この話題を、開催後に日本語で紹介したものは、現時点までに気づいた範囲では、「な〜るほど・ザ・台湾」の「今日のNEWS」だけです。そこで、台湾での報道をちらちら(中国語初級レベルなりに)見てみました。いくつか記事をリンクしておきます。
聯合報「高雄同志大遊行 站出來「好自在」」(動画もあり)
自由時報「高雄上千同志遊行 陳菊相挺」
NOWNews「高雄首屆同志大遊行 吸引逾3000人」
ニュースの動画は、上の聯合報のページのもの以外に、以下をみつけたのではりつけておきます。
パレードの参加人数は報道によって差があり、おおむね2000人〜3000人のようですが、この数字だけみれば、今年の東京のプライドパレードと同じぐらいでしょうか。
さ、この高雄のパレードでいくつか気になったのは:
1.
「花媽」こと陳菊・高雄市長がパレードに登場。会場ステージで、「尊重每一個多元的個體」「相愛是人權」などなど、多様性の尊重を謳う、シンプルだが悪くないメッセージを話したようです。こういう立場の人がLGBTにサポーティブだということの意味は、本当に大きい気が。そんな市長に、「花媽愛同志、同志愛花媽」というコールが投げかけられ、市長も「謝謝、花媽愛大家」と返す風景は感慨深いです。
2.
高校生のLGBTのグループも参加していた様子。規模は小さいのかもしれないけど、そういうグループが存在してパレードに参加するぐらいであるということが、やはり感慨深い。
3.
「LGBTの親のグループ」というのもあるそうで、その人たちもパレードに参加していたとのこと。
他にも何かわかったら、このエントリに追記するかtwitterでつぶやくことにします。