2011年02月22日

タクシーに乗って客家語で会話?

所長(3歳)以下、芸風が異なる3名で運営している当ブログですが、現在研究員Aが体調を崩していることもあって、ここのところ毎回研究員Bがエントリを書いています。そのせいで、当ブログは幅の広さが売りのひとつ(?)にもかかわらず、時事ネタが続いています。すみません。間もなくAも復帰予定ですので、今しばらくお待ちを。

さて、前回のエントリ(「ギネス記録(?)の大きな「甜粄」」)でふれたように、農暦(旧暦)正月20日は、客家文化では「天穿日」と言うそうです。どういう由来の日なのかは前回のエントリで書きましたが、この「天穿日」は客家の人たちにとっては本当に重要な日らしく、客家の人たちや客家文化に関するニュースがよく報道されています。今年は、新暦2月22日、つまり明日(日付としては今日)がまさに旧暦1月20日にあたるので、ニュースも一層多いのですが、個人的に一番注目したものをご紹介。どういう話かというと――

2月22日に、台北市と新北市で「全國客家日」の広告が車体に貼られたタクシーに乗ると、運転手の人が客家語で話しかけてきます。いわく、「恁久好無?」。客家語で「最近好嗎?」という意味だそうです(まあ、How are youって感じでしょうか)。さあどうする?

これに、客家語で「恁仔細!」と答えることができればOK(要するに謝謝你 Thank you という意味だそうです)。めでたくそう答えられたら、(干支の)ウサギのちょっとしたプレゼントが運転手の人からもらえるそうです!

そういうキャンペーンが、「天穿日」に行われるのだそうです。そのやりとりのシミュレーションは、以下のニュース画像で見ることができます。

民視新聞「恁久好無? 講客語有禮物!」


「「母語」を話して買い物しよう!」というエントリで紹介したものとはまた違う形での、一種の言語のプロモーション活動で、なかなかユニークで興味深いものがあります。

なお、ウサギのプレゼントを大きい画像で確認したい方は、中央社の記事(「搭小黃說恁仔細 客家福兔送好運」)をご覧あれ。ちなみに「Q版客家福兔」とありますが、「Q版」とはQ=cuteだそうで要するに「かわいい」という意味。ウサギが着ている服が客家らしいといえば客家らしいのもポイント。しかしこのウサギのプレゼント、もらってうれしいというほどのものかというと、ちょっと微妙ですが(!)。

posted by 研究員B at 02:47 | Comment(2) | TrackBack(0) | 語学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今日台北にいるのであたったら試してみます。どきどき。
Posted by 直子 at 2011年02月22日 10:51
おおそうですが、ぜひお試しください。どのくらいこのタクシーが走っているのかわかりませんが。結果のご報告をお待ちしております!
Posted by 研究員B at 2011年02月22日 11:22
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/187147989
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック