2011年02月18日

英語表記の誤りいろいろ・台湾編

今回も、台湾のニュース由来の、やや小ネタっぽい話題をご紹介。

台湾政府の交通部は、駅や観光地、高速のサービスエリアなどで、各種標識の英語表記が誤っているものが多々みられるため、「誤った英語表記」の情報を広く一般に募集したそうです(公式サイト公式Facebook「雙語標示糾察隊 錯誤標示大募集」)。そんなキャンペーンをわざわざ政府がやるのかと思う人もいるかもしれませんが、やってみると多くの情報が寄せられ、交通部の所管ではない場所のものも含めると、100件以上の誤りがわかったとのこと。

というわけで、ニュース映像をどうぞ。記者会見には、夏克立も登場して解説してくれています。

民視新聞「「檸檬愛上玉」 英文標示錯很大」


公視晚間新聞「雙語標誌錯誤多 交部:一起來抓錯」


どういった「誤った英語表記」が見つかったのかというと、ニュース映像でもふれられていますが、以下のような感じです。中文→見つかった「誤った英語表記」→「正しい表記」または代替案、という順に示します。

●「肉包」: 
 ×「Fresh meat package」 ○「Steamed pork buns」

うーん、夏克立も言っていたけど、これだと生肉みたいですね。包子がpackageになるのか。

●「檸檬愛玉」: 
 ×「The lemon loves the Jade」 ○「Lemon Aiyu Jelly」

「愛玉」を文字どおりに訳そうとした例。こりゃ英語だけ見てもわけわかんないですね。

●「好菌多多」: 
 ×「Good fungus very much」 ○「Uni-President yogurt drink」

「好菌多多」はヨーグルトドリンクの商品名。忠実な訳なんですけどね(笑)。Uni-Presidentは企業名(統一)。

●「人蔘精華液」: 
 ×「person蔘 essence fluid」 ○「ginseng essence fluid」

中国語ネイティブの方からすると、ついつい逐語訳ならぬ逐字訳をやってしまいたくなるものなんでしょうか。

●「向前一步靠,廁所芬芳好」: 
 ×「One step closer,and the place smells good」

台北駅3階のトイレ(たぶん男性用)に書いてあったそうです(今ではもう修正されているそうです)。日本だと「一歩前へ」ぐらいかも。the place smells goodですか。うーん。

ところでこのキャンペーン、去年の9月から今年の1月末まで行われていたそうです。調べてみると、キャンペーン開始1か月ぐらいの時点で、早々に英語の間違いの例がたくさん見つかったらしく、既にいろいろ報道されていました。というわけで、去年11月のニュース映像も載せておきます。やはり夏克立が登場しています。

民視新聞「臉書糾察隊 揪「菜」英文標示」


「蛇と蜂に注意」という意味のつもりが、snakes(蛇)を間違えてsnacksにしてしまい「Watch out for snacks」(小心甜點!)になったり、「非請勿入」が「Don't in without visit」になったり(こりゃわからん)、「觀景注意安全」が「Beware of missing foot」になったり(こわいぃ)、まあいろいろあったようです(もっと事例をみたい方は、聯合報自由時報をどうぞ)。

昨日のエントリ(Makiyoの「日式英文」)だと日本風の英語の発音がネタになっていましたが、これをみると台湾も台湾だよな、とう気がしなくもありません。でも一方で、間違いを指摘できるぐらいの人って、台湾に比べて日本はまだ少ないのかもと思ったり、さらにはそもそもこういった間違いって日本にもきっと山ほどあるのでは(もしかすると日本の方が多いのでは)、と考えたり。まあ、どっちが上とか下とかいうのではなくって、間違い方も含めて複数の言語の交錯はおもしろいなあと、素朴に思いました。

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posted by 研究員B at 03:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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