的牛!(私はおとなしい牛です)」と言っていた(笑)。

自己紹介が終わったら、みんなで歌にあわせてダンス。この十二支の歌がかわいくてポップなので、子供たちもノリノリ。



踊り終わったら修了。ほとんど中国語話さなかったけど、初歩クラスだからこんなものか。

次の初級クラスは「我覺得臺灣的●●有意思(私は台湾の●●が面白いと思います)」ということを、一人一人が発表。タピオカミルクティー、101、バイクなどが出るたびに、会場から笑いが起こっていた。

中級は見事な踊り、歌。上級になると、寸劇に早口言葉。レベルが段々と上がっていくのが分かって、とても面白い。上級クラスなんて本当に見事だった。でも、上級クラスの中で一番上手で、寸劇でも中心的役割を果たしていた男の子のお父さんはまったく中国語が分からず。隣に座っていたので「うちの子、何言ってるの?」と呆然としながら聞かれた。お母さんも中華系には見えないし、現在日本在住でインターナショナルスクールに行ってるって言うし。どうしてあんなに中国語がうまくなれるんだろう? 不思議。

最後にはみんな修了証書をもらって記念撮影。更に、各担任の先生や運営スタッフからの言葉。先生もスタッフもスピーチの最中に感極まって泣いちゃうのを見てほろり。みんなに大切にしてもらった三週間だったねえ。幸せな三週間だったねえ。

修了式の後はそのまま帰っちゃう子もいて、なし崩しの解散。所長はいつも通り3時まで残ったけど、「ドラえもん」を見たりして、ちょっとネジが緩んだ感じで過ごしたらしい。すぐに自分の授業に戻った私は、他のママ達にほとんど挨拶できぬまま終了。ちょっと残念。

学校帰りに「楽しかった!来年も来たい!」と言い出した所長。昨日までは「どっちでもいい」と言ってたのに。「勉強が楽しかった。学校もすごく楽しかった」と、しみじみ言っていた。

所長がそう言っても、来年また来れるかは分からない。でも、所長が「来年のサマースクール」という目標を持つのはいいのかも、と思わなくもない。もっと英語が上手になりたい、中国語も話せるようになりたい、とも言い出した所長。この気持ち、日本に帰った後にどう育つのか。とても楽しみ。

【今日の研究員A】
所長の修了式があったので授業を出たり入ったり。落ち着かないけど、授業は面白い。ただ欠席者が日に日に増えていっていて、今日会えなかった人がたくさんいたのが残念。授業開始から4週間目の8月中旬。ちょうど身体も気持ちも弱ってくる頃なのかも。みんな早く元気になるといいな。

最後だと思うと悲しくなるから、敢えて誰にも言わず、何も言わず、普通に過ごす。でも最後に先生が、「今日で研究員Aが最後だから、元気でね。こういう時は、こう言うの」と皆を笑わせながら、お別れの時に使える成語をたくさん教えてくれる。どこまでもチャーミングで素敵な先生。

この三週間、先生には中国語をたくさん教わった。とても勉強になった。でも、毎日毎日朗らかに、楽しそうに、先生が授業をする様子が、私には一番印象に残っている。毎日仕事をしていると、疲れてくることもある。不機嫌になることもある。それで、人に優しくできなくなることがある。そして、そんな自分に自己嫌悪になる。日本での私はいつもそうだった。

でも、この三週間、先生は毎日、元気で明るく、生徒に対して誠実だった。自分の持つ知識のありったけを生徒に与えようと、毎日毎日たくさんの努力をしてくれた。これってなかなかできることじゃない。自分もこんな風に仕事ができたらなあ、と思わせられる毎日だった。

そんな思いをカードに書いて、授業の後に先生に渡す。中国語は滅茶苦茶だと思うのだけど、意図は伝わったようでとても感動してくれた。「あなた、授業でもそれ以外でもすばらしかったわよ。日本人は真面目なんだけど、あまり授業に参加したり、他の人と話したりしないからね。あなたは本当に授業の雰囲気を良くしてくれた。ありがとう。これからも中国語を勉強してね」。

台湾の人ってなんでこんなに褒め上手なんだろう。実体以上の褒め言葉だとしても、宝物だと思って大事にしよう。

【今日の研究員B】
午前中は修了式を保護者席から観る。観ていて素朴にいろいろ面白く、子どもらしいよれよれなお芝居も、あっと驚く芸当を披露する子も、とにかく興味深い。
クラスごとの出し物の最後には、歌を披露することが多い(所長がいた初級クラス以外はどのクラスもそうだったかも)のだけど、Aが書いたジェイ・チョウの「聽媽媽的話」の他にも、朱主愛(Joyce Chu 四葉草)の「好想你」や、なんと安溥(張懸)の「寶貝」を子どもたちが歌っていてびっくり。先生の趣味が反映されているのもあるかもしれないけど(笑)、難度の高い歌をみんながんばって歌っていました。
その後は本屋めぐり。水牛書店、南天書局、唐山書店、台灣e店、女書店、古書店の永樂座や雅博客。それぞれ個性があってどこも興味深く、自分の中国語力は気にせず(!)何冊か購入してみたり。

【おまけ】
最終日なので、ちょっと余裕ができたので色々と。

昼ごはんに食べた「噹食麵Dang Shi Noodle House」(台北市大安區和平東路二段96巷8-3號、Facebook)の炸醬麵。ニンニク抜きで食べたら、後味さっぱりでおいしい! 冷麺が目の前で売り切れて食べられなかったけど、激うまそうだった! 悔しい〜。

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昼食後に飲んだ、「Juice Lounge 纖果棧」(台北市大安區瑞安街262-2號、Facebook)のスイカ+グアバジュース。ともかくたっぷりなんでお腹も心も大満足!しかも、店内おしゃれ!

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夜は景美夜市の「高記雙管四神湯」(台北市文山區景美街139號、Facebook、1年前に現在の場所に移転)にて雙管四神湯、油飯(大)、蚵仔麵線(大)(いずれも55元)。油飯とか大盛りで大丈夫?と思ったけれど、大丈夫! うまいからペロッと食べられる! しかも、甘ダレとか、ニンニクは卓上でお好みでかける形式。あまりソースをかけたくない日本人には好都合。

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posted by 研究員A at 09:51 | Comment(2) | TrackBack(0) | 台北親子留学2016 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんだかあっという間の3週間でしたね。所長さんは素晴らしいコミュ力を発揮していましたね。
あと、また来て勉強したいって素晴らしいです。
自分は大学時代に中国語を1年だけ習って今は独学してます。台湾に行ったら度胸で行くしかない!ってレベルなんです。(語彙が無いし聞き取れもしないので)
Posted by ぶー at 2016年08月13日 18:42
ぶー様

コメントありがとうございます。

所長は、日本でも、誰とでも何となく仲良くなってしまうのです。恥ずかしがり屋で場所見知りなのに。
海外ではどうなるんだろうなー、と思っていたら、日本とまったく同じでした。不思議なものです。その能力、分けてほしいくらいで…。

それから、「度胸が頼り」というのは、私も同じですよー。でも、それが一番大事かもしれません。
こちらで仲良くなった日本人のお友達に、耳だけで話せるようになったという方がいました。私よりずっと会話は上手です。
人との付き合い方が積極的な人は言葉も丈夫になるなーと感心しました。こちらも見習わねば、と身を正される思いがしました。
Posted by 研究員A at 2016年08月14日 22:37
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