2017年08月12日

台湾親子留学2017 20日目―サマースクール最終日

3週間にわたった所長(10歳)のサマースクールも、とうとう今日が最終日。

最終日は発表会。スケジュールは以下の通り:

9時〜10時20分 ホールで発表会
10時30分〜11時30分 教室でポスターによる成果発表

早めに所長を教室に送り届けた後、研究員AとBはホールで待つ。去年は低学年クラスだったから、高学年クラスの発表会をきちんと見るのは初めて。どうなるかな。

発表は、レベルが下のクラスから順に行われた。入門クラスは、子どもたちが体で漢字を作り表現し(ゴルゴ松本の「命」みたいな)、
「これは何でしょう?」
と会場に問いかけるクイズ。正解した人にはお菓子をプレゼント、というのが台湾っぽい。(所長の中国語教室でも、全体会でクイズをやって当たった子にお菓子がバラまかれる、というのは定番)。

所長の初級クラスは、一人一人が自分の作ったクイズを出す。
「動物です。耳が長いです。跳ねます。人参が好きです。何でしょう?」
といった感じで。それぞれが自分で文章を考えたそうで、頑張ったなあ、と見ていてしみじみ。

中級クラスは自分の好きな台湾の食べ物の説明と、普段クラスでやっているワークを披露。男子の多いクラスだけあって、好きな食べ物は圧倒的に「火鍋」が多く、その理由が
「肉が食べられる!」
「アイスが食べられる!」
なのに会場から笑いが。後半のワークは、ホワイトボードに貼ってある単語を使って文章を作る、というもの。上手にみんなの笑いを誘うような文章を作る子供たちを見て、研究員Bが驚愕していた。

上級クラスはお芝居。フラミンゴ、ペンギン、きりんなどの動物が神様のところにやってきて
「なんで、自分は十二支に入れないの?」
と文句を言う。それぞれ十二支に加わるための競争に参加できなかった理由を訴えると、神様は
「それは仕方ない」
と、訴えた動物を次々十二支に加えていく。でもたくさん来るのでだんだん疲れてきて、最後に来た亀に、
「はいはい。十二支のことだろ。いいよいいよ、君も入れてやるよ」
と言うと、
「ありがとう。でも、僕、トイレの場所を聞きたかっただけなんだけど」
とゆ〜っくり答える、というのがオチ。会場、特に子どもたちが大爆笑で、所長も
「あれが一番面白かった」
と楽しそうに言っていた。

去年の低学年クラスは歌ったり踊ったりが多くてお遊戯会っぽかったけど、今年は確かに「成果発表会」。それぞれがそれぞれのレベルにあった出し物を、きちんと中国語を生かしてやっている。出し物の内容も、子どもたち自身がアイディアを出し、工夫をして決めたらしい。そうなると、段々、言葉を通してその子の人となりがうかがい知れるようになってくる。それが面白いなあと見ていて思う。

教室での成果発表は、子供たちがそれぞれ作ったポスターの展示。所長のクラスは「台湾」をイメージがそれぞれ描いたとのこと。みんな可愛くて面白い。

香港人のZちゃんの。

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これは誰のだっけ。たぶん、アメリカ人男子の。

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そして所長の。

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他の子がタピオカミルクティーとか101とか、いかにもな物を描く中で、なぜ一人、水源市場…。確かに毎日行ってたけどさ。君だけ現地の子みたいだぞ。

発表会が終わると、今日は授業なし。所長のクラスでは、ホワイトボードに的を作ってボール投げをしたり、互いのポスターを見てきゃあきゃあ言ったり、楽しそうに遊んでいる。

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コミュニケーションは中国語でちゃんととれている感じ。スマホを見ている子もいるけど、みんなで集まって遊べるようになったのは大進歩。発表会よりも、そっちの姿にじんと来る私。

その後、一度学校を離れて放課後に戻ってくると、所長は最後の二人。アシスタントの先生たちや、去年、担任だった先生に囲まれて満面の笑顔でゲームの最中。その間に所長をとてもかわいがってくれたアシスタントの先生にお礼を言いに行くと、涙を浮かべながら別れを惜しんでくれた。
「みんな、所長が大好きなんですよ。可愛くて、明るくて、前向きで。寂しくなります。」
ああ、所長ったら幸せ者。でも、去年担任だった先生にも、今年担任だった先生にも、所長はいっぱい褒めてもらった。
「まじめで一生懸命ですし、いつも友達を助けてあげていました。教室でも机を動かすとか、物を運ぶ時には進んで手伝ってくれたし。本当にいい子ですね」。

反抗期の入り口で、研究員AやBに対しては日に日に態度が悪くなっている所長。でも、学校ではちゃんとみんなのことを考え、一生懸命勉強に取り組んでいたんだな。だから、最後にお友達がいっぱいできたんだろうな。

自分の知らないところで一人頑張っていた所長の姿がちらっと見えた気がして、ちょっと安心する。良かったね、所長。すてきな人たちに囲まれた夏だったね。
「3週間だけの友達」
と昨日、寂しそうに言っていたけれど、きっと心の中ではずっとみんなつながっているよ。もう会えないかもしれないけど、この夏の特別な思い出は、みんな絶対に忘れないと思うよ。

【今日の研究員AとB】
昼まで学校にいたので、あまり遠出もできず。とりあえず昼は学校から少し歩いたところにある「莫宰羊」(大安台大店:台北市大安區新生南路三段28號)で羊料理。

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台湾で「羊」と言うと、いわゆる「羊」である場合と「ヤギ」である場合、どちらもあり得るらしいんだけど、これはどっちなのかしら。まあ、美味しいのでどっちでもいい! 台北らしい上品な「羊」料理なのです。

スープ最高。

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その後は、さくっと誠品信義へ。お土産とか狙ってた本とかごちゃごちゃ買い込み終了。所長がいないと効率よく回れて、かなり時間が短縮できた。




★お知らせ★
9月2日(土)に東京ウィメンズプラザで、おきらく研のイベント「台湾「親子留学」報告会」を開催します。詳細はこちらをご参照。ご関心のある方はぜひ!


posted by 研究員A at 01:13 | Comment(0) | 旅行:食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする