2014年03月28日

台湾でお参り1 台北・大龍峒保安宮の巻

2014年2月の台湾「出張」の時の話。

出発前にこちらで書いた通り、この時、研究員Aの妹・energyちゃんは出産を控えていた。「台湾行くならお寺にお参りでもしておいて」と頼まれた研究員A、張り切って事前調査をして渡台。3つの廟を回ったので、その時の話をシリーズで書こうと思う。今回は最初に行った大龍峒保安宮の話。

さて、こちらの大龍峒保安宮。圓山駅近くにある有名な廟で、ガイドブックにも載っている(オフィシャルHP台北ナビ紹介記事)。メインの神様である保生大帝は医療の神様なので病気系の悩みを持つ人に人気があるようだが、ちゃんと安産の神様・註生娘娘もスタンバイ。おきらく研の定宿・圓山商旅会館から歩いていける距離なので、大好きな芝山豆漿で朝ごはんを食べた後、ぷらっと行ってみた。ただし、この日は研究員BがデジカメのSDカードをホテルに忘れるという大失態。写真なしのレポになるけど、ご容赦を。

保安宮に行ったこの日は、小雨が降ったりやんだりする肌寒い日。それでも、旧正月明けなせいか、廟の中は人でいっぱい。あまり観光地化されていない感じで、現地の人達がわさわさ動いている。ちょっと気圧されたけど、しばらく入口のところで人の動きを観察。どうやら廟に入って右側にある売店で参拝セットを買うのが出発点らしかったので、そこでセットを3人分買う。(←研究員Bによると、参拝セットは「買う」のではなく物と引き換えに寄付金箱に自分で決めた額を投入するシステムらしい)。

紙袋の中には、金紙(紙で作ったお金)たくさん・蝋燭2本・お供え一つ(海苔とかお菓子とかちょっとしたもの)・線香いっぱい。金紙とお供えはお供えテーブルに置いておくのだけど、この日は雨のためか、屋内のお供えテーブルがいっぱい。「空かないねえ」と立ち往生していると、そばにいた女性が「あの人たち帰るところだから、あそこに置きなさい」とそっと教えてくれる。いつもながら、台湾の人たちってほんとに親切。ありがとう。

狭いスペースにぎゅうぎゅうに金紙とお供えを置いたら、本殿向かって右側の巨大燭台に行って蝋燭を二本お供え。これも蝋燭を立てる場所がすべて埋まっていて大苦戦。結局、蝋燭のお尻を火であぶり、燭台にぎゅーっと押し付けてくっつけるという現地の人達の技を真似てミッション成功。このあたりで既に一仕事終えた気分。

でも、本番の参拝はここから。蝋燭で線香に火をつけて、参拝にいざ出発! 参拝の基本ルールは、「神様ごとに自分の個人情報とお願い事を言う」「外→中央→右から左という順でお参りする」「香炉があったら線香を供える」が基本ルール。多少間違っても誰も気にしないし、台湾の神様は大らかだから大丈夫(たぶん)。ただ保安宮は本殿の後ろに後殿があり、そこの3階と4階にも神様がいるのを見落としがちなので注意。

なぜか終盤に線香が足りなくなって研究員Bにもらうアクシデントがあったりしたものの、参拝はつつがなく終了。満足してお供え台に戻ると、…あれ? おきらく研のお供えがない! 似たようなお供えセットをぎゅうぎゅうに置いておくから、誰かが取り違えて持っていってしまったらしい。色々吟味した結果、多分これはおきらく研のもの、という1セットを見つけてそれだけ持ち帰ることにする。

しかし、帰る前に最後のお仕事。本殿出て左側、道路の対岸に金紙を燃やす炉がある。そこに行って、金紙をぼんぼん放り込んで燃やしたら本日のタスク完全終了。全部で1時間くらいかかったかな。大仕事をした気分。

で、参拝の感想。実は研究員A、台湾の廟にお参りするのが好き。別に信仰心が厚いとか、宗教信じているとかそういうのはないんだけど、(むしろ否定的な方だと思うんだけど)。でも、台湾の廟に行くと、神様に向かい合って自己紹介して、お願い事を言って、というのを10回近く繰り返すはめになる。それだけの回数、悩み事について他人に伝えようとしていると、嫌でも自分の中で問題が整理されてくる。整理されてくれば、気持ちはすっきりするし、元気もわく。だから台湾の廟に行くと、結果的にすっきり元気になる。この辺、お手軽カウンセリングというか、ヒーリングというか。自分の気持ちを整理するツールがこんな身近にあるなんて、台湾の人は羨ましい。

あと研究員A、スピリチュアルとかそういうのではないんだけど、場の空気感にちょっと敏感なところがある。保安宮で感じたのは「水」の空気。すごく清涼感があって、さらさらときれいな水が流れてるような空気感なのだ。実際、廟を後にしてしばらくしたら、体の中の詰まというか滞りみたいなものが「すとん」と流れるような感覚があった。同じような感覚はその後一日くらい断続的に何回かあって、保安宮が医療の神様だからかな、と思ったりもした。

まあ、だからと言って体調が劇的に良くなったとか、すごく良いことが起こったとかそういうのはないんだけれども。それに研究員Bや所長は変化を感じなかったので、研究員Aの思い込みかもしれないんだけど。だけど今回行った三つの廟はそれぞれすごく対照的な空気感だったので、ちょこっとメモとして付け加えておく。

台湾でお参り2 台南・臨水夫人媽廟の巻」に続く。
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posted by 研究員A at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行・観 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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