2010年12月02日

日本で紹介された台湾の話題を探す+琉球新報

当ブログはtwitterアカウントを持っています(@okiraku_tw)。twitterでは、ブログの更新情報のアナウンスの他に、台湾に関するさまざまな「雑情報」をぺたぺた貼り付ける、というのを基本路線でやっています。もともと、ブログのネタ探しも兼ねて、台湾の情報を求めていろいろ検索していたので、その過程で見つかった情報を貼り付けてみようと考えたわけです。で、今回のエントリは、そうした「雑情報」をどうやって見つけるかについて、ちょっとご紹介。

とはいっても、既に主要な方法は以前このブログで書いています。「日本で報道された台湾のニュースを探す」というエントリでは、Googleの「ニュース検索」を使うという方法を紹介しました。現在twitterに貼り付けている情報も、大半はこれで見つけたものです。そのエントリから引用すると:

やり方は簡単、Googleで「台湾」と入れて検索して、画面上部の「ニュース」をクリックすればOK。そのままだと見にくいので、左側の設定リンクの中の「日本語のページを検索」と「日付順」をクリックすれば、検索結果が時系列で表示されるようになります(重複も多くなるけど)。下にリンクを置いておきます。
Googleのニュース検索で「台湾」を検索した結果(日本語ページのみ・日付順)

この方法は、「台湾」の2文字が含まれている各種記事について、とにかく広く網をかける方法なので、いろいろ網にかかって見つかるのは見つかるけど、こちらの関心と重ならないものもかなり多くなります(というか、そういうものが大半です)。例えば、先週まで開催されていた広州アジア大会の期間中は、連日各種目の結果の報道ばかりがヒットしてしまいます。仕方ないことですが、それはそれでやはり面倒。

実は、完璧とはいえないけど、同じGoogleのニュース検索で「台北」も検索してみると、「台湾」に比べて、かなり厳選された記事だけがヒットします(そりゃそうですね)。もちろんこの場合、台北以外の話題の情報は落ちてしまうことになりますが、他方で日本で報道される台湾の話題の多くが「台北」の話でもあるというのが実情なので、実際には思うほど検索語を変えてしまうことによる「漏れ」は多くない印象があります。

Googleのニュース検索はかなり広範にカバーしているので、メジャーな媒体でなくてもかなりの高確率でヒットします。芸能情報関係もよく載るサーチナやレコードチャイナといったあたりは、概ねこの検索でチェックすることができます。

あとは、通常の記事ではなくコラムという形で、現地の話題を紹介するものもあります。NNA.ASIAコラムのページは、ウィークデイは連日台湾(に限らずアジア各国)についてのコラムを発信しています。以前は毎晩直接このページにアクセスしていましたが、最近はこれもGoogleのニュース検索でヒットするようになりました。また、東京新聞の「世界の街から」というコラムのコーナーも、ときどき台湾のコラムが載っていたので、以前は更新日に覗いていましたが、今ではGoogleニュース検索でカバーされるようになったので問題なし。

ただし、一つだけ要注意な新聞があります。それは「琉球新報」。琉球新報は、毎週月曜日に「中国時報」と題したニュースを3つほどサイトに(紙面にも?)掲載するのですが、「中国時報」という名前の印象とは異なり、多くの場合台湾の話題をとりあげています。これは通信社の配信ではない独自の記事で、他では扱われない話題を報道していることも多く、なかなか貴重なのですが、1つ問題があります。それは何かというと、記事の中で「台湾」の文字がないことが多いという点です。

例えば、11月29日の記事「【中国時報】ジャンボタニシ、上海ガニの餌に 養殖業者が活用」。これはtwitterでは結局紹介しなかったのですが、台湾の洪明昌さんという人が上海ガニの養殖をしていて、農家が駆除に苦慮しているジャンボタニシがカニの餌になることに気づいたという話題。この記事の冒頭を引用すると:

雲林県に住む洪明昌さんは5年前、薬も人工飼料も使わない上海ガニの養殖を開始。試行錯誤の結果、農家が駆除に苦慮しているジャンボタニシがカニの好物であることが分かり、買い取りを申し出たところ、農家から問い合わせが殺到している。

いきなり「雲林県」とあるだけで、それ以上の場所の説明は一切なく、記事の文中に「台湾」の文字も一切ありません! おそらく大半の読者は「雲林」が台湾の地名であることを知らないので、大陸の話と思って読まれているのではないかと思います(それとも、琉球新報の読者は台湾の地名にたいへん詳しいとか???)。これはこれでGoogleのニュース検索でカバーされているのですが、「台湾」の2文字が記事中にないので、ヒットせず見落とされることになります。

上述したように、琉球新報の記事はよそにはない独自のもので、紹介する価値があることも多いのですが、こういう事情で検索でヒットしにくいため、少々面倒に感じつつも、毎週月曜日は琉球新報のサイトを覗くことになります。

【追記!!】
その後、twitterで@funayanagiさんから、琉球新報の記事の冒頭にある「【中国時報】」は、台湾の中國時報のことであって、その記事を翻訳して掲載しているのではないかというご指摘をいただきました。なるほど! 言われてみればその通りで、この「中国時報」とあの「中國時報」が同じものとは思い至りませんでした。多分そのまま記事を翻訳して掲載する契約になっているのでしょう(いちいち「台湾」という記載がないのはそのせいかと)。@funayanagiさん、ありがとうございました。
しかし、それはそれで思うことも。(1)直接台湾4大紙の一つと配信契約している日本の地方紙って、結構珍しいのでは。他にも例はあるんだろうか。(2)【中国時報】のタイトルで掲載される記事は、台湾だけでなく大陸の話題を扱うものもあります。ということは、琉球新報は台湾経由の大陸のニュースを日本語で読める貴重なメディア、ということなのかも???


それにしても、こうやって日々検索していると、日本各地の地方新聞で台湾の話題がたびたび登場することに気づかされます。台湾からの観光客の誘致、台湾のテレビ局の撮影隊の訪問、名産品の新たな輸出先としての台湾、高校などでの台湾の学生と日本の学生の交流などなど。九州や沖縄だけでなく、本当に北から南まで、日本のさまざまな地方がさまざまな接点を持っていることがよくわかります。ニュースとしては地味なものが多く、実際twitterに記事へのリンクを貼り付けてもアクセスはあまり多くないのですが、それでも地方新聞の話題がTLに並ぶのを見て、台湾と日本の確かなつながりの一面が、少しでも多くの人に感じてもらえれば何より。と、首都圏出身で地方在住経験のない研究員Bはしみじみ思ったり。

台湾についての情報収集の話をもうちょっと書くつもりだったけど、それはまた別の機会に。

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posted by 研究員B at 03:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | ネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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